大妻女子大学/志望理由

私は中学生の頃から地域や社会とのつながりに関心があり、地域のボランティア活動や防災シンポジウムなどに参加していました。この経験を仕事に生かそうと具体的に考えたことはなく、将来就きたい職業など明確な夢と言えるものは無いまま、今まで過ごしてきました。しかし、この少しの興味関心をきっかけに現在の大学の学びを選択し、学びを深めたことで社会課題に常に目を向け、解決するための積極的なアプローチができる人になりたいという夢ができました。自分の小さな想いや興味関心を大切にすることが大事だと思います。

知人の勧めで大妻女子大学のオープンキャンパスに参加し、初めは対面で感じた教授や学生の人柄のよさ、施設やキャリア支援の充実さに惹かれ、受験したいという気持になりました。そして学部や学科を調べていく中で、「家族」「地域・社会」「自然環境」という生活に関わる3つの領域を総合的に学ぶと同時に、体験学習などの実践的な学びから未来のライフデザインを追求することができるという点が、漠然と社会に目を向けている自分に合った学科だと感じ、志望することに決めました。

未来のあるべき日本のライフスタイルを都市生活者の観点から構想・デザインすることが、ライフデザイン学科の学びと今の社会が深く結びついている点だと考えます。現代はモノがあふれている便利な世の中ですが、モノが充実していることが豊かな生活につながるとは限りません。現代社会で日本が抱えている社会課題や現状を学び、理解を深めたうえで、質的に充実した生活、持続可能なライフスタイルを構想し続けることが今後の社会でも求められる思考や資質だと思います。