めいじょう

名城大学

私立大学 愛知県

名城大学/理工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

数学科(90名)
電気電子工学科(150名)
材料機能工学科(80名)
応用化学科(70名)
機械工学科(125名)
交通機械工学科(125名)
メカトロニクス工学科(80名)
社会基盤デザイン工学科(90名)
環境創造工学科(80名)
建築学科(145名)

所在地

1~4年:愛知

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●LED共同研究センターなど最先端の研究施設と世界レベルの研究力のもとで学ぶ
●10学科の連携体制で幅広い視野と基礎を身に付ける
●「研究実験棟II」「研究実験棟III」の最先端の教育・研究環境で学ぶ

伝統と革新が融合する独自の教育研究により、世界で活躍する科学技術者を育成します。

【キャンパス】

天白キャンパス

【学生数】

4677人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

160人(2023年5月1日現在)

【大学院】

理工学研究科

数学科

【講義・学問分野】

情報科学、計算機科学、コンピューターサイエンス、解析学、代数学、幾何学、数学基礎演習 など

電気電子工学科

【講義・学問分野】

電気磁気学、電気回路、電気電子工学実験、電子回路、情報理論、電気計測、半導体工学、パワーエレクトロニクス など

材料機能工学科

【講義・学問分野】

製図基礎、結晶材料、半導体デバイス、半導体基礎論、機械要素、材料強度学、分析化学 など

応用化学科

【講義・学問分野】

物理学、安全工学、コンピューターリテラシー、物理化学、工業力学、機器分析、先端技術管理、応用化学実験 など

機械工学科

【講義・学問分野】

物理学基礎演習、熱力学、流体力学、材料力学、機械設計、生産加工学、機構学、機械振動学、機械設計・製作、データ解析工学 など

交通機械工学科

【講義・学問分野】

流体力学、材料力学、制御工学、交通システム実験、エンジン、自動車工学、航空宇宙学、船舶工学 など

メカトロニクス工学科

【講義・学問分野】

電気回路基礎、機械製図、機械力学、組み込みソフトウェア、信号処理工学、デジタル電子回路、ネットワーク、エネルギー工学、ソフトウェア工学、機械技術者倫理 など

社会基盤デザイン工学科

【講義・学問分野】

測量学、都市デザイン学、都市・国土制度論、まちづくり実習、プロジェクトマネジメント、鋼構造学、建設施工法、ランドスケープデザイン、水域環境工学 など

環境創造工学科

【講義・学問分野】

人間行動学、居住環境設計、気圏環境学、水環境学、環境材料学、地圏環境学、測量学、インターンシップ など

建築学科

【講義・学問分野】

建築構造概論、建築材料、都市計画、ワークショップ、西洋建築史、都市防災、建築計画 など

学部の特色

LED共同研究センターなど最先端の研究施設と世界レベルの研究力のもとで学ぶ

ノーベル化学賞を受賞した吉野彰教授

本学にはLED共同研究センター、光デバイス研究所センターなど、世界最先端の装置を備えた研究環境が整っています。2014年には故・赤﨑勇終身教授・特別栄誉教授がノーベル物理学賞を、2019年には吉野彰終身教授・特別栄誉教授が「リチウムイオン電池」の開発でノーベル化学賞を受賞しました。吉野彰終身教授・特別栄誉教授が開発したのは、スマートフォンなどに欠かせない「リチウムイオン電池」。電池が発明されてから200年余り、最も革命的な性能だと称されています。このように、本学は世界で活躍する研究者たちのもと、その圧倒的な知識や斬新な発想に触れながら、世界最先端の技術や先端装置を使った研究に打ち込むことができます。研究環境も教育体制も世界レベルのフィールドでは、あらゆるチャレンジが可能です。自分次第でどこまでも成長ができ、グローバルに活躍する力を身に付ける。グローバルな社会へと歩み出すための「知」を獲得できます。

10学科の連携体制で幅広い視野と基礎を身に付ける

次代の産業界に求められるスペシャリストを育成

青色発光ダイオード(LED)、カーボンナノチューブ、リチウムイオン電池、医療機械工学などで世界的に著名な研究者を擁する本学部は、この90年以上の伝統をもとに最先端の教育・研究を展開し、産・官・学とも連携して、産業技術の世界的な集積地である中部地区の発展と地域の活性化に日々貢献しています。学科間の連携によって幅広い基礎を身に付けるとともに、分野を融合、新しい発想を生み出します。

「研究実験棟II」「研究実験棟III」の最先端の教育・研究環境で学ぶ

学生実験室や研究室・実験室など最先端の環境を整備

地下1階、地上4階建の「研究実験棟II」は、地下1階に多様な実験・分析が可能な学生実験室などを完備。1~4階には研究室・実験室などを設置しています。建物は吹き抜け構造を取り入れた明るく開放的な雰囲気で、1階には多くの学生が集う空間を設けています。
また、東門北側に位置する「研究実験棟III」は、理工学部の研究室・実験室・演習室などを回廊型に配置し、低層部には学生ホールや開放的なラーニングコモンズを設けています。

学べること

数学科

数多くの計算をこなしながら、理論の理解をめざす
数学的視点で物事を表現する力や問題解決する力を身に付ける

「代数学」「解析学」「幾何学」「数理情報」「計算機科学」の主要5科目を柱に、理論と応用の双方を重視した学習と研究に取り組みます。単に計算技術の修得にとどまらず、数学的な感性と論理的な思考力を養い、数学の視点で物事を表現する能力や問題解決力を身に付けます。さらにプログラミングや教員免許状の取得など、実社会で求められるスキルの向上もめざします。

中・高数学教員採用実績は愛知県トップクラス!学科独自の教員採用試験向け講義を開講
数学科の学生の約9割が教職課程を取り、そのうちの約6割が教員免許状を取得します。さらに免許状取得者のうちの10数名が、中学校、高等学校の数学教員として現役採用されており、愛知県トップクラスの実績を挙げています。これは教職をめざす学生のために、3年次後期と4年次前期に「教職研究I」「教職研究II」という科目を開設するなど、教員採用試験対策に力を入れている成果です。

【授業・講義】
「解析学I」で計算問題を解き、自ら理論の発見をめざす

「計算をしながら理論を理解する」ことをめざし、多くの計算問題を解く授業を展開。「こういう理論に基づいて、こういう計算ができる」「こういう計算を使って、こういう理論が作れる」といった発見を学生自身が見つけ出すことをめざしています。

電気電子工学科

回路設計に不可欠な知識が身に付く
幅広い基礎学力、理論と思考力・専門能力を養い、高度化する科学技術に対応する

電気電子工学の基礎力と応用力を駆使して、自然との共生や人類の発展と福祉に貢献できる問題解決能力の高い技術者を育成します。「電気工学コース」「電子システムコース」の2コースを設けています。国際的な発展が著しい電気電子工学分野における幅広い基礎学力をしっかりと身に付けながら、高度化する科学技術に対応できる理論と思考力、および専門能力を養います。

【授業・講義】
「電子回路A・B」で、目に見えない電気を研究するおもしろさを知ろう

携帯電話やパソコンなどを構成している電子回路素子。この授業では、ダイオードやトランジスタ、集積回路など電子回路素子の構造や電気的な性質を学習します。またトランジスタを用いた増幅回路や発振回路、アナログ変調回路などの動作原理も学ぶほか、ブレッドボードを使った実験も行います。

材料機能工学科

光制御の新機能の実現に取り組む
材料分野のスペシャリストになって、さまざまな産業の発展に貢献しよう

発光ダイオードやカーボンナノチューブなど未来を切り開く「新材料」から、機械材料や機能性材料、生体材料まで、社会に貢献する幅広い領域を学びます。学生実験に重点を置いたカリキュラムを通じて、専門知識と技術、経験を身に付け、自動車や電子部品、ファインセラミックスなど、多岐にわたる分野で活躍できる材料開発のスペシャリストを育成します。

【授業・講義】
「半導体工学」で、半導体の性質や構造を学び、半導体デバイスを理解する

さまざまな半導体の物性や添加する不純物、半導体同士の接合、半導体と金属の接合など基本的性質や構造を学びます。ダイオード、トランジスタ、FET、LED、太陽電池などの半導体デバイスの中で何が起きているかを理解します。

応用化学科

実験・実習を通して各分野の知識と技術を体験的に学習
化学的な視野に立って環境と調和した豊かな社会を実現できる技術者に

20世紀後半に著しく進化した微細加工技術を基盤として、目覚ましい発展を遂げたIT産業。その土壌から「ナノテクノロジー」や「バイオテクノロジー」「環境テクノロジー」が、育ってきました。本学科は、これらの次世代テクノロジーをさらに大きく発展させ、原子・分子領域に立脚した材料開発をめざし、資源・エネルギー問題や環境問題を解決に導くことのできる新しい学びを展開します。

【授業・講義】
「応用化学実験I~IV」で、化学各分野の知識と技術を実験を通して学ぶ

実験・実習を通して、有機化学・無機化学・物理化学・分析化学・量子化学の各分野における知識・技術を体験的に学習し、理解を深めます。実験装置の取り扱い、実験の実施、結果の分析と考察、さらにレポート作成を通じて、化学技術者・研究者として必要不可欠な実験計画と実行能力、データ解析能力、および論理的な記述力を養います。

機械工学科

小型機械やロボットの設計・製作を通してものづくりを体験
ものづくりの実践的能力と知的体力を身に付けた、国内主要産業を担う基盤技術者になる

自動車、原動機、電機、工作機械、航空機、鉄道、鉄鋼、金属、化学、建設など、あらゆる産業の基盤としての機械工学を意識して精選された新カリキュラムを編成。機械工学の核心を学び、ものづくりの実践的能力と知的体力の向上をめざすと同時に、技術者倫理教育にも力を入れ、将来の国内主要産業を担う基盤技術者を育成します。

【授業・講義】
「機械設計・製作」で小型機械を製作しよう

3年次に開講される本講義では、3人が一組になって、小型機械やロボットを設計・製作。さらにそのマシンの機能検証までを1年間かけて、じっくり取り組みます。講義で修得した知識を総動員して、ものづくりの楽しさや厳しさを体験します。

交通機械工学科

自動車の基本構造と性能について学ぶ
乗り物を通して機械工学を学ぶ

自動車、航空機、鉄道車両、船舶など、いわゆる交通機械は、機械工学を主体とするさまざまな技術分野の結晶です。本学科では、交通機械を通して、機械工学の基礎学力と応用技術を身に付けます。また機械だけでなく、電気・情報との融合分野である高度道路交通システム(ITS)についても学び、安全・環境・福祉など社会的ニーズに応えることのできる創造性豊かな技術開発者をめざします。

【授業・講義】
「自動車工学I・II」で、ハイブリッドカーや電気自動車などの基礎を学ぶ

自動車は交通機械の中でも最も日常的な機械です。講義では、はじめに後の講義内容を理解するために駆動装置、操舵装置および制動装置など必要最小限の構造について、またHV(ハイブリッドカー)やEV(電気自動車)などの基礎についても学習します。つぎに物理の力学の法則を使い、自動車の基本運動である走る、曲がる、止まるについて学びます。さらに自動車が路上を走行するときは[自動車+走行環境+人]の組み合わせのバランスが不可欠で、とくに安全走行の中心となるドライバーに関する人間工学をも学習します。
ただし、原動機そのものについては「エンジン」の科目で学習します。

メカトロニクス工学科

メカトロニクスの視点からロボットをつくる
電気・機械・制御・コンピュータ技術を融合した学びで、新しい機械や医療機器などを開発しよう

メカトロニクスとは、mechanics と electronics との合成語。機械と電気が融合する領域を扱う技術・学問を意味しています。現在、急激に増加している電気自動車は、機械工学だけではなく、電気や制御およびコンピュータ技術に支えられています。また、医療分野においても、ナノ・マイクロバイオ操作による医療機器の高度化が進行しており、さまざまな分野でメカトロニクス技術者が求められています。

【授業・講義】
「基礎ゼミナール1 ロボティクスの基礎学習」で、人間の眼と筋肉のようなしなやかな動きのロボットの実現をめざす

介護や家事作業の支援などで働くロボット、長時間人間が働くことのできない劣悪な環境の核燃料の再処理・加工工場で働くロボットなど。このようなロボットの実現の鍵を握るのが、眼の働きをする“センサ”と、人間の手、肘や足の膝のように、繊細で細やかな動きができる“機械”です。そのセンサというシステムと機械の融合から生まれる、新しい学びこそが“メカトロニクス”です。今後、ロボットだけでなく、電気自動車、航空機など幅広い分野で活用が期待されるこの学びを、より深く研究します。

社会基盤デザイン工学科

大震災の被害を最小限に食い止めることをめざす
安心で快適な社会づくり、自然と調和のとれたまちづくりを実現しよう

安全で快適なまちづくり、自然と調和のとれたインフラ整備を実現できる人材を育成します。インフラ施設の設計・施工・維持管理、自然環境との共生、防災・減災など、幅広い学問領域を包括した教育プログラムにより、“美しさ” “機能” “環境” “安全”を兼ね備えた社会基盤をデザインする総合的能力を育成。社会基盤のあり方を考える公務員や、エネルギー・交通・通信などに関わるインフラ企業での活躍をめざします。

【授業・講義】
「デザイン教育」で、社会基盤の価値をつなげる

“美しさ”と“機能”を求めた社会基盤のあり方などを学ぶ『デザイン学入門』『デザイン技法』、自然環境との持続的な共生方法を学ぶ『水域環境工学』など環境・景観系科目、暮らしの安全を学ぶ『都市安全学』など防災・減災系科目、そして地域全体の枠組みをデザインする『都市デザイン学』など計画・マネジメント科目を通じて、社会基盤のデザイン能力を総合的に養成します。

環境創造工学科

さまざまなデータから雨を分析
知識・能力・技術を研究・修得して、循環型社会のシステムの創造に貢献する

自然環境系科目、都市・住環境系科目を学び、環境に携わる技術者になるための知識・能力を修得します。これからの環境社会づくりに必要な技術者・研究者を養成する新しい学問分野として、環境創造学では、気象学、生態学、地質学、建築学など幅広い分野を基礎に、大気、水、大地、公共施設などに関する環境(問題)を研究します。卒業後は環境系、建築系、土木系、機械系など幅広い業種での活躍が期待されています。

【授業・講義】
「環境気象学」で、謎の多い雨の実態の解明をめざし、水災害や水不足を食い止める研究をする

雨に関する衛星観測データを使って、何ができるかを考えます。まだまだ謎の多い雨の実態を解明するために、さまざまなデータを収集、比較し、統合して、データの精度を上げていきます。謎を一つひとつ解明し、今もなお世界中に悲惨な災害や水不足をもたらす「雨」を、さらに深く理解するようめざします。また、地球温暖化と雨量の正しい変化をつかみ、地球温暖化への理解も深めていきます。

建築学科

「材料」の性質、「生産」の方法を学ぶ
豊かな人間性を持った建築家・建築技術者になって、魅力的な建物や都市を生み出そう

生活環境に必要とされる工学・技術・芸術の総合的な学問を体系づけ、魅力的かつ安全性・機能性・経済性を重視した快適な空間構築を学びます。建築技術者や建築家として必要な基礎知識と高度な技術を修得し、社会に貢献できる人材の育成をめざします。一級建築士受験資格のための科目を必修科目とし、一級建築士の受験資格を得られるようカリキュラムを編成。さらに、卒業生の7割超が建築関連企業へ就職します。また、建築学は女性が社会で活躍できる分野と認知されているため、学科全体の約35%が女子学生です。

一級建築士合格者数中部地区No.1※(38人合格)
資格取得に向け、必修科目でも学びます。
※出典:「2022年一級建築士試験実績」公益財団法人建築技術教育普及センターウェブサイト

【授業・講義】
「建築計画II」で、家族が幸せで住民が仲良くなれるような、人間がワクワクできる建築を学ぶ

時間の経過により、住民も高齢化していく超高層集合住宅が受けるさまざまな影響を予測し、その課題を解決する手法を建築計画に織り込んでいくことをめざしています。時には、マーケティングの手法も駆使して、住む人や建てる人にも直接問いかけます。研究の基本にいつも人間を考えます。人間と幸せを見続け、いつまでも人間が健やかに、幸せに暮らし続けることができる住宅の建築をめざしています。

アドミッションポリシー

本学部が受け入れを望む学生像(学科別)

理工学部各学科のアドミッションポリシーについては、大学ホームページをご覧ください。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地
入学センター
(052)838-2018

【URL】

https://www.meijo-u.ac.jp/

理工学部の主な就職先

Mizkan J plus Holdings、アイシン、アドヴィックス、イビデン、SMC、NEC、キオクシア、京セラ、小糸製作所、CKD、ジェイテクト、SUBARU …ほか

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