静岡理工科大学/志望理由

私は幼いころ遭遇した二度の交通事故の経験から、人々が安心して暮らせる安全な世の中を作りたいと考えるようになりました。警察官になりたいと家族に相談したところ、大学時代に好きなことを学んでから進路を考えてみては、とアドバイスを受けました。航空工学にも興味があったので、航空機の知識や技術を習得すれば、ドローンなどの航空機を使用した警察業務に役立てるのではないかと思い、大学で機械工学を学ぼうと決めました。

自宅から通えることを条件にさまざまな大学を調べたところ、静岡理工科大学の機械工学科に「航空工学コース」があることを知りました。この学科ではドローンをはじめとした航空機について詳しく学べ、研究室も充実していると知り、4年間充実した学びができると感じました。また、「給費奨学生入試」という成績上位者は50万円の授業料減免を受けられる入試制度があることを知り、チャレンジすることを決心。得意科目である数学を利用して受験ができることや、年内合格発表であることが決め手となりました。

私は航空工学全般を利用して、主に無人航空機や人力飛行機の研究開発を行う「無人機航空システム工学研究室」に所属しています。研究テーマは「無人ヘリコプタの高速化」です。災害が頻発している日本では、物資を高速で届けられる無人機の開発が注目されています。自分の研究成果が今後の航空機産業の発展につながるよう、共同研究先や企業に提供できる研究データを日々収集しています。
大学卒業後は、幼いころからの夢だった警察官として働くことが決まっています。静岡理工科大学で身に付けた、自分にしかできない工学的な視点を業務に生かしたいと思っています。正義感をもって犯罪に立ち向かい、優しさをもって人々に寄り添い、安心・安全な日常生活が送れるよう、全力で務めたいと思います。