とよはしそうぞう

豊橋創造大学

私立大学 愛知県

豊橋創造大学/保健医療学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

理学療法学科(60名)
看護学科(90名)

所在地

1~4年:愛知

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●スポーツ界や地域社会で幅広く活躍できる理学療法士を育成
●看護専門職に求められるさまざまな能力を4年間で高める
●高い就職率を支える、国家試験対策と就職サポート体制

誰にでも健康で自分らしく生きる権利があります。その権利が身体の障がいによって損なわれそうになった時、医療の面からそれを取り戻すサポートをする専門家、それが理学療法士です。「理学療法学科」では、人間への理解を深め、研究能力を養う教育を通して、医療施設はもちろんのこと、需要が高まるスポーツ界や地域社会でも幅広く活躍できる人材を育成。人々の健康で幸福な生活に貢献するリハビリテーション医療の専門家を育てます。
「看護学科」では、大学教育ならではの専門性の高い知識・技術の修得はもちろん、対象者を深く理解し、一人ひとりに寄り添った看護を行うための人間性を養成。日々変化し続ける社会において、これからの保健・医療・福祉に貢献できる人材の育成をめざします。

【学生数】

584人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

46人(2023年5月1日現在)

【大学院】

健康科学研究科/健康科学専攻

理学療法学科

【講義・学問分野】

生理学I、解剖学I、基礎運動学、内科系障害学、公衆衛生学、医療統計学I・II、理学療法評価学、理学療法治療学、地域理学療法学、臨床実習、理学療法研究論・演習 ほか

看護学科

【講義・学問分野】

生化学、公衆衛生学、看護学原論、ヘルスアセスメント論、成熟期看護学原論I・II、在宅看護学方法論、精神看護学演習、在宅看護学実習、看護教育学、小児看護学実習I・II、母性看護学実習 ほか

入学者・卒業者数

入学者数

132人
男女比
女子生徒数
85
男子生徒数
47
地元占有率
地元出身学生数
68
入学者総数
132

卒業者数

114人
就職者・進学者数内訳
就職者数
106
進学者数
0

学部の特色

スポーツ界や地域社会で幅広く活躍できる理学療法士を育成

病気や障がいを乗り越えていく人を支援する理学療法士を育てる

理学療法学科では、基礎から専門へ、講義から実習・演習へと、スムーズにつながるカリキュラムを取り入れています。

〈カリキュラム構造 3つのキーワード〉
●スポーツ理学療法
スポーツ理学療法やアダプテッドスポーツなどの選択科目で基本的な知識と技能を学び、理学療法専門実習で実践力を養成。さまざまな目的でスポーツに取り組む対象者に対し、効率よく安全なサポートができる理学療法士をめざします。

●基礎研究
理学療法の基礎を支える研究(運動機能解析領域では3次元動作解析装置と筋電計で動作を分析、生理学領域では筋肉を対象とした研究)を推進。興味のある分野に関して卒業研究を行います。学会で報告し、理学療法の進歩に貢献しています。

●地域リハビリテーション
利用者(障がい児・者、高齢者)が住み慣れた地で最期まで自分らしく暮らすために、医療施設以外での理学療法や援助も重視。講義や実習での学びに加え、学生生活を通して人としての成長を促し、地域に貢献できる理学療法士を養成します。

看護専門職に求められるさまざまな能力を4年間で高める

看護の場で役立つ知識と技術、豊かな人間性を身に付ける

看護学科では、全人的な能力育成を基盤に、専門的な知識・技術、自律的に判断する力、協調性、国内外の保健・医療・福祉に貢献できる基礎的能力など、看護専門職に求められる能力の基礎を、4年間を通して学びます。

〈4年間の教育の流れ〉
●1年次〈看護の対象「人間」を理解〉
基礎教育科目を中心に学び、人間理解を深めます。専門基礎科目では身体の構造や機能、疾病と治療のメカニズムなどを学修します。専門科目では、看護の理論や基本的な看護の知識と技術を学びます。

●2年次〈対象者に合わせた看護を学ぶ〉
1年次に学んだ知識や技術を基礎として、対象者の健康レベル、発達段階および生活の場に合わせた看護を学修します。講義科目とともに演習・実習科目で実践力を身につけます。

●3年次〈臨地実習で理論と技術を統合〉
3年次は、臨地実習が学びの中心です。対象に応じた看護について、その知識と技術の統合を図ります。また、助産師・保健師の選択コース科目もスタートします(両コースとも選抜制)。

●4年次〈国家試験合格に向けて〉
実習をはじめ、これまでに学んだ知識と技術を臨床で実際に活用できるように学修に取り組みます。看護学研究IIでは、看護研究に必要な基礎的能力を養います。そして国家試験合格をめざします。

高い就職率を支える、国家試験対策と就職サポート体制

充実した就職サポート体制は学生の満足度も高い

「理学療法学科」の就職率は14年連続で100%※。地域の医療分野を中心に、保健・福祉分野にも広く進出しています。また、理学療法士国家試験合格率は98.0%(2022年度実績)を実現。国家試験対策として、無料模擬試験を実施するほか、集中講座も開催しています。
※国家試験に合格した就職希望者の就職率

「看護学科」の2022年度卒業生の就職決定率は100%※。本学では学生が妥協することなく希望通りの進路に進めるように就職サポート体制を整えており、就職支援満足度も98.1%の学生が「支援に満足」と答えています。
※国家試験に合格した就職希望者の就職率
○看護師国家試験現役合格率93.5%
○保健師国家試験現役合格率92.3%
○助産師国家試験現役合格率100%
※2022年度卒業生

学べること

理学療法学科

少人数教育で、心もケアできる医療人を育成
医療や福祉の現場で理学療法を実践しながら学ぶ

教室で学んだ知識と技術を統合し、総合的な実践力を養う臨床実習。2年次の春学期から開講され、入門的なものから専門的・個別的なものへと、学修進度に合わせて効果的に配置されています。
○2年次
理学療法臨床見学実習
○3年次
理学療法臨床検査測定実習
○4年次
理学療法臨床評価実習、理学療法臨床総合実習、理学療法臨床専門実習

医療法人光生会、第二成田記念病院、医療法人整友会(以上豊橋市)、総合青山病院(豊川市)との間でそれぞれ「特定研修施設」協定を結び、緊密な連携の中で質の高い実習教育を行っています。このほかにも東三河地区・浜松地区に実習先を数多く確保。自宅から通える病院や施設での実習が可能です。
また、本学科では「クリニカル・クラークシップ」という実習形式を導入しています。治療を見学してレポートを作成する従来型の実習ではなく、現場の医師や理学療法士の十分な指導のもとで実際に患者さんの治療に参加することによって臨床能力を育成するもの。全国の医学部を中心に導入が進んでいますが、理学療法士養成課程としてはいち早く、本学科はこの実習形態を採用しました。

【授業・講義】
Knee-in動作が誘発する前十字靱帯断裂を予防するには?「筋骨格モデル」

バイオメカニクス(生体力学)には“Knee-in(ニーイン)”という言葉があります。これは、スポーツで片足をグッと踏み込んだり、ジャンプして着地した際に、膝の位置がつま先よりも内側に入る動作パターンのことで、前十字靭帯断裂というケガを誘発しやすいと言われています。
前十字靱帯は一度断裂してしまうと競技復帰は容易ではありません。選手の前十字靭帯に、いつどのような力がかかっているかを計測できれば、ケガの予防に役立てることができますが、選手の膝に計測装置を取り付けるわけにはいきません。そこで役立つのが「筋骨格モデル」です。選手の身体データを反映した筋骨格モデルをコンピュータ上で再現し、シミュレーションを行うことで、ケガをしにくいトレーニングが可能になります。
本学科の研究室では、所属する大学院生らが中心となり、地域の高校のバレーボール部員の協力の下、3次元動作解析装置などを活用して選手がジャンプした際の着地動作を解析しています。この成果が、ケガを防ぐためのシミュレーションに生かされます。

看護学科

地域社会との連携で十分な実習先を確保
実践力を養う環境と、専門性を高める2コース

看護学科は豊橋医療センターをはじめとして、近隣地区の総合病院など、数多くの機関・施設と連携し、充実した教育を行っています。
「臨地実習」は、保健・医療・福祉など、多様な医療の現場で対象者と向き合って実践力を身に付けます。1年次の秋学期からという早い段階で看護実践の場面に接し、4年間にわたって看護実践能力を高めていきます。医療現場で働く看護師や患者さんとの対話を通じ、人間性や創造性、問題解決能力や論理的な思考能力などを養います。
「演習」は、講義で学んだことを実践する場です。本学科では基礎看護実習室や地域生活支援看護実習室など、さまざまな施設・設備が整っており、実践的な学びをサポートします。

2年次秋学期には「助産師選択コース」と「保健師選択コース」が選べます(選抜制、人数制限あり)。
○助産師選択コース
選抜制:6名以内
取得可能な資格:看護師国家試験受験資格+助産師国家試験受験資格
○保健師選択コース
選抜制:13名以内
取得可能な資格:看護師国家試験受験資格+保健師国家試験受験資格

【授業・講義】
専門科目の領域

○基礎看護学
看護の目的や本質、看護を提供する対象の理解、看護の技術について、看護理論や科学的な根拠に基づいた内容で、看護学の基盤となる考え方・姿勢・方法を学ぶ科目群です。

○成熟期看護学
思春期から老年期までを成熟期と捉え、加齢による変化や発達課題、健康上のニーズについて理解し、看護実践の基本となる理論や考え方、保健医療福祉政策の動向や医療システムなど、人々とその家族を支援するための知識と技術を学びます。

○小児看護学
子どもと家族の特徴を理解し、成長・発達を促す援助や、さまざまな状況や健康レベルに適した援助を実践するための基本的な知識・技術を学びます。

○母性看護学
胎児期から新生児・思春期を経て成人期に至る生命のサイクルを理解し、マタニティ期を中心に看護の対象者とその家族が、次のライフステージにスムーズに移行できるよう支援するための知識と技術を学びます。

○在宅看護学
社会の変化をふまえ、在宅療養者と家族を包括的に理解するとともに、対象者の特徴と場の状況に合わせて、原理原則を押さえながら援助することを学びます。また多職種連携とその中での看護の役割を発展的に考えることのできる基礎的能力を養います。

○精神看護学
精神障害のある人に対するケアとともに、精神を「こころ」として広く捉え、人々のこころの健康の保持、増進や日常生活を送る中で生じるこころの諸問題や援助方法についての知識と技術を学びます。

○公衆衛生看護学
地域における健康課題を明確にし、地域で生活する全ての人々を対象に健康の保持・増進を図るための公衆衛生看護の知識・技術を学びます。

○助産学
妊産婦への健康指導・分娩介助・産後ケアから、育児や不妊に関わる相談、思春期・青年期・更年期の健康教育や健康問題まで、女性の健康を生涯にわたって支えるための知識と技術を学びます。

アドミッションポリシー

保健医療学部理学療法学科 アドミッションポリシー

本学の「建学の精神」を理解して、理学療法士になりたいと強く希望する次のような人たちを広く受け入れる。

1.幅広い人間性と協調性を有し、他者を思いやることができる人
2.保健・医療・福祉の分野に対する問題意識を持ち、主体的に取り組むことができる人
3.高等学校における学習内容を理解し、幅広い基礎学力を有している人
4.理学療法に対する関心度が高く、社会に貢献したいという目的意識を持つ人

保健医療学部看護学科 アドミッションポリシー

本学科では、看護に深い関心を持つ次のような人材を求め、入学者選抜を実施する。

1.多様な価値観を受け入れることができる人
2.思いやりをもって人にかかわることができる人
3.他者と協働しながら地域社会に貢献する意欲がある人
4.高等学校等で学ぶ知識・技能(特に、国語、英語、数学、理科)を身につけている人
5.課題解決に向けて思考し、行動できる人
6.看護学を学ぶ意志を持ち、主体的に学修に取り組むことができる人

問い合わせ先

【住所・電話番号】

愛知県豊橋市牛川町松下20-1
入試センター
TEL.(0532)54-9725(直)

【URL】

https://www.sozo.ac.jp/

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