とうきょうやっか

東京薬科大学

私立大学 東京都

東京薬科大学/志望理由

先端的な医薬品開発に携わるために海外でも学びたい

顔写真
薬学部 医療薬学科(現・薬学科) 5年 坂井温斗さん 京都府・立命館高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

興味をもったきっかけ

私が医療に興味をもったのは、小学生のときに祖父をがんで亡くしたことがきっかけです。闘病生活が始まった当初は、病院にお見舞いに行った際も、それまでと変わりなく話すことができ、帰る際も見送ってくれるほど元気な姿でした。ある程度治療も完了し、退院まで数日となったときに転移が発覚しました。転移したがんはみるみるうちに祖父の体を蝕み、すぐに寝たきりとなり、もう一度元気な姿を見ることがないまま他界しました。日々悪化する祖父の姿を見ていた私は、手を握る以外に何もできない自分自身の無力さを感じ、同時に、いつか医療に携わり、祖父と同じように苦しむ患者さんを一人でもなくしたいと考えました。

この大学を選んだ理由

薬学関連の学会の催しには積極的に参加

さまざまな医療系の大学がある中で、東京薬科大学に決めた理由は2つあります。1つ目はオープンキャンパスで大学研究の講演会に参加した際に、その内容に興味をもったからです。当時の私はほとんど薬を飲んだこともなかったため、薬についての知識は一切なく、飲み薬や注射以外にどのような製剤があるのかも知りませんでした。講演会では、ナノマシン*により薬物を病巣で局所的に作用させる技術があるということに感動しました。
2つ目は海外研修があることです。東京薬科大学では、UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校)やUSC(南カリフォルニア大学)において、アメリカの医療制度や薬剤師の業務について学ぶプログラムがあります。国境を越え、現地の講義や学生の学ぶ姿勢に影響を受け、新たな価値観に触れることで、多様な考え方ができる人材になりたいと考えてこの大学に決めました。

*薬剤を搭載し、体内の目的の場所へと運ぶナノサイズの極小カプセル。

将来の展望

将来は製薬企業で創薬に携わる仕事に就きたいと考えています。薬剤師にならないのであれば、薬剤師免許は必要ではないと考える方もいるかもれません。しかし、薬剤師免許は、薬のプロフェッショナルであることの証なので、創薬の現場でも生きてくると考えています。そのため、薬剤師国家試験の合格はゴールではなく、一つの通過点と認識し、新たな医薬品開発に携わることを目標に大学での勉学や研究に励んでいます。さらに在学中に参加するアメリカのプログラムで先進的な価値観を自らのものにし、多面的な考え方ができる人材になるために、さまざまなセミナーやディスカッションにも積極的に参加して発言や質問を行えるように日々精進したいと思います。

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