大正大学/私のイチオシ

高校までとは違う学びに触れたいと思い、仏教学コースを選びました。野球部の活動と勉強を両立するのは少し大変ですが、初めて学ぶサンスクリット語や仏教的な考え方に少しずつ理解が深まる過程を楽しんでいます。瞑想をルーツとしたマインドフルネスなど、アスリートの中には仏教の考え方をメンタルトレーニングに取り入れる人もいますが、私も仏教の考え方に触れたからか、大学に入学してから素直に振る舞えるようになりました。仏教学コースの友人たちは心が広く穏やかな人が多いので、自分のメンタルを見つめ直す、いい機会になっています。

大学で初めてサンスクリット語を学びましたが、語学力の向上とともに資料や文献を読む力も高まり、仏教的な考え方への理解が深まってきたと感じています。初めは苦労もありましたが、教員が細やかに指導してくれるので、安心して学ぶことができます。仏教への理解が深まる中で視点も広がり、入学前からもっていた日常生活における仏教的な儀式への興味を発展させ、卒業論文では「仏教における死生観」をテーマに研究を行う予定です。授業で実際の経本に触れる機会もあり、そのような体験も考察に反映したいと考えています。

私がオススメしたいのは、8号館の2階から4階にある図書館です。授業で発表があるときは、図書館へ行き集中して事前準備に取り組むことが多いです。それから、授業で扱っている漢文を読み、読めない・書けない漢字があったときは、図書館にある旧字・漢字の辞書を引くようにしています。
また、私は野球部に所属しており、活動場所である埼玉校舎のグラウンドは、ストレスなく野球に集中できる環境です。仲間も先輩も優しく、日々レベルアップをめざして活動を行っています。