東洋大学/志望理由

私が建築学に興味を持ったのは、中学3年生のときに語学研修で2週間イギリスへ行ったことがきっかけです。初めて海外へ行き、日本とはまったく違う街並みに衝撃を受け、国や地域の歴史や文化によってその土地の建物の特徴が変化していることを学びました。この経験によって、建物づくりにも魅力を感じるようになり、日本に帰ってからも住宅や学校、商業施設など、さまざまな用途の建物に関心を持つようになりました。

建築学科のある大学の中でも、地域の歴史や文化に根差したまちづくりを学びたいと考えていたため、歴史的な蔵造りの町として知られる川越を授業の実践の場として取り扱う東洋大学に入学しました。大学3年次には、蔵造りの町を散策したり、実際に川越のまちづくりに携わる人たちのお話を伺ったりしながら、川越にある敷地に商業施設や住宅を建てる設計課題に取り組みました。特に町を運営する方々と意見交換をしながら課題に取り組むことで、より実践的な設計を経験することができました。

卒業後に成し遂げたいのは建築士の資格取得です。所定の単位を修得すれば卒業後に受験資格を得られる一級建築士の資格取得を目標に勉強しています。試験科目は施工、構造、環境・設備、計画、法規と広範囲に及んでいるので、資格取得に向けた勉強を行うことは、入社後志望している施工管理技士として活躍するためにも役立つと考えています。また、建築現場では高いコミュニケーション能力が求められるため、大学での活動にも積極的に参加し、周りの意見に柔軟に対応できる施工管理技士に近づいていきたいと思います。