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南山大学

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南山大学/私のイチオシ

改装されたばかりの図書館で魅力的な読書に没頭してほしい

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外国語学部 フランス学科 クーロン・ダヴィッド先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

与党・自民党が、緊急事態条項の新設を最優先したい考えは最近ニュースで話題となりました。また、2024年に憲法改正の採決ができるよう、議論を加速させる狙いもあると言われています。憲法は国民の基本的権利を保障するために必要なものなのです。例えば、すべての国民は法の下に平等であるという原則を定め、普通選挙を政治的正統性の源泉とし、独立した裁判所で裁判を受ける権利をすべての人に認めています。憲法は法の支配、すなわち法に従う国家なのです。公共の行動は、三権分立の尊重と個人の権利を保障する必要性によって制約されます。憲法に緊急事態が導入されたことで、例外的な状況において、国家は通常の秩序を一時的に停止し、危機に対処する責任を負う一時的な独裁者に権力を委ねることができます。それが悪用されないようにするためのチェック・アンド・バランスなしに、個人に全権を与えることは本質的な問題です。非常事態の実施が国民一人ひとりの生活に及ぼす影響は計り知れません。つまり、憲法改正が非常に複雑に見えても、この公開討論に参加しなければならない市民の生活にとっては、非常に現実的な結果をもたらします。

この学問のココが面白い!

近年、多くの政治学の本が、18世紀のフランスやアメリカといった近代民主主義の基礎を築いた国々でさえ、民主主義の衰退を分析しています。この衰退に歯止めをかけようと、専門家たちは市民参加を提唱しています。これは、大きな選挙イベント以外でも、政治的意思決定プロセスに市民を参加させる民主主義的実践です。参加型アプローチでは、専門家ではない市民が意見を述べたり、合意形成が必要な改革プロジェクトや公共政策、論争的な問題について提案をまとめたりすることができます。これは、市民の意見や期待の多様性を考慮しながら、公共政策の構築に市民を参加させる手段です。このことは、民主主義が政治家だけの問題ではなく、すべての市民の問題であることを示しています。また、社会の平和と進歩という利益を保証するためには、市民が政治的議論に積極的に参加することがいかに重要であるかも示しています。

キャンパスのお気に入りスポット

大学選びは何よりも図書館選びだと思います。それはなぜか?大学とは、何よりもまず、学生がまだ知らないことを発見したい場所だからです。また、図書館は、学生がまだ知らないことを発見できる場所なのです。南山大学の図書館には、幅広い分野の本が数多く揃っており、視聴覚資料も利用できます。また、多数のオンライン・データベースにもアクセスできます。これらのデータベースのおかげで、8学部の学生は世界中の学術雑誌にアクセスし、講義や課題、卒業論文の準備に必要なあらゆる情報を得られます。図書館は改装されたばかりで、広々として明るいです。閲覧室からは大学内の大きな木々が見渡せ、魅力的な読書に没頭するのに最適な雰囲気です。キャンパスにお越しの際は、ぜひ図書館のドアを開けて、本棚の中に入ってみてください。図書館から出るときには、もっと南山大学で学びたいと思うに違いありません。

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