たいしょう

大正大学

私立大学 東京都

大正大学/私のイチオシ

古典文学を読み解き歴史や文化的背景を考察し、自分の解釈を確立する

顔写真
文学部 日本文学科 3年 奥山実礼さん 東京都・東洋女子高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

中学生の頃から、国語便覧に載っている平安時代の調度品やかさねの色目を見ることが好きで、当時の華やかな文化に興味を持っていました。高校に進学してから古典文学にも興味を持つようになり、学校の図書室にあった初心者向けの本を何冊も読んで、その世界観に夢中になりました。この読書経験がきっかけで、大正大学の日本文学科で古典文学について学びたいと考えるようになりました。

この学問のココが面白い!

高校生の頃は初心者向けの本を読むだけで、作品の内容やおもしろさを理解した気になっていました。しかし、読書は学問への興味の入口にはなっても、完全な学修にはなりません。古典文学であれば、編集者の解釈によって意訳がなされていたり、短くまとめるために本文が省かれていたりすることもあるからです。本は、読者にどう読ませるかを作り手が決められますし、途中を省けばその分、話の印象は変わってしまいます。記憶は思考の足掛かりになるので、どれだけ広く本文を読めるか、それを覚えていられるかによって、考察の質も変わります。
高校までの学びとは異なり、自分がどれだけ広い視野、深い考察を備えられているかどうかが、その作品の本質や新しい解釈の発見にもつながるのではないかと感じています。

キャンパスのお気に入りスポット

私がオススメしたいのは、日本文学科閲覧室です。ここには、大型の辞書や、古典のことばを説明した注釈書をはじめとする専門的な書籍、著名な作家の全集など、日本文学科の学びに関連した本がそろっており、優秀卒業論文集も閲覧できます。ゼミナールなどの授業や、日本文学科関連の研究会などでも使用されますが、授業などで使われていないときは、学生は自由に利用することができます。

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