ならじょし

奈良女子大学

国立大学 奈良県

奈良女子大学/文学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

人文社会学科(60名)
言語文化学科(50名)
人間科学科(40名)

所在地

1~4年:奈良

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●少人数の授業と有機的に結びついたカリキュラムにより段階的に幅広く学ぶ
●110年を超える伝統の卒業生ネットワークで希望の進路をめざす
●理想のスリーステップ方式で学びを深める

本学部は、創立以来の女子高等教育の伝統に立ち、学際的視点を重視しつつ、人間・社会・文化にかかわる高度な専門教育を行います。これを通して、社会のさまざまな分野に積極的に参加する個性的な女性を育成します。
本学部では、外国語教育に力を入れています。英語のスキルアップにまい進する学生が数多くいて、英語の資格試験でも高得点を出している一方、第二外国語も積極的に学んでいます。他大学であれば2年かけて学ぶ内容の外国語を、週4回の集中的な訓練によって1年で学び終え、2年次からの専門的な学びに、そして早期の海外留学に、スムーズに入っていけるようになっています。海外の提携大学も充実しています。

【学生数】

689人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

52人(2023年5月1日現在)

【大学院】

人間文化総合科学研究科

人文社会学科

【講義・学問分野】

なら学、なら学実習、考古学概論、古文書学実習、社会学概論、地域社会学特殊研究、社会調査実習、文化社会学概論、文化とメディア特殊研究、日本美術史概論、東洋史特殊研究、西洋史講読、人文地理学概論、地理情報システム特殊研究、環境変遷史特殊研究 など

言語文化学科

【講義・学問分野】

ジェンダー言語文化学概論、国語学概論、日本言語文化学概論、英語学概論、英・米・仏・独文学テクスト論特殊研究、上代国文学特殊研究、近代国文学講読、中国文学講読、英文法講読、英・仏・独語コミュニケーション など

人間科学科

【講義・学問分野】

子ども文化学概論、比較教育学特殊研究、音楽と子ども特殊研究、人間存在論特殊研究、身体文化学演習、学習・言語心理学、教育・学校心理学、社会・集団・家族心理学、障害者・障害児心理学 など

入学者・卒業者数

入学者数

166人
男女比
女子生徒数
166
男子生徒数
0
地元占有率
地元出身学生数
14
入学者総数
166

卒業者数

158人
就職者・進学者数内訳
就職者数
117
進学者数
23

学部の特色

少人数の授業と有機的に結びついたカリキュラムにより段階的に幅広く学ぶ

少人数の講義や演習指導を通して、きめ細かな指導を実施。「基礎演習」から始まり、「概論」「特殊研究」「講読」「実習」「演習」などのカリキュラムが有機的に結びつきながら、4年次の卒業論文の執筆に至るように編成しています。学生と教員の距離も近いため、行き届いた指導が行われています。

110年を超える伝統の卒業生ネットワークで希望の進路をめざす

卒業後は、教職関係はもとより、一般企業・ジャーナリズム・公務員・IT関連企業などへも多数が就職しており、活躍の場は多岐にわたっています。創立110年を超える本学の卒業生ネットワークは海外にまで及んでいます。また、大学院人間文化総合科学研究科へ進学し、より高度な専門職に就くことも可能です。

理想のスリーステップ方式で学びを深める

[1年次]文学部の学生として、自由に授業を選択履修し、自分の進路についてゆっくりと考えることができます。
[2年次]3つの学科のいずれかに所属して、専門教育に関する幅広い基礎を学ぶことができます。
[3・4年次]学科内のいずれかの履修コースを選択し、専門教育を通じて卒業論文完成をめざした個別指導を受けることができます。

学べること

人文社会学科

高度な専門教育を通して社会のさまざまな分野で活躍する

歴史学・地理学・社会学からなる人文社会学では、古代から現代までの日本史・東洋史・西洋史をはじめ、自然地理学・人文地理学や地域研究、環境問題、家族・情報・文化などの社会学、さらには美術史や考古学も学ぶことができます。

【授業・講義】
なら学

人文社会学科を中心として、「なら学」という学問を展開しています。奈良は、京都と比べるとどこか地味に見えてしまうのですが、日本の歴史を、その起源から考えるうえで不可欠ですし、シルクロードを通じて世界とも繋がっています。また北には京都、南には吉野と紀伊山地という、地理的にも非常に重要な土地に位置しています。そして大仏と阿修羅像で世界から観光客を集めている、現代の社会と文化を体験するホットな場所でもあります。日本史、世界史、地理学、社会学、どの側面から見ても、「なら」というテーマは魅力的であり、「なら学」の講義は、とても人気を集めています。

言語文化学科

高度な専門教育を通して社会のさまざまな分野で活躍する

日本、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスおよびそれらの文化の及ぶ諸地域における「言語」と「文学」を中心に、さらに「文化現象」全般まで視野に収めて学びます。

【授業・講義】
ジェンダー言語文化学

言語文化学科を中心として、ジェンダー言語文化学を展開しています。社会的・文化的に作られた性差の問題を、文学や映画、民話など、種々のメディアを通して、日本とアジア、欧米という異なる文化的視点から考察しています。学生たちが積極的に参加している学びのひとつです。

人間科学科

高度な専門教育を通して社会のさまざまな分野で活躍する

社会と文化における人間と人間相互の生の営みに焦点をあわせ、教育学・人間学コースと心理学コースが連携しながら、人間とは何か?という問題について総合的に教育・研究を行います。

【授業・講義】
子ども教育専修プログラム

幼稚園・小学校の教員免許を取得するためのプログラムを設けています。このプログラム生は学校推薦型選抜でのみ募集します。免許取得に必要な科目を履修し、教員として必要な資質を身に付けるとともに、3年次以降は、「教育学・人間学コース」「心理学コース」のどちらかのコースに属して、専門科目について学びを深めます。コースの専門科目の学修と卒業論文作成を通して、高度な専門性を持った幼稚園・小学校教員を養成します。

アドミッションポリシー

文学部 ─ 入学者受け入れの方針 ─

【教育理念】
21世紀の日本社会は、複雑で困難な諸課題に直面しています。文学部では、とくに人間と社会にかかわる諸問題に取り組み、解決に導く能力を身につけるための高度な専門教育を推進しています。豊かな知性と感性を持ち、主体的に学び実践する女性が日本の社会を変えていくことを確信して、文学部では「社会への鋭い認識」「国際的視点に立った思考力」「人間への深い理解」を育むことを教育理念としています。

【求める学生像】
上記の教育理念に基づき、文学部は次のような資質および意欲をもつ学生を求めます。
(1)正確な知識をもとに、ものごとを論理的に表現する学力を培ってきた人
(2)多様な文化、現象に関心を持ち、自分自身で課題を見つけ出そうとする人
(3)教師や友人たちとともに学び、相互理解と共感を通じて、人間的な豊かさを求めようとする人

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