鈴鹿医療科学大学/看護学部の詳細情報

現在、看護専門職は救急医療や地域医療において、質、量ともに不十分な状況が続いています。特に三重県は、地域により高齢化・過疎化の進行が顕著であり、地域医療、在宅医療に貢献できる看護専門職が強く求められています。本学部では医療・福祉系総合大学としてのスケールメリットを生かした教育を展開するとともに、近年主流となっているチーム医療に関わる領域を広げ、教育内容の充実を図っています。

本学部では「人間・環境・健康・看護実践」をキーワードに、人間理解とヒューマンケアの実現をめざします。そのため、学内での講義・演習、および多様な学外施設（三重県厚生連関係病院、県内40か所以上の医療機関）での実習を通して確かな専門知識・技術を確実に修得します。さらには、長年にわたり医療を担う各領域のスペシャリストを育成している本学の伝統と教育実績を生かし、チーム医療への理解とコミュニケーション能力の育成を図ります。基礎分野では「医療人底力実践（1～4年次）」、専門科目においては「看護の統合（4年次）」を配置します。
本学部では、卒業と同時に看護師国家試験受験資格、保健師国家試験受験資格（定員30名）を取得できます。保健師資格取得後、申請により養護教諭二種免許状も取得可能です。

本学の11000人を超える卒業生が、全国の病院など医療機関をはじめさまざまな場所で活躍しています。全国に広がる卒業生ネットワークは、就職活動の際に大きな味方となってくれます。また、全国から集まる求人票をもとに、Uターン就職を見据えた万全の指導体制を整えています。
全国に広がるネットワークときめ細かな就職指導が「就職に強い大学」といわれる本学の大きな特長です。

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チーム医療で活躍できる高い専門知識と技術を修得

充実のカリキュラムと豊富な実習で、高い専門知識と確かな看護実践能力を培います。コミュニケーション能力や豊かな人間性、チーム医療を理解し恊働する能力を身に付けます。

【授業・講義】
病院実習に向け、各専門領域別の技術を修得「看護実習」

基礎看護実習室では、充実した設備を用いて看護実践の基本的技術を学びます。その後、それぞれの専門領域の看護で必要な技術を学ぶことができる設備やシミュレーションモデルの整った各実習室での演習を通して、さまざまな看護技術を身に付けて実習に臨むことができます。

1）看護の専門的知識・技能を学ぶことができる基礎学力を持つ人
2）科学的な思考力・判断力・表現力の基礎が備わっている人
3）保健・医療・福祉領域で活躍しようという目的意識が明確で、自ら学ぼうとする意欲のある人
4）人の思いや痛みを理解し、相手の立場に立って思いやることができる人
5）いのちの尊厳を理解し、社会の規律を守ることができる人
6）多様な人々と適切なコミュニケーションを取り協働できる人

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