やまぐち

山口大学

国立大学 山口県

山口大学/理学部の詳細情報

吉田キャンパス

学科・定員・所在地

学科・定員

数理科学科(50名)
物理・情報科学科(60名)
化学科(40名)
生物学科(40名)
地球圏システム科学科(30名)

所在地

1~4年:山口

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●数理科学・情報科学・自然科学の基礎から最先端の応用まで学べる
●最先端機器を用いた演習・実験
●徹底した少人数での教育

自然への深い認識と、科学的・論理的思考法と技能を身に付け、社会のさまざまな課題に取り組む人材や教育者の育成をめざします。

【キャンパス】

<吉田キャンパス>山口市吉田

【学生数】

919名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

61名(2023年5月1日現在)

【大学院】

●創成科学研究科(博士前期課程)…基盤科学系専攻、地球圏生命物質科学系専攻 ●創成科学研究科(博士後期課程)…自然科学系専攻、ライフサイエンス系専攻

数理科学科

【講義・学問分野】

数理科学入門、微分積分学、線型代数学、集合と位相、データサイエンス技術・応用・発展、数理科学入門セミナー、数理科学基礎セミナー、数理科学発展セミナー、解析学、幾何学、代数学、応用数理、情報数理、確率・統計など

物理・情報科学科

【講義・学問分野】

学科共通/ロジカルシンキング、確率論、力学、電磁気学、プログラミングなど
物理学コース/統計力学、物性物理学、宇宙物理学、素粒子物理学など
情報科学コース/情報理論、信号画像処理、バイオインフォマティクスなど

化学科

【講義・学問分野】

有機化学(I~III)、無機化学(I~III)、分析化学(I、II)、物理化学(I~III)、有機化学実験、分析化学実験、物理化学実験、化学英語及び演習、量子化学及び演習、文献講読、特別研究など

生物学科

【講義・学問分野】

分子生物学、分子遺伝学、生物化学、生物物理学、遺伝子工学、細胞生物学、動物生理学、植物生理学、昆虫生理学、発生生物学、進化生物学、時間生物学、データサイエンス技術、生物学実験、生物学演習、特別研究など

地球圏システム科学科

【講義・学問分野】

地球科学、地学、地球環境学、地球資源学、岩石学、先端地球科学、堆積学、鉱物学、地球変動学、地史学、地学英語、地球科学実験、土木地質学、火山学、地球科学演習、鉱物素材科学、サイエンス実習など

入学者・卒業者数

入学者数

230人
男女比
女子生徒数
61
男子生徒数
169
地元占有率

卒業者数

195人
就職者・進学者数内訳
就職者数
109
進学者数
71

学部の特色

数理科学・情報科学・自然科学の基礎から最先端の応用まで学べる

理学部1号館

本学部は、数学・物理学・化学・生物学・地学・情報科学という6分野の理学領域で構成しています。自然科学的側面からさまざまな課題を解決するための能力を身に付け、自然との共生を図り、豊かな人類社会の実現に貢献できる人材の育成をめざします。最先端の理学研究を実践する教員の教育により専門知識を修得するとともに、山口県内の自治体や民間企業との連携活動や国際交流活動なども積極的に行っています。

最先端機器を用いた演習・実験

原子の世界から宇宙まで探求します

最先端の機器を使用する演習や実習を通して、座学で学んだ内容を実践し、より深く理解します。学内には総合科学実験センターがあり、機器分析実験施設、生体分析実験施設、アイソトープ分析施設、遺伝子実験施設など教育研究のための機器が揃う施設も充実しています。

徹底した少人数での教育

あなたの頭脳を徹底的に鍛えます

学生それぞれの個性を重視した、少人数での丁寧な教育を行っています。習熟度に合わせた細やかな指導を実践するとともに、教員と学生、学生同士の活発な交流によって、共同作業の円滑化や信頼関係の醸成、コミュニケーション能力の向上などを図っています。

学べること

数理科学科

論理的思考と柔軟な発想で未知の分野に挑む積極的な人材を育成

純粋数学、応用数学、情報数理など、幅広い数理科学の分野を学びます。1年次から少人数個別指導によるカリキュラムを編成し、物事を深く考え議論する能力を養います。数学的な専門知識だけでなく、確かな論理的思考能力を身に付け、柔軟な発想でさまざまな未知の分野に挑戦できる人材の育成をめざします。また、研究活動や教員採用試験対策など、学生による自主活動をサポートする体制も万全です。

【授業・講義】
1年次からの少人数制セミナーで、物事を深く考え議論する能力を養う

数理科学科では、専門科目の通常授業の他に、少人数指導セミナー(1年:入門セミナー、2年:基礎セミナー、3年:発展セミナー)を実施しています。入門セミナー・基礎セミナーは、学生が微分積分学、線型代数学等の基本的な概念を理解し、さまざまな概念の運用方法を習得することを目標としており、学生自らが理解できないことや曖昧な点をはっきりさせ、周りの学生や指導教員と活発に議論できるように少人数制で行われています。
3年次の発展セミナーは、系別と個別の2つのセミナーで構成されています。系別セミナーでは、代数学・解析学・幾何学の中から自分の専門分野を1つ選択し、それぞれの分野の基本事項を能動的に学びます。
個別セミナーでは、各指導教員のもとで研究テーマを選定し、4年次の卒業研究へ向けての準備を行います。
本学科では、学生が物事を深く考え議論する能力を養うために、これらのセミナー科目を配置しています。

物理・情報科学科

物理・情報科学科の入学から卒業まで
自然科学の発達や科学技術の進歩を支えてきた基盤的学問の物理学と、未来の情報社会を支える新しい学問の情報科学の融合

物理学と情報科学の基盤となる知識を体系的に学ぶとともに、自然現象を定量的に解析するための数量的スキルを身に付けます。2年次後期からコースに分かれて、より専門性の高い知識を学びます。
また、講義で得た知識を実践的な演習や実験を通して身に付けます。
物理学コースでは、素粒子、物質、そして宇宙のあらゆる自然現象を支配する基本法則を探求するための知識を学び、実験を通して分析力や思考力を養います。
情報科学コースでは、人工知能・機械学習や画像処理、通信技術、バイオメカニクスなど情報化社会を支える新しい情報処理やデータ解析手法を探求するための知識と技術を学びます。

【授業・講義】
物理学と情報科学、およびその基盤となる数学の基礎知識から専門知識までを体系的に学べる

全ての学生が専門を学ぶうえで必要な数学と力学では、能力別クラス編成を行なっています。
また、電磁気学、情報科学概論、プログラミング言語/演習、数値解析を学びます。論理的な思考力を身に付けるためにロジカルシンキングや論理学も学びます。
物理学コースでは、熱力学、統計力学、量子力学の物理基礎を学んだうえで、物性物理学、素粒子物理学、相対論、宇宙物理学などの物理専門科目を学びます。
情報科学コースでは、データ構造とアルゴリズム、形式言語とオートマトンなどの計算機科学や、情報処理技術やデータ科学の基盤となる情報理論、情報ネットワーク、信号画像処理、さらに、バイオインフォマティクス、計算モデル論を学びます。

化学科

未来社会の礎となる物質をDesignするために物質の成り立ちを探究し本質を解き明かす

物質を司る「化学」はこれまでと変わらず今後も社会に不可欠な学問であり続けます。化学科では、化学一般に関する基礎を学びつつ、物理化学、有機化学、無機化学、分析化学のうちいずれかについてより発展的な学士力を身に付け、「化学」を起点に社会に強く貢献できる学士を輩出します。

【授業・講義】
ゆっくりと着実に~知識・技術の習得と探究心の育成~

1年次は、教養科目や化学以外の自然科学を広く学びながら、理系社会人に必要な教養を身に付けます。2年次では、専門的な講義と学生実験が始まり、高校で学習した化学と卒業研究で必要になる専門知識の間を少しずつ埋めていきます。知識や技術に加えて、研究において必要な、自らの力で探求しようとする興味や意欲を育む期間にもなります。3年次前期になると、化学科全教員が研究について説明する講義も始まります。毎週一人の教員が担当し、さまざまな研究室に所属しながら、研究に必要となるより高度な専門科目や基礎技術習得のための準備を始めます。4年次は教員のもとで卒業研究を進めながら、4年間で積み重ねた知識や技術、教養や興味と意欲のバランスを調整しながら学士取得に向けて実践を積みます。

生物学科

ミクロからマクロまで、おもいっきり「生き物」と向き合います

ミクロ(分子・細胞レベル)からマクロ(個室・生物圏レベル)まで。
多様な研究分野を専門とする教員陣が、最先端の研究の世界にいざないます。
生物学の学びに重要な遺伝子・細胞・微生物・動物・植物・生態・進化の各分野を網羅する教育・研究組織で運営され、本学の時間学研究所の時間生物学分野を加えた12の教育・研究分野で構成されています。

【授業・講義】
生物学の基礎的・専門的な講義に加え、趣向を凝らした生物学実験を通して、生命の本質を理解し、生物学の未解明な謎に挑みます

1年次は全学共通教育科目を中心に履修し、2年次から生物学科の専門科目の講義が始まります。基礎的な講義に加え、専門的な講義、さらにはデータサイエンスに関する応用的な講義・演習など、生物学の多岐にわたる学問分野を学びます。2年後期からは各教員の専門性に基づく趣向を凝らした生物学実験・演習が始まります。さまざまな生き物に直に触れ、顕微鏡を用いた観察や、遺伝子・タンパク質などの分子を対象とした解析、野外における生態実習など、幅広いテーマの実験に取り組む中で、自分の興味・関心を絞ります。
3年次後期からは研究室に所属し、研究活動をスタートさせます。各自が培ってきた生物学への興味・関心に従い、研究室を選択することができます。配属後は研究材料の維持管理法ならびに基本的な実験操作法などを学びます。また、演習における原著論文の発表・議論を通して、研究の基礎を身に付けます。4年次からは本格的に卒論に取り組み、最先端の生物学の未解明な謎に挑みます。

地球圏システム科学科

地球の環境・物質・資源、防災などに関わるシステムを解明し、社会に役立てる能力を養う

鉱物や資源、地球環境、生物進化、岩石、地殻変動や防災などの分野を幅広く学ぶとともに、野外の実習により地球や自然を体感しながら研究を深めます。また、さまざまな資格取得も可能であり、特に国家資格である「技術士補」を取得できる、国内でも数少ない地球科学系学科です。
「地球環境科学コース」は、日本技術者教育認定機構(JABEE)に認定されており、技術士補の資格にふさわしい高い専門知識と調査技術とを修得するために、地球科学と地域地質に関わる分野を学びます。
「環境物質科学コース」では、地球科学の専門知識を修得するとともに、社会で活用できる幅広い知識と科学的で柔軟な思考力を身に付けます。

【授業・講義】
百聞は一見にしかず! ~1年次「基礎セミナー」「地球科学実験」

1年次に開講される「基礎セミナー」(前期)と「地球科学実験」(後期)では、地球科学の基礎を身に付けるために山口県内のフィールドに出かけて岩石や地層を観察したり、室内で化石や鉱物の標本を用いた実習を行います。
“地球科学の教科書”といわれる山口県では、さまざまな種類の地層や岩石を身近に観察できるため、本学科のカリキュラムはそれを大いに活かしたものとなっています。
高校で地学を履修していなかった新入生も「地球科学入門 I.II」などの講義で地球科学の基礎知識を学ぶことができるので心配はいりません。地球科学の楽しさや意義を座学だけでなく、実際に目で見て、手に取って学べるのが本学科の特色です。

アドミッションポリシー

理学部の教育理念・目標

専門的な知識・技術とともに、科学的論理性および柔軟で創造的な思考法を身につけ、現象の普遍性を明らかにすることができ、 人類や地域社会の発展に寄与・貢献できる人を育成します。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

◆吉田キャンパス/〒753-8512 山口市吉田1677-1 理学部 入試担当係(083)933-5210

【URL】

https://www.yamaguchi-u.ac.jp/sci/

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