さが

佐賀大学

国立大学 佐賀県

佐賀大学/芸術地域デザイン学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

芸術地域デザイン学科/芸術表現コース(55名)
芸術地域デザイン学科/地域デザインコース(55名)

所在地

1~4年:佐賀

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●多彩な表現が学べるカリキュラム
●有田キャンパスから世界へ、世界から有田キャンパスへ
●地域創生の実践-表現から文化財の保存

「地域貢献」をキーワードに、日本の芸術文化を支え、新たな付加価値を生み出す人材と、自ら芸術を創造し表現する人材を育成します。「芸術表現コース」と「地域デザインコース」を設置し、地域社会の未来に貢献できる実践力を磨きます。

【キャンパス】

本庄キャンパス、有田キャンパス

【学生数】

490名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

23名(2023年5月1日現在)

【大学院】

地域デザイン研究科

芸術地域デザイン学科/芸術表現コース

【講義・学問分野】

◎美術・工芸/知的財産権学、アートと科学、図法、現代美術概論、染織工芸I・II・III、工芸理論、日本画I・II・III、西洋画I・II・III、彫刻I・II・III、漆・木工芸I・II・III、金属工芸I・II、デザイン基礎、材料学など
◎有田セラミック/陶磁史、唐津焼演習、釉薬化学概論、食と器、陶磁特別演習I・II、陶磁成形技法I・II・III、装飾技法I・II・III、ロクロ成形I・II・III、陶磁マーケティング、セラミック原料化学、セラミック焼形、陶磁器産業論、CAD/CAM I・II など

芸術地域デザイン学科/地域デザインコース

【講義・学問分野】

◎地域コンテンツデザイン/知的財産権学、工芸理論、コンテンツデザイン、視覚伝達デザインⅠ、映像デザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ、情報デザインⅠ・Ⅱ・Ⅲ、デザインプロジェクト演習、コミュニケーションデザイン演習など
◎キュレーション/博物館経営論、博物館資料保存論、博物館展示論、博物館情報・メディア論、博物館教育論、キュレーティング基礎、キュレーティング応用Ⅰ・Ⅱ、アートプロデュース論、アートプロデュース演習Ⅰ・Ⅱ、博物館学外実習、アートマネジメント特別講義など
◎フィールドデザイン/地域再生論、社会政策、フィールドデザイン演習Ⅰ・Ⅱ、エリアスタディー演習Ⅰ・Ⅱ、都市空間論Ⅰ・Ⅱ、地域再生デザイン学、地域資源論、地域雇用政策論、アートマーケティング論、ヘリテージマネージメント演習など

入学者・卒業者数

入学者数

117人
男女比
女子生徒数
97
男子生徒数
20
地元占有率
地元出身学生数
15
入学者総数
117

卒業者数

114人
就職者・進学者数内訳
就職者数
79
進学者数
14

学部の特色

多彩な表現が学べるカリキュラム

1年次は芸術表現と地域デザインの分野を超えたクロス型学習に学生全員で取り組みます。 芸術に関わることを幅広く学び、芸術的感性を持つマネジメント人材、マネジメントを理解できる表現者を育てます。2年次より専門分野の実習科目を学びの柱にしていきます。3年次には専門分野を深めながら、有田キャンパスプロジェクトや国内外芸術研修などで、地域社会の中でより実践的なことを行い、専門分野を社会の中に生かす力を養います。

有田キャンパスから世界へ、世界から有田キャンパスへ

日本の磁器発祥の地で陶磁器文化を学ぶ有田キャンパスでは、 長く窯業に携わってきた人間国宝の客員教授を迎え、陶磁器の歴史と培われてきた技術に直に触れながら学ぶことができます。また、海外留学生も積極的に受け入れて、共に学び、グローバルな視点で地域と歴史を理解して陶磁器文化を創造することで、焼き物産業の未来を開拓していける人材を育てます。

地域創生の実践-表現から文化財の保存

地域にある資源をどのように活用すれば地域創生につながるのかを、実際にフィールドワークを行って研究していきます。地域の協力を得て、地域資源を生かした企画を展開し、それらの活動を情報発信する手法も学びます。また、存在を世間に伝えて文化財として保存していく活動など、芸術的観点からの地域創生のための活動を行います。
◎芸術で世界を開く
ドイツのハレ・ブルク・ギービヒェンシュタイン芸術デザイン大学やオランダのアイントホーフェンデザインアカデミーと国際交流があり、学生の交換留学を行っています。 海外の優れた陶磁器生産技術やブロダクトデザインに触れ、互いの表現活動や研究活動について議論することで、グローバルな視点を養います。加えて、アルメニア・リトアニア・イタリア・インドネシアなどとも学術文化交流を実施しています。海外からの交換留学生を受け入れているSPACE-ARITAプログラムでは、さまざまな国からの交換留学生が学生と共に陶磁器による表現を学んでいます。

学べること

芸術地域デザイン学科/芸術表現コース

芸術でつなげる、芸術でつながる

本コースは、「美術・工芸」「有田セラミック」の2つの分野で構成されます。1年次に、地域デザイン基礎/芸術表現基礎(前期)、芸術表現A,B(後期)など幅広く芸術全般を学ぶ科目が設定されており、幅広い見識と柔軟な思考を身に付けることができます。その後、2年次より自ら選択する専門分野での実習科目が学びの柱となります。分野毎に、発想方法、技術修得、材料・歴史の知識などの基礎的な内容から、オリジナルの表現へと繋がる応用的な内容まで、段階的に専門性を深めることができるカリキュラムが組まれています。

【授業・講義】
陶磁マーケティング

「陶磁器」と聞くとどのようなイメージをもつでしょうか?「伝統のある」、「芸術的な」、「毎日使うもの」など人によってさまざまだと思います。本講義では、使う人、買う人の立場に立った「もの創り」という視点(=マーケティング思考)から「陶磁器」を考えていきたいと思います。本授業はPBL(Product-Based Learning 製作基盤型学習)を導入し、受講生が陶磁業界の現状や窯業産業の抱える課題をみずから考え、その課題に対して新商品、あるいは既存商品の修正といった具体的な製品戦略を考えたり、マーケティング戦略を企画・立案したりすることによってマーケティングを理解し、実践できるよう講義を行います。

芸術地域デザイン学科/地域デザインコース

デザインするのは、地域の未来

本コースでは、学芸員、公務員(自治体のまちづくりや観光関連部署等)、文化財保護、企業(建築、設計、不動産等)、マスコミ、TV局などで活躍する人材を養成します。国際的にも活躍できるスキルを身に付けるため、語学教育(英語、初修外国語)や外国のエリアスタディーにも力を入れます。
専門とする領域は、博物館学、美術史、アートキュレーティング・博物館資料保存論、アートプロデュース、芸術経営・流通論、エリアスタディー、考古学、都市地理学、都市デザイン、異文化コミュニケーションなど多岐にわたります。博物館実習などの実習科目においては、佐賀大学美術館や有田キャンパスなどを活用し、独自の教育を行います。

【授業・講義】
地域再生論

中心市街地とともに中山間地域においても地域再生(地域活性化)は今日的な重要な課題です。地域再生を図るために必要な既存の関連学問分野を横断的に理解することをめざします。衰退の激しい佐賀市中心市街地や過疎化が進行した脊振の中山間地域の現状を正しく把握するとともに、各地で行われている実践的な活動を理解することにより、いかなる再生策が必要であるかを学びます。

アドミッションポリシー

芸術表現コース

〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
芸術表現コースで学ぶにあたって大きく3つの事を意識してください。
1つ目は「活力」です。芸術が果たしてきた役割を学びつつ、これからの社会とどのようにつながることが出来るかを想像してください。主体的な自己が生まれ、同時に活力を生み出す事が出来ます。
2つ目は「理知」です。身の回りの現実に起こる出来事に興味を持ち、気になる事に少し立ち止まりながら知識を深めてください。様々な分野の事が複雑に関係している世界の様々な兆候を見逃さない感性が育まれ、理知へと発展します。
3つ目は「発信」です。自分の好きなものや気になることを誰かに積極的に伝えてください。それは活力と理知を伴って社会への発信へ変わります。これらの事を入学前から意識することで、より有意義な大学生活が送れるはずです。
上記のことに加え、自らの学習活動や取り組みなどを通して、周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで、本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。

地域デザインコース

〈入学志願者に求める高等学校等での学習の取り組み〉
地域デザインコースで問われるのは、芸術表現の技能・巧拙ではありません。地域デザインコースにおける4年間の教育課程を確実に修得するためには、高等学校で履修する教科・科目を広く学んでおくことが重要です。特に、国語、英語の基礎的な学力を有していることが求められます。
これらの幅広い基礎的な学力をもとに,自分の考えを分かり易く、文章や絵、図表などを多角的に組み合わせることで口頭で表現できる企画力、発想力、表現力が必要です。将来、国内・海外の文化芸術振興、あるいはまちづくり、地域創生等に貢献できる人材となるためには、地域社会にとどまらない幅広い視野と強い関心を持つことも重要です。読書などを通して知識教養を深めるとともに、大学入学前にボランティア活動や学校内外での諸活動など、地域や社会全般に関わる何らかの実践を経験できる機会があれば、積極的に挑戦することを期待します。
上記のことに加え、自らの学習活動や取り組みなどを通して、周囲の学生にも良い刺激をもたらすことで、本学科の教育・研究活動を活性化できる「主体的に学ぶ態度」を持った学生を歓迎します。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

●本庄キャンパス/佐賀市本庄町1番地
●有田キャンパス/佐賀県西松浦郡有田町大野乙2441-1
学務部入試課 0952-28-8178

【URL】

http://www.art.saga-u.ac.jp/

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