京都外国語大学/志望理由

ドイツ語学科に興味をもったのは、高校の時にドイツに留学に行ったことがきっかけです。当時理系だった私は「ドイツといえば医学だよな」という認識のまま旅立ったのですが、実際にドイツの高校に通い、ホストファミリーの方々と暮らすうちに、自分がドイツ文化に染まっていっていることに気がつきました。
日本に帰って高校に復学しても、ドイツでの慣れない環境に適応しようと頑張った経験が心の中に強く残っていて、これまでドイツに関して独学で学んだものを深く追究したいと思うようになり、ドイツ語学科を志望しました。

大学選びでは、どんな先生のもとで学ぶことができるかを中心に大学サイトを調べました。京都外国語大学には、ドイツでメンズーアという決闘をしたことがあるという面白そうな先生がいることを知って選びました。実際、その先生に出会えたことで学業のモチベーションを保つことができています。
また、京都ということで関西系のノリの人が多く集まるという印象が私にはあり、京都には観光でよく来ていて好きな場所だったという点も選んだ理由です。また、ドイツ語などの各言語で劇をする語劇祭が行われるのも、京都外国語大学ならではの特徴だと興味を持ちました。

少しドイツ語が話せる状態で入学しましたが、真面目に勉強を続けたことで、ある程度の語学力を得たと同時に、語学の資格も取得しました。
しかし一番大事なのは、コミュニケーション能力の向上だと思います。大学でもドイツに留学することができ、現地の人と多く話すことでコミュニケーション能力が向上し、ドイツに留学しているさまざまな国の友達ができました。世界で起きているニュースに友達の国が関連しているとなれば関心を持ちますし、幸せなニュースは自分の国のことのように心が躍ります。こんな状況が自分の中でもっと増えたらと思いますし、周りの人にも体験してもらえたら嬉しいです。
ドイツで暮らすという夢に近づけるように卒業まで努力を続け、以前参加した全日本学生ドイツ語プレゼン大会にもまた参加したいと思っています。