こくさいいりょうふくし

国際医療福祉大学

私立大学 栃木県/千葉県/東京都/神奈川県/福岡県

国際医療福祉大学/福岡保健医療学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

看護学科(60名)
理学療法学科(50名)
作業療法学科(30名)
医学検査学科(80名)

所在地

1~4年:福岡

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●関連の基幹病院、福祉施設と一体となった充実の教育環境の下で学べる
●独自のカリキュラム「関連職種連携教育」、必修の「海外研修」が特長
●国家試験合格率は毎年全国平均を大きく上回っている

福岡県で初の理学療法士、作業療法士を養成する大学として、2005年に福岡保健医療学部を開設しました。隣接する関連病院内に最先端の医療用シミュレータ機器を揃えた「福岡シミュレーション医学センター」や、最新の検査機器が揃った「臨床微生物・遺伝子検査研究センター」を設置し、充実した教育環境の下、最新の知識と高度なスキルを身につけた看護師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師を養成します。

【キャンパス】

大川キャンパス

【学生数】

912名(2023年5月1日現在)
※言語聴覚学科(2023年度より募集停止)の人数含む

【専任教員数】

69名(2023年5月1日現在)

看護学科

【講義・学問分野】

看護理論、看護技術論、フィジカルアセスメント、地域・在宅看護論、小児看護学実習、成人・老年看護学実習、リプロダクティブヘルス看護学実習、精神看護学実習、災害看護論など

理学療法学科

【講義・学問分野】

解剖学、生理学、人間発達学、運動学、救急医学、神経学、整形外科学、スポーツ理学療法学、呼吸器系理学療法学、理学療法評価学、神経系理学療法学、義肢学、臨床実習など

作業療法学科

【講義・学問分野】

解剖学、生理学、運動学、作業工程技術学、地域生活支援論、中枢神経疾患作業療法学、高次脳機能評価法、精神疾患作業療法学、認知障害作業療法学、小児作業療法学、コミュニケーション技術論、地域ケアシステム論、総合実習など

医学検査学科

【講義・学問分野】

解剖学、微生物検査学、病理検査学、臨床化学検査学、血液検査学、生理検査学、シミュレーション医学検査演習、超音波画像検査学、臨床検査統計学など

入学者・卒業者数

入学者数

229人
男女比
女子生徒数
156
男子生徒数
73
地元占有率
地元出身学生数
121
入学者総数
229

卒業者数

210人
就職者・進学者数内訳
就職者数
201
進学者数
5

学部の特色

関連の基幹病院、福祉施設と一体となった充実の教育環境の下で学べる

隣接する福岡県南部地区の中核病院で、本学の臨床医学研究センターの高木病院には、最先端の医療機器がそろった「臨床微生物・遺伝子検査研究センター」「福岡シミュレーション医学センター」が設置されているほか、大学周辺には「柳川リハビリテーション病院」「柳川療育センター」など多くの関連施設があり、学生の実習病院として最大限に活用されています。

独自のカリキュラム「関連職種連携教育」、必修の「海外研修」が特長

現代の医療現場で不可欠と言われる「チーム医療・チームケア」。本学の「関連職種連携教育」の大きな特長は、学生による学部・学科横断のチームを作り、実際に医療現場で実習を行うことにあります。こうした学びが実現できるのも、医療福祉の総合大学であり、多数のグループ関連病院・施設を持つ本学だからこそです。また、大川キャンパスでは海外保健福祉事情I(講義)、II(海外研修)を必修化。約2週間の海外研修を実施しています。

国家試験合格率は毎年全国平均を大きく上回っている

本学部では国家試験合格に向けて、国家試験対策模試や到達度確認試験を実施するなど万全のサポート体制を整備。学生の力量を把握した効果的な指導を実践し、全国平均を大きく上回る合格率を維持しています。
2023年3月卒業生の場合、
理学療法士100%(87.4%)
作業療法士100%(83.8%)
臨床検査技師92.3%(77.6%)でした。
※( )内は全国平均

学べること

看護学科

高度な看護実践力を修得し、多様な時代に対応した看護の役割を開拓、創造できる看護職を養成

看護職として活躍するフィールドは、病院、地域住民の健康を守る仕事、国際的な医療支援、ビジネスなど、多岐にわたります。大切なのは、「看護学」を学んで、将来何を実現したいかです。そこで、本学科では、一人ひとりの目標に向けて、個別性のある学修支援を展開。看護師・保健師の資格取得のためのきめ細かな指導を行っていきます。
[POINT]
(1)多様な関連実習施設で看護実践能力を修得
(2)関連職種連携教育や海外研修など幅広く・奥深い学び
(3)一人一人のキャリア形成に向けた学修支援
〈取得可能な資格〉
看護師(国)、保健師(国、選択制・定数あり)、第一種衛生管理者(国、保健師資格取得後申請)、擁護教諭二種(保健師資格取得後申請)

【授業・講義】
 

◎早期体験実習/1年次前期に「地域・在宅看護論実習I(対象理解)」、「小児看護学実習I(保育所)」、1年次後期に「基礎看護学実習I(生活支援)」を学び、看護の対象への理解を深め、専門職への動機づけの学修意欲を高めます。
◎地域・在宅看護論実習I(対象理解)、II(地域療養支援)、III(継続看護)。
◎福岡シミュレーション医学センターの活用。
◎関連職種連携教育の充実。

理学療法学科

新しい領域でも活躍できる「次世代の理学療法士」を養成

理学療法士は、ケガや病気からの回復をめざす従来のリハビリテーション分野はもちろん、健康支援、プロスポーツや国際競技大会のサポートなどの領域へ活躍の場が広がっています。そのため、理学療法士には、多様な患者のニーズ、身体機能、生活の質を見極め、問題を共有し解決するための専門的な知識と技術が求められます。本学科では、こうした新しい領域でも活躍できる「次世代の理学療法士」を養成するためのカリキュラムを展開しています。
[POINT]
(1)実践を意識したカリキュラム
(2)科学的な思考力と探究心を育む環境
(3)チューター制度による個人指導

【授業・講義】
学修した知識・技術を臨床現場で応用できる、実践を意識したカリキュラム

◎神経系理学療法学/中枢神経疾患の中でも、脳血管障害は理学療法の対象となる頻度の高い疾患の一つです。片麻痺の病態、検査、測定、評価、理学療法治療について学びます。
◎運動系理学療法学/代表的疾患(肩・股・膝関節疾患、脊髄損傷、関節リウマチ、末梢神経損傷、熱傷)について病態、評価、理学療法治療について学びます。
◎検査・測定実習/理学療法診断学で学修した検査・測定の知識・技術を整理します。そのための学修計画をグループごとに立案し実行。また、障害を想定した検査・測定の実践的な進め方を学びます。
◎臨床実習/教員と臨床実習指導者が連携した実践教育を行います。病院・施設などで実習経験を積みながら、理学療法士としての実践力を養います。
〈取得可能な資格〉
理学療法士(国)、公認初級・中級パラスポーツ指導員、福祉住環境コーディネーター

作業療法学科

暮らしを科学的に分析し、生活の再構築に生かす。生きる力を支える<作業療法士>になる

作業療法士は、身体または精神に障害のある方々が自立し、心豊かな社会生活を送ることができるように支援する医療専門職です。
機能回復を促すだけでなく、前向きに生きる力をサポートする技能も求められます。
本学科では、人間が「生きていくこと」の意義に重点を置き、障害のある方への深い理解や共感するこころを育み、作業活動や検査手技など具体的な作業療法を修得していきます。
[POINT]
(1)地域の病院・施設との連携により実践力・応用力を高める実習制度
(2)コミュニケーションスキルの修得と向上に向けた教育
(3)学年担任制・IG制度の導入による学内教育
〈取得可能な資格〉
作業療法士(国)、福祉住環境コーディネーター

【授業・講義】
豊かな人間性の育成を目的としたカリキュラム

◎基礎運動機能評価法/治療・介入方法を決定するために必要な身体機能評価の一つ。障害となっている原因を探るため、関節可動域・徒手筋力検査・感覚検査等の理論を学修し、その技術を修得します。
◎作業療法評価学各論/さまざまな評価の手法を学ぶとともに、対象となる人の身体面・精神面・発達面など多角的に障害を評価し、治療に必要な作業療法計画立案までを学修します。
◎評価実習/3年次後期に実施される学内実習。身体障害・精神障害・発達障害の3領域に分かれ、これまで学修した運動学、評価学、障害学等を統合して、評価(患者さんの状態を把握すること)の実施過程や思考過程を体験します。
◎総合実習/4年次に実施される長期間の臨床実習。大学と臨床現場との連携を図り、作業療法士として必要な対象者への対応力・問題探索力・実践力などの総合力を修得します。

医学検査学科

高度先進医療を支える医学検査のスペシャリスト。次世代の<臨床検査技師>をめざす

画像診断技術が飛躍的に進歩し、遺伝子検査技術を用いた診断の導入も予想される臨床検査領域では、極めて専門性の高い臨床検査技師が求められています。
本学科では、充実した遺伝子検査学実習が可能な「臨床微生物・遺伝子検査研究センター」や、超音波検査や生理検査等の臨床検査に対応したシミュレータ教育を行える「福岡シミュレーション医学センター」等を活用しつつ、臨床検査の専門分化に対応するためのカリキュラムを編成。最先端医療機器の知識・技術を修得できる環境で国際的に活躍できる人材を養成します。
[POINT]
(1)臨地実習教育の充実
(2)遺伝子検査の教育を徹底
(3)生理学的検査の能力を修得
(4)国際的に活躍する人材を養成
〈取得可能な資格〉
臨床検査技師(国)、食品衛生管理者、健康食品管理士、遺伝子分析科学認定士、医用質量分析認定士

【授業・講義】
実践的な講義・隣地実習で、先端医療技術を修得

◎遺伝子検査学/遺伝と染色体・遺伝子の基礎について、さらにその検査技術の原理と実際について、また遺伝情報の倫理的取扱いについて学修します。
◎病理検査学/医療従事者として患者さんの病態を正しく把握するために必要な病理学の総論的知識、すなわち全ての臓器に生じうる基本的病変や主要な疾病について、原因、発生機序、生体や組織の変化、経過や転帰、予防といった一連の過程を学びます。
◎生理検査学実習/各種生理機能検査を、機器を使用して相互被験者を測定し、それぞれの検査結果を計測・分析して臨床的な考察も行います。被験者への検査説明など、検査の円滑な進行のために必要なことを学び、卒業後に医療現場で役立つ技術を修得します。

アドミッションポリシー

各学科の求める学生像

〈看護学科〉
1.求める学生像
本学が入学者に求める要件を十分理解し、看護職者として、豊かな感性、コミュニケーション能力を発揮して人間理解に努めるとともに、国際的感覚を持ち、創造的に課題解決に取り組むための自己研鑽・自己開発の基礎能力と方法を身につけ、自らの健康を大切にしつつ、「共に生きる社会」の実現に貢献することが期待できる人

2.看護学科の入学者に求める要件
1)知識・技能
高等学校の教科科目を通して修得した基礎知識と語学力による読解力・文章力・コミュニケーション能力、主として理数系科目により身につけた論理的な思考力、科学的な理解力を有していること。
2)思考力・判断力・表現力
看護学を学ぶにあたり、相手を思いやり、誠実な人間関係を築くための柔軟な発想力と寛容性、個人・家族・地域社会のつながりや仕組みについて理解し考え行動できる思考力・分析力・判断力及び表現力を有していること。
3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
看護職者として本学の基本理念及び教育理念を理解し、「共に生きる社会」の実現をめざして、多様な人々の生き方・暮らしについて興味を持ち、看護学の学びを通じて国内外の保健・医療・福祉分野の発展に貢献する意志を持ち、主体的に学修を進める意欲と多職種の役割を理解し協働する態度を身につけていること。

〈理学療法学科〉
1.求める学生像
本学が入学者に求める要件を十分理解し、理学療法士として、豊かな心、コミュニケーション能力、新しい知識の追求に向けた関心や意欲を持ち備え、日々進化する保健・医療・福祉分野における高度化・専門化及び国際化に対応し、学びを深めるための客観的・科学的な分析・判断力を養うことが期待できる人

2.理学療法学科の入学者に求める要件
1)知識・技能
高等学校時代の教科・科目等に相応した基礎知識と技能にあたる語学系科目の修得を通して身につけた読解力、文章力、コミュニケーション能力、また、理数系科目の修得を通して身につけた論理的な思考力、科学的な理解力を有していること。
2)思考力・判断力・表現力
保健・医療・福祉分野における新しい知識を学ぶための積極的な意欲を有し、継続的な努力を惜しまず、他人を思いやる寛容性及びコミュニケーション能力、学修で得た知識・技能をもとにした客観的な思考力及び理解力、筋道を立てて科学的に考えることができる分析力及び判断力を有していること。
3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
本学の基本理念及び教育理念を十分理解し、理学療法士として「共に生きる社会」の実現に寄与すべく、地域とのつながりを大切に考えることができ、保健・医療・福祉分野の発展に貢献したいという強い意志を持ち、積極的に自ら研鑽し、また相手の立場に立って物事を考え多職種と協調的に連携を図る態度を身につけていること。

 

〈作業療法学科〉
1.求める学生像
本学が入学者に求める要件を十分理解し、作業療法士として、豊かな人間性と自己研鑽の意欲を兼ね備え、日々進化する保健・医療・福祉分野に対応し、他者と協働しながら課題解決する力を養うことが期待できる人

2.作業療法学科の入学者に求める要件
1)知識・技能
高等学校までの教科・科目やボランティア活動・課外活動を通して、作業療法とその関連領域についての学修を主体的かつ協調的に展開できる、基礎的な知識と技能を有していること。
2)思考力・判断力・表現力
保健・医療・福祉分野の課題解決に対して強い関心を持ち、論理的に思考・分析・判断し実行する力と他者との協働の基礎となるコミュニケーション能力を有していること。
3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
「共に生きる社会」の実現に貢献したいという強い意志を持ち、他者を尊重し思いやる豊かな人間性、物事に対して誠実に向き合う態度を身につけていること。

〈医学検査学科〉
1.求める学生像
本学が入学者に求める要件を十分理解し、臨床検査技師として、豊かな心、コミュニケーション能力、臨床検査医学に対する明確な目的意識を持ち、日々進化する保健・医療・福祉分野における高度化・専門化及び国際化に対応し、医療の発展に寄与する意志を持つ人

2.医学検査学科の入学者に求める要件
1)知識・技能
高等学校時代の教科・科目等に相応した語学系科目の修得を通して身につけた読解力、文章力、また理数系科目の修得を通して身につけた論理的かつ科学的な知識と技能を有していること。
2)思考力・判断力・表現力
保健・医療・福祉分野における新しい知識を学ぶために主体的に行動し、継続的な努力を惜しまず、他人を思いやる寛容性及びコミュニケーション能力、科学的根拠に基づいた思考力や適切な判断力を有していること。
3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
本学の基本理念及び教育理念を十分理解し、臨床検査技師として「共に生きる社会」の実現に寄与すべく、多様な価値観の理解と異文化を認知し、相手の立場に立って多視点で物事を考え、多職種と連携を図る態度と保健・医療・福祉分野の発展に貢献したいという強い意志と責任感を有していること

問い合わせ先

【住所・電話番号】

福岡県大川市榎津137-1 
九州地区入試事務室 
(0944)89-2000

【URL】

https://fukuoka.iuhw.ac.jp/

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