いしのまきせんしゅう

石巻専修大学

私立大学 宮城県

石巻専修大学/人間学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

人間文化学科(40名)
人間教育学科(40名)

所在地

1~4年:宮城

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●「文化」と「教育」から人間を理解し、人間を創る
●人間と地域の文化的創生の学びや、保育と教育の現場力・実践力を学ぶ
●学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

人間学部は、「人間文化学科」「人間教育学科」の2学科を設け、文化の振興を担う人材や将来を担う子どもに対する教育ができる人材の育成をめざしています。

【学生数】

228名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

26名(2023年5月1日現在)

人間文化学科

【講義・学問分野】

[異文化理解・芸術文学コース]異文化コミュニケーション論、日本文化論、英米文化論、文化研究、メディアアート論
[地域社会支援コース]社会学、地域社会論、社会教育学、福祉学、心理学

人間教育学科

【講義・学問分野】

人間教育学科
[保育所・幼稚園モデル]保育学、幼児教育学、保育の心理学、医療保育、保護者支援、音楽表現、言語表現、身体表現
[小学校モデル]学校教育、幼児教育、心理学、英語教育、理数教育、防災教育

入学者・卒業者数

入学者数

47人
男女比
女子生徒数
21
男子生徒数
26
地元占有率
地元出身学生数
34
入学者総数
47

卒業者数

67人
就職者・進学者数内訳
就職者数
58
進学者数
0

学部の特色

「文化」と「教育」から人間を理解し、人間を創る

本学部は、人間が創り出した文化と人間の原点である教育を柱とする人間の理解に関する教育研究を通じて、人間存在や人間特性と多様な価値観理解のもとに、人間支援や地域支援の観点から共生社会を支える人材を広く社会に輩出することで、地域社会の発展と向上に貢献することをめざしています。
そのため、現場で活用できる実践的な能力を獲得できるように、教育課程を「基本教育科目」と「専門教育科目」から編成しています。「基本教育科目」では、養成しようとする知識や能力に基づき、具体的な教育目標を立て、その教育目標に対応する科目群により構成。また「専門教育科目」では、専門分野における基礎的な知識を体系的に理解することを目的として、主要分野に関する基礎的な知識の習得を重視するとともに、各専門分野に結び付く幅広い内容や専門性の習得に加えて、理論的知識や能力を実務に応用するスキルの習得といった観点をふまえたカリキュラム編成となっています。

人間と地域の文化的創生の学びや、保育と教育の現場力・実践力を学ぶ

人間文化学科は、ことばや芸術、生活、社会などの横断的な教育研究を通じて、人間の文化を多角的な視点から研究。現代文化や社会文化構造を考察し、地域の文化や生活、社会に貢献する人材を育成します。
言語、文学、暮らし、食、地域などで構成される文化を「ことばと芸術文化」「生活と地域文化」の2つに区分し、学生の多彩な興味や関心にも対応しながら、知識をより深めていきます。また、地域を学び場とした課題解決型の実習を行い、課題解決力、コミュニケーション力、表現力などを身に付ける実践的な授業を展開します。
人間教育学科は、地域の保育施設、幼稚園、小学校と連携し、1年次から教育現場で実践的に学びます。定員40名の少人数教育で、学習・教育実習・学生生活などについて相談しやすい雰囲気づくりをしています。3年次からは研究室に所属し、教科教育学・保育学・心理学などの専門性を高めることができます。
また、大学独自の「採用試験対策講座」により、2023年度教員採用試験、保育士公務員試験は、過去最多の合格者数でした。小学校教諭一種免許状、幼稚園教諭一種免許状、保育士資格のほか、認定心理士、児童指導員など、教育や福祉分野で活躍できる資格取得も可能です。

学科の学び+αの学び「学科間ジョイント・プログラム」

他の学部・学科の専門的な授業を受けることで将来のキャリアに役立つ知識を身に付けられる「学科間ジョイント・プログラム」を導入しています。
◆人間学部 所属学科+他学科 = 異分野の知見を修得
・人間文化学科+経営学科[観光学、ホスピタリティ論、観光開発論]
=地域の文化振興に観光面からも貢献できる力
・人間教育学科+情報マネジメント学科[マルチメディア通信論、データベース論、情報システム設計論]
=情報システムの専門知識を持った教育者
・人間教育学科+生物科学科[基礎物理学、基礎化学、基礎生物学、多様性生物学]
=理科に強い小学校教員
・人間教育学科+生物科学科、機械工学科、情報電子工学科[微分積分、線形代数]
=理科・数学に強い小学校教員
・人間教育学科+人間文化学科[総合英語演習I、総合英語演習II、英語翻訳入門I、英語翻訳入門II]
=英語力を備えた小学校教員

学べること

人間文化学科

人間と地域の文化的創生を学ぶ

人間と人間が生み出した文化について、言語、芸術、地域、生活などの側面から多角的に学ぶことで、地域社会の文化的な創生をめざす学科です。卒業研究のテーマは、日本および諸外国における文化・文学・芸術に関する研究から地域社会や地域支援に関する調査研究まで幅広い分野にわたります。

■異文化理解・芸術文学コース
<異文化理解と芸術文化について幅広く学び、地域における文化の振興と発展に貢献できる人材を育成するコース>
異文化に関する多角的な知識とそのためのツールとなる諸言語(外国語教育を含む)の運用能力、文学を含む芸術一般に関する幅広い知識を身に付けます。これらの知識をもとに、文化に関する各種情報を収集・分析し、その成果を的確に発信する力や、地域における各種文化振興に主体的に取り組む姿勢と能力を育てます。将来的には観光業など国際交流・サービス業、美術館・博物館など各種文化施設、文化関連NPOや自治体における地域の文化振興、英語教育の分野に貢献することが期待されています。

■地域社会支援コース
<地域社会に関する幅広い知識と諸技能を修得し、地域社会の問題解決と支援に貢献できる人材を育成するコース>
地域社会に焦点を当て、コースの基幹分野として地域における社会教育や産業、政策について学ぶとともに、周辺科目として福祉学・心理学の分野からも体系的に学びます。これらの知識をもとにさまざまな課題研究を行い、地域社会の現状と課題について多面的に理解し、地域社会の問題解決に向けた提案ができる力を養います。将来は自治体、生涯学習関連施設、市民センターなどにおける活動を通し、地域の発展や地域における各種生活支援に貢献することが期待されています。

【授業・講義】
社会調査論

人々と社会のありようを質的・量的に捉え、その傾向を分析して行政施策や地域社会の生活シーンにいかすことが社会調査の意義です。
社会調査論は、社会(地域)調査の方法について学び、分析力を高める実習が行われます。まず講義で社会調査の歴史と方法、実際に行われた各種調査・アンケートや統計などをもとに具体的に学び、調査の目的や仮設の立て方、調査の実施、データの集計・分析など社会調査を行うための基礎力を身に付けます。
特に社会や地域を把握し、問題を発見し解決する方法としての地域調査・社会調査に関する理解を深めて、調査・分析の基礎を形づくります。また、調査は人々や地域を対象としていることから、調査対象やデータの取り扱いなど、プライバシーに配慮した調査の実施が重要になります。
こうした知識のもとに、3・4年次では学外での調査実習に取り組み、どんな調査をするか、テーマと対象は学生たちの興味と関心を尊重して進めます。

人間教育学科

教育全般の幅広い知識を学び、教育現場で活躍できる人材を育成!

地域の小・中学校に拠点校を配置し、学校のしくみや教育のノウハウを実践的に学びながら、教育全般の幅広い知識を身に付け、これを地域の教育の場や福祉活動に生かすことのできる人材の育成を目標としています。本学科では保育士資格、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状のほか、児童指導員(任用資格)、認定心理士など、教育や福祉分野で活躍できる幅広い資格取得が可能です。

■保育所・幼稚園モデル
乳幼児期の保育のあり方について理解し、保育所、幼稚園などにおいて保育・教育活動に従事する人材を養成するモデルです。1年次から石巻圏域の保育所・幼稚園で乳幼児心理や発達について体験的に学ぶことができるほか、「気になる」子どもや保護者支援についても実践的に学ぶことができます。ピアノについては初心者でも安心して学べる少人数教育を実施し、豊かな表現力を身につけます。将来的には保育所や幼稚園、認定こども園、児童養護施設などでの活躍が期待されます。

■小学校モデル
幼児期から児童期の教育のあり方について理解し、小学校および幼稚園で教育活動に従事する人材を育成するモデルです。1年次から石巻圏域の小学校を訪問し、学校教育の現場に触れることができます。幼少接続に関する理解を深め、授業や生徒指導に生かせる知識・技術を身につけることができるほか、英語や理科、数学についての専門的な学修を通して幅広い科目に対応する指導力を高めます。将来的には小学校や児童館、幼稚園、教育関連産業(スポーツ施設、塾、出版など)、幼児や児童の心のケアにあたるNPO法人などでの活躍が期待されます。

【授業・講義】
保育内容(音楽表現)

自分の言葉、自分の感性で新しい「子どもの歌」を創ってみる。その感動が自身を成長させ、未来の力となります。「音楽の力」を教育・保育の現場でいかせる人間になるための講義です。
実践研究として、学生自身が「郷里の言葉」や成長過程で獲得した「自分の言葉」、個々の経験をいかして新しい「子どもの歌」の作詞・作曲に取り組みます。創り上げる過程で「自他の感性の違い」を知り、音楽の構成や音のしくみ、音楽の構造について学び理解を深めることができます。
「子どもの歌」の完成後、曲のイメージに沿う写真を学生自身が撮影したり、曲を保育の現場に持ち込み、実際に実習などで使って子どもの反応を見たり、現場の保育士の感想を聞いたりします。こうした「生きた経験」と「感動」によって、将来「音楽の力」を保育・教育の現場にいかせるようになります。
求められる新しい子どもの歌を創ることにより、学生は子どもたちを想い、音楽を理解する力を身に付け、ピアノや楽器の演奏能力も自然に高まっていき、芸術の持つ力に親しんでいきます。それが保育・教育の「現場で活躍する力」となり、学生自身を大きく成長させていきます。

アドミッションポリシー

人間学部 入学者受入れの方針

[本学の学生受け入れの方針と入学時に問われる能力(全学部共通)]
1.本学の建学の精神である「社会に対する報恩奉仕」と、それを現代的に捉え直した21世紀ビジョンである「社会知性の開発」を理解したうえで、本学での学びを強く望んでいる。(学修態度)
2.高等学校における学習によって、本学での学修に必要な基礎学力を有している。(知識・技能)
3.物事を複数の視点から多面的に考察し、合理的な判断を導くことの大切さを理解している。(思考・判断・表現)
4.「現代の国語(国語総合)」で到達すべき程度の言語能力をそなえ、自らの考えを的確に表現できる技能がある。(知識・技能)
5.社会、教育、文化、人間、自然科学、工学技術などにかかわる諸問題に深い関心を持ち、社会に積極的に貢献する意欲がある。 (関心・意欲)
6.他者の立場や考えを理解し多様性を尊重する意思を持ちながら積極的に他者とかかわる意欲がある。 (関心・意欲)
以上に示す入学時に問われる能力を広い視点から評価し、個々の学生がもつ多様な能力を評価できる入学者選抜制度を設ける。

[求める学生像]
人間学部 人間文化学科
1.十分な基礎学力と技能を有し、本学科の教育内容とその特色をよく理解している。
2.他者の多様な意見を受け入れる柔軟な理解力と論理的な思考力を身につける意欲がある。
3.自己の知識や技能をもとに地域の課題を自ら発見し、その解決に向けて探究しようする強い意志がある。
4.言語や芸術を含む文化全般について主体的に学ぶ意欲を有するとともに、地域が直面する諸課題に地域の人々とともに取り組む姿勢をそなえている。

人間学部 人間教育学科
1.十分な基礎学力とコミュニケーション能力を有している。
2.子どもの成長と教育、保育や福祉に関わる意欲をもっている。
3.生涯を通して子どもの成長について主体的に学び続ける姿勢・態度を持っている。
4.地域が直面する諸課題に地域の人々とともに取り組む姿勢をそなえている。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

宮城県石巻市南境新水戸1
入学試験係
(0225)22-7717(直)

【URL】

https://www.senshu-u.ac.jp/ishinomaki/

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