京都ノートルダム女子大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は書道部に所属し、学業と課外活動の両立を心掛けていました。部活も夜遅くまで活動していたので、毎日忙しく過ごしていたことを覚えています。理数系が苦手だったので、テストは毎回苦戦しました。進路は3年生になってから考え出し、担任の先生が勧めてくれた京都ノートルダム女子大学に入学することを決めました。

学部では主に正しい日本語や日本文化に関することを学んでいます。自分の言葉で人にプレゼンする、学生との交流が多い授業もあり、コミュニケーション力が身に付きます。ゼミでは韓国の文化や歴史、教育について学んでいます。もともと韓国のドラマやアイドルが好きだったので、興味深い内容をゼミの仲間と共有し話し合うのがとても楽しいです。卒業論文は教職課程を履修していたこともあり、日本における少子化と教育の関係性に関する考察を、教育コストに注目して研究しました。

京都ノートルダム女子大学は少人数制の大学なので、先生と学生の距離が近いことが魅力です。先生とのアポイントも取りやすく、マンツーマンで指導を受ける時間が確保されています。授業では発言する機会やプレゼンテーションを作成し発表する時間が多いので、言葉を巧みに話せるようになっていきます。学生が多いと先生と話す時間が短縮されがちですが、キャリアセンターの施設も充実していて何事も相談しやすい大学だと思います。

高校の3年間は特にせわしなく過ぎていきます。楽しい高校生活の中で進路について考えることは億劫になると思いますが、社会の状況をみながら進路を選択していくことは大切です。コロナ禍で想像していたキャンパスライフを送ることができず、モヤモヤした時期もありましたが、その時間は自分の進路について考えたり近くにいる家族や友人の支えに気づいたりすることのできる時間だったと思います。関わる全ての人への感謝を忘れずに失敗を恐れず進路を考えてください。