東京家政大学/卒業後の進路
大好きなアパレルの世界に品質評価の立場で関わる
卒業後の進路:検査機関
家政学部 服飾美術学科 2017年3月卒業
A.I.さん
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
服作りがしたくて服飾美術学科に進学しましたが、繊維素材の実験の授業がおもしろく、もっと素材の勉強がしたいという思いが強くなっていきました。東京家政大学は先生方との距離が近く、授業でわからないことがあるとよく研究室に行って質問をしたものです。そのため先生方の研究活動にも関心を持ち、卒業後は被服整理学研究室の助手を5年間務めました。その経験が現在の検査機関で品質評価を行う仕事に就くきっかけになりました。
キャリア選択のポイント
被服整理学研究室の助手をしていたときに、授業補佐や学生指導のほか、研究活動にも取り組んでいました。
現在、私は品質評価の中でも生地の寸法変化率の測定や、洗濯による外観や変退色などの変化の判定に携わっています。客観的で信頼性の高い検査分析を行うプロセスは、研究活動を通して培ってきたものです。
今後の夢・目標
品質評価の仕事では、評価対象と向き合うだけでなく、顧客であるアパレルメーカーの要望や消費者のニーズの変化に敏感であることも必要です。業界のトレンドや繊維の知識を常にアップデートしながら、専門性を高めていきたいと考えています。アパレルはグローバルな産業です。将来的には英語を勉強して、海外の文化や状況にも幅広く目を向けて学び、仕事に生かしていくことが大きな目標です。