北里大学/私のイチオシ

幼い頃から自分の手で人の命を救う医師の姿に強い憧れがあり、「手術をするお医者さんになる！」という夢がありました。進路を決定する時期になってもその気持ちは変わらず、外科医になるために医学部医学科を志望しました。
これまで履修した中で最も興味深かった専門科目は予防医学系です。産業医についての講義や実習が印象的でした。産業医の役割は、企業や工場の従業員が健康に就労できるように支援することです。医療系とは異なる業界でも、医師としての知識を活かせる職業があることを初めて知りました。産業医の資格を取得すると他の科を専門にしながらでも従事できるため、将来の選択肢の一つとして考えるようになりました。

「病院体験当直」というカリキュラムを経験した時、小児科でNICU（新生児集中治療室）を見学しました。両手の中に収まるくらい小さな新生児が一生懸命呼吸をする姿に接し、言葉では表現できない気持ちになりました。今でも鮮明に思い出せるほどの生命力の強さを感じて、「小児外科医になり未熟児をサポートしたい」と強く思うようになりました。

充実した施設と地域の基幹病院が附属しているという魅力的な環境は、北里大学を選んだ理由の1つです。相模原キャンパスは、東京ドーム約7.5個分の敷地面積に地域の基幹病院を附属しているほか、実践的な講義を可能にする最新設備が整った臨床教育研究棟、他学部の学生と交流ができるラウンジ、19万冊の蔵書数を誇る図書館などがあり、学習環境が充実しています。また、2024年夏には医学部新校舎が完成予定となっています。