いばらき

茨城大学

国立大学 茨城県

茨城大学/理学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

理学科/数学・情報数理コース(学部計:205名)
理学科/物理学コース(学部計:205名)
理学科/化学コース(学部計:205名)
理学科/生物科学コース(学部計:205名)
理学科/地球環境科学コース(学部計:205名)
理学科/学際理学コース(学部計:205名)

所在地

1~4年:茨城

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●1学科6コース制による幅と厚みのある教育
●宇宙、地球、自然の謎を追い求めたいあなたに
●自然と科学の県・茨城の地域資源を最大限活用

科学と自然のまち・茨城のゼイタクな環境で、自然の謎をとことん追究!

【キャンパス】

水戸キャンパス

【学生数】

896名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

63名(2023年5月1日現在)

理学科/数学・情報数理コース

【講義・学問分野】

実数論、位相空間、測度と確率、代数学、幾何学、関数解析、アルゴリズム論、シミュレーション、ネットワーク概論、情報解析 など

理学科/物理学コース

【講義・学問分野】

力学、電磁気学、解析力学、物理数学、量子力学、熱力学、統計力学、素粒子物理学、物性物理学、課題別物理実験、核エネルギー基礎科学、宇宙物理学、相対性理論、宇宙物質学 など

理学科/化学コース

【講義・学問分野】

物理化学、分析化学、有機化学、無機化学、生化学、物理化学演習実験、生物物理化学、化学安全実験法、放射線環境化学概論、高分子化学 など

理学科/生物科学コース

【講義・学問分野】

細胞生物学、遺伝学、発生生物学、分子生物学、放射線生物学概論、生態学、分類学、生理・生化学実験、細胞・発生生物学実験 など

理学科/地球環境科学コース

【講義・学問分野】

地質学実験、大気科学、火山環境学、古生態学、惑星科学入門、地震学、太陽惑星圏科学、防災地質学 など

理学科/学際理学コース

【講義・学問分野】

学際理学入門、力学、電磁気学、無機化学、有機化学、動物生理学、細胞生物学、地球環境科学入門、地球情報処理実習 など

入学者・卒業者数

入学者数

218人
男女比
女子生徒数
63
男子生徒数
155
地元占有率
地元出身学生数
81
入学者総数
218

卒業者数

222人
就職者・進学者数内訳
就職者数
94
進学者数
110

学部の特色

1学科6コース制による幅と厚みのある教育

高等学校までの理科・数学の学びに対応した「数学・情報数理」、「物理学」、「化学」、「生物科学」、「地球環境科学」の5コースに、複数分野にまたがって学ぶ「学際理学コース※」を加えた計6コースを用意。それらが「理学科」としてまとまった1学科6コース制。分野横断を意識したカリキュラムを通した幅と厚みのある教育で、「理学スペシャリスト」を育成します。
※2025年度より名称を「総合理学コース」に変更し、カリキュラムも一部変更します。

宇宙、地球、自然の謎を追い求めたいあなたに

宇宙、地球、自然の謎を追い求めたいという探究派のあなたには、理学部がおすすめ!サイエンスに国境はなく、どこにいても世界の研究コミュニティとつながって、新たな自然法則の発見や真理の解明に貢献できます。学びたい、探究したいという学生のチャレンジには、教員たちが同じ科学者仲間として全力でサポートします。

自然と科学の県・茨城の地域資源を最大限活用

茨城は自然と科学が豊かな地域。とりわけ、物質の原子構造などを見るための量子ビームを利用できる大規模な大強度陽子加速器施設J-PARC(東海村)や高エネルギー加速器研究機構(つくば市)などの研究施設との連携が強いため、他の地域ではなかなか取り組めない研究も可能です。また、県北地域にある附属宇宙科学教育研究センターが管理している2台の電波望遠鏡では、世界中の天文台と協力して、ブラックホールの撮影などに成功しています。

学べること

理学科/数学・情報数理コース

高度な数学を学び、数学的な論理的思考力を身に付ける

どのプログラムでも、3年後期から適当な指導教員のもとで少人数(3人以下)のゼミが始まり、卒業までの1年半じっくり主体的に勉強します。 1、2年次の教育においては数学およびコンピュータの基礎を学修します。総花的な知識の習得ではなく、基礎学力を高めることを目標とし、 講義および演習・実習を通して、基礎からちみつに論理を組み立てていくことの重要さが身に付きます。3、4年次からは、数学プログラムと情報数理プログラムに分かれます。 数学プログラムでは、代数学・幾何学・解析学を柱とする、より高度な数学を学び、数学的な論理的思考力を身に付けることが目標です。情報数理プログラムでは、情報科学・コンピュータ科学・データ科学の手法を用いて、数理科学の問題の解決に至るまでの考え方を実践的に学ぶことが目標です。勉強に限らず、わからないことや悩み事について、先生方と直接相談できる時間も設けられています。

理学科/物理学コース

物理に必要な数学を身に付けるための練習や、難しい概念を自らの手で確認する場があり、きめ細かい指導を受けられる

1年生から2年生にかけては、古典物理学の理解を図ります。具体的には、力学、電磁気学、熱力学、波動について学びます。内容は高等学校で学んだものの発展ですが、現代物理学を学ぶ基礎にもなります。また物理を学ぶのと並行して、物理学で扱う現実世界を表現するのに必要な数学の基礎も学びます。2年生後期からは、最先端の物理学研究でも基礎となる量子力学、統計力学、相対論などを学びます。これらは、自然界の幅広い階層を理解し、素粒子・物性・宇宙といった各分野の最前線の知見を理解し活用していくために必要なものです。カリキュラムでは、講義だけでなく、演習や実験もふんだんに含まれます。物理学やそれに必要な数学を身に付けるための練習や、難しい概念を自らの手で確認する場を通じて、より確かな理解の獲得をめざします。これらの科目では、教員と密に触れ合いながら、きめ細かい指導を受けることができます。

理学科/化学コース

講義・演習・実験が一体となった学習法を導入しているので、基本的な化学知識と実験技術が確実に身に付く

化学コースでは、有機化学、無機化学、分析化学、物理化学、生化学を基幹とする体系的なカリキュラム(化学コアプグラム)をつくり、講義・演習・実験が一体となった学修法を導入して、基本的な化学知識と実験技術が確実に身に付きます。1年次では、主に基盤教育科目と理学基礎科目を受講します。特に微積分と化学を含めた理科の3分野を、基礎の基礎から勉強することが特徴。2年次以降では、基盤教育科目のほか、化学コアプログラムの理学標準科目(多くは必修)を履修します。必修科目が多くても、ついていけないことがないように、補習授業なども用意されています。4年次ではコース各教員の指導のもと、卒業研究で水戸発、世界初の研究を進めることになります。化学は、なんといっても体験を通して物質世界を実感する学問です。抽象的になりがちな講義内容を体感・経験を通して理解するために、実験をより充実させています。

理学科/生物科学コース

基礎生命科学分野、多様性生物学分野の両方の内容をバランスよく学ぶことができる

本コースでは、ゲノム生物学・細胞生物学・発生生物学などの基礎生命科学分野、系統分類学・生態学などの多様性生物学分野の両方の内容をバランスよく学べます。実験・実習・卒業研究など体験して身に付ける知識や技術に重点をおいたカリキュラムで、生物科学のしっかりした専門知識と技術とを習得できます。
1、2年次に生物科学の基礎となる基礎・標準科目群を主に学び、3年次以降はより高度で専門的な発展科目を中心に教育を受けることができます。3年次後期に配属研究室を決定し、4年次には、卒業研究として指導教員の研究分野に関連するテーマを1つ選び、専門的な研究と学習を行います。自分で実験や調査を計画・実行し、文献を調べ、問題を解決していきます。

理学科/地球環境科学コース

環境保全・自然の持続的開発・防災等、地球科学と密接に関連する分野の専門技術者として活躍できる

地球環境科学の全体像を把握できるよう、1年次に入門的な授業を受けられます。より専門的な授業は2年次以降に受けることになります。地球環境科学の多様な内容(地質学・鉱物学・地形学・地震学・大気科学・太陽惑星系科学など)を十分にカバーする授業体系が用意されています。また、実験や演習、野外実習に重点を置くのも本コースの特色です。自分で野外調査や観測を行い、そのデータを解析することを通じて、地球環境科学への理解を深めます。3年次進学時には二つの教育プログラムを選択します。一つは地球惑星科学プログラムで、地球環境問題や地球におけるさまざまな自然現象に対し、専門知識を生かし主体的に取り組める社会人をめざします。もう一つは地球科学技術者養成プログラムで、卒業後、環境保全・自然の持続的開発・防災等、地球科学と密接に関連する分野の専門技術者として活躍できる人材をめざします。

理学科/学際理学コース

複数分野の基礎の体系的履修により、学際性の高い領域に果敢に挑戦できる能力を修得する

高等学校までの理系基本科目は、物理・化学・生物・地学・数学の5つに分かれています。しかし、自然科学における学問領域の多くは、これら基本科目の複数にわたる範囲に拡がっています。学際理学コースでは、複数分野の基礎の体系的履修により、このような学際性の高い領域に果敢に挑戦できる能力を修得できます。これを実現し、かつ複数分野のどちらも中途半端とならないようにするため、学際理学コースには物理学、化学、生物科学、地球環境科学をそれぞれ主履修分野とする四つの教育プログラム「学際理学P」「学際理学C」「学際理学B」「学際理学E」があります。どのプログラムも、主履修分野とそれに関連の深い副履修分野とを組み合わせた科目群で構成されます。いずれのプログラムを選択しても、自然や物質の基本的性質を扱う分野である物理学・化学のいずれかが、主もしくは副履修分野に含まれています。これにより、様々な分野で柔軟かつ視野の広いアプローチが可能な能力が身に付きます。大学に入学し様々な分野をある程度学んでから、どの分野を主に履修するか選択できることも特徴です。
※2025年度より名称を「総合理学コース」に変更し、カリキュラムも一部変更します。

アドミッションポリシー

入学者に求める能力・資質

理学部は、自然科学に関する真理、原理、理論を論理的、かつ、合理的に理解することをめざす学部です。茨城大学理学部は、1学科6コース制を導入しており、理学科の中に数学・情報数理、物理学、化学、生物科学、地球環境科学、学際理学の6コースがあります。理学部では、各専門分野の学修を通して得られる高い専門知識だけでなく、幅広い知識と能力を身に付けるとともに、柔軟な思考力及び問題解決能力を有する「理学スペシャリスト」として、社会が直面する諸課題に積極的に取り組み、広く社会の発展に貢献することができる人材の育成をめざしています。
したがって理学部入学者には、以下の能力を求めます。
 1.(知識・技能)数学、理科の基礎知識及び論理的思考力を身に付けていること
国語、外国語、地理歴史又は公民の基礎的な知識も有し、論理的な文章を作成できること
 2.(知的関心)自然及び社会に起きている出来事に対する幅広い関心を有していること
 3.(思考力・判断力・表現力)これまでの学習と生活において、課題解決をめざして思考力・判断力・表現力を用いた経験がある、あるいはそのような経験をしたいという意欲を有していること
 4.(主体性)自然科学の分野において探求活動を行う意欲と主体性を有していること

問い合わせ先

【住所・電話番号】

〒310-8512
茨城県水戸市文京2-1-1
茨城大学 理学部 学務グループ
(029) 228-8335

【URL】

http://www.sci.ibaraki.ac.jp/

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