ふくいけんりつ

福井県立大学

公立大学 福井県

福井県立大学/生物資源学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

生物資源学科(45名)
創造農学科(25名)

所在地

1~4年:福井

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「生物」を学び、生物を利用して社会に役立つ研究を行う
●生物資源の持続可能な利用を学ぶ「生物資源学科」
●農のゼネラリストをめざす「創造農学科」

動植物や微生物などの「生物」について学び、それを利用して社会に役立てる研究を行っています。

【キャンパス】

永平寺キャンパス・あわらキャンパス

【学生数】

312人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

31人(2023年5月1日現在)

【大学院】

生物資源学研究科

生物資源学科

【講義・学問分野】

生物学、化学、遺伝学、生化学、生物物理化学、分析化学、微生物学、土壌学、育種学、生態学、科学英語、生物物理化学実験、微生物学実験、技術者と企業 など

創造農学科

【講義・学問分野】

食農環境・文化概論、食農環境実習、果樹園芸学、蔬菜園芸学、花卉園芸学、先端農業技術活用論、育種学、食品化学、食品衛生学、農業インターンシップ など

入学者・卒業者数

入学者数

76人
男女比
女子生徒数
43
男子生徒数
33
地元占有率
地元出身学生数
38
入学者総数
76

卒業者数

47人
就職者・進学者数内訳
就職者数
31
進学者数
15

学部の特色

「生物」を学び、生物を利用して社会に役立つ研究を行う

「生物」は、私たちを健康にする食の生産、自己組織化を介した物質のリサイクル、機械ではまだ不可能な再生可能エネルギーの高効率利用など、多様多彩な驚きの機能を示します。本学部では、こうした生物に学び、時に化学を使い、実験室やフィールドで研究を行うことで持続可能な世界の構築に貢献できる人材の育成をめざしています。

生物資源の持続可能な利用を学ぶ「生物資源学科」

生物資源学科では、化学と生物を基礎として生物資源の利用について広く学びます。その対象は、植物はもちろん、微生物、酵素、これらが作る有用物質も含まれ、医薬品や食品機能成分、農業資材、工業用薬剤に関する実験技術も学べ、さまざまな製造業で活躍するのに役立つ知識・技術を修得できます。そのため、農業系学科としては製造業に就く割合が高いことも特徴です。

農のゼネラリストをめざす「創造農学科」

食・農・環境について創造的かつ実践的な経営感覚を体得し、地域を元気にできる起業家精神を備えた「農」のゼネラリストになるための教育を展開。「生物資源開発研究センター」をメインキャンパスに、「教室」「実習圃場」「農産物の産地」が近在することにより、「農」と密接なかかわりを持つ環境で学ぶことができます。

学べること

生物資源学科

少人数体制のもと、最新設備を活用し生物資源の可能性を探究

〈学びのポイント〉
(1)多彩な教員による少人数教育
教員1名当たりの学生数が約2名の少人数教育により、密度の高い研究・教育指導を受けることができます。応用生化学、分子機能学、分子生物学、植物資源学と幅広い領域で、各自の興味に合ったテーマで卒業研究に取り組むことができます。
(2)最新の実験装置と充実した研究設備
質量分析装置や遺伝子分析装置など最新の実験装置があり、圃場、大量培養施設、実験動物施設などを活用して研究・教育を行っています。また、産学連携拠点としてバイオインキュベーションセンターを有し、企業との共同研究に取り組んでいます。
(3)研究成果の発信を通じた深い学び
基礎および応用研究で得られた成果を国内外の学会で広く発信しています。学生の学会発表も盛んで、優秀賞や学会賞などを受賞する演題も増えています。こうした機会は大学での研究生活をより充実させるものとなります。
(4)実社会での研究開発や製造に関する学び
民間企業の研究開発担当者による講義や企業の見学を通して、企業において行われている研究開発、製品化、生産について学ぶ機会を提供しています。これらは就職における進路の選択にも役立ちます。

創造農学科

食・農・環境を総合的かつ実践的に学習

〈学びのポイント〉
(1)農(食・農業・環境・文化・生活)に関する幅広い知識と技術を学びます
実体験する実習を中心としたカリキュラムにより、将来、さまざまな分野で活躍するうえで欠かせない、幅広い知識と技術が身に付きます。
(2)自ら考えて課題を解決する能力を養います
実習や研修で実体験すると、さまざまな疑問や課題が生まれます。それらについて自然に自ら考え、課題を解決するノウハウが身に付きます。
(3)コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を養います
実習や研修では、さまざまな人と会い、会話し、考えることが必要となり、自然と高度なコミュニケーション能力が身に付きます。また、課題解決の提案や報告では、常にプレゼンテーションが必要となり、高度なプレゼンテーション能力が身に付きます。
〈想定される進路〉
(1)「食と農」に関連する生産・加工販売や農業ビジネスの分野/農作物生産(個人・法人・企業)、施設園芸・植物工場、農作物商社、食品会社、農作物・花卉販売、6次産業 など
(2)「食と農」に関連する開発・研究の分野/種苗会社、農業機械メーカー、食品開発会社、農業施設・資材開発会社、研究者 など
(3)「 環境」に関連する分野/環境アセスメント・コンサルティング会社、緑化会社 など
(4)「食と農と環境」に関する政策立案・教育指導の分野/自治体等の行政機関、教員、農業協同組合 など

アドミッションポリシー

〈求める学生像〉

生物資源学部の教育目標に従い、求める学生像や、大学入学までに身につけておくべき教科と科目に関して、次のように定めます。

●生物資源学科
微生物から高等動植物まで多様な生物に興味と関心を持ち、分子から生物、さらに生態系にまで及ぶ広範な対象を取り扱う科学分野の勉学に強い意欲を持って取り組むことができる学生、生物資源にかかわる知識と技術をもとに、地域社会、日本、世界の人々の幸せのために将来働く意欲と希望を持った学生を求めます。
生物資源学を大学で学ぶためには、高等学校等において、国語、英語、数学、生物、化学の基礎学力の習得が必要です。

●創造農学科
「食と農と環境」に興味と関心を持ち、関連する様々な体験をしたいという意志があり、将来、この分野で活躍しようという意欲と希望を持つ学生を求めます。
創造農学科で学ぶためには、高等学校等における幅広い基礎学力が必要です。さらに、自分の考えを自分の言葉で表現でき、他者と適切にコミュニケーションがとれるよう努力することが重要です。

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