京都ノートルダム女子大学/先輩の学生生活体験記

高校時代は英語力の強化に力を注いでいました。読み書きだけでなく、リスニング・スピーキング力も身に付けたかったため、英語ネイティブの先生や留学生に積極的に話しかけに行っていました。また、２年生の夏には１カ月ほどニュージーランドへ留学しました。そこでは毎日が学びの連続で、帰国後の勉強のモチベーションの源となっていました。このような経験や高校の良き師によって、今の自分があると思っています。

現在、日系移民文学について研究しています。移民たちの葛藤や苦悩、何世代かに渡って移り行くアイデンティティや混在するそれぞれの文化を文学作品を通して学ぶため、非常に面白いです。また、日系移民文学の歴史は非常に浅く、グローバル化が進む社会において「移民」について取り扱うことはかなり意義のあるものだと思っています。そして、今はスペイン語にも力を入れています。今年の２月に１年間の英国留学を終え、今後はスペイン語圏へ留学できたらと考えています。

先生との距離が近いのが一番の魅力です。学びたい意欲があれば先生たちに全力でサポートしていただける環境があります。そして勉学の面だけでもなく、進路の面でも親身になって相談に乗っていただけます。私も勉学と進路両方行き詰ったときに、ゼミの先生のフォローによって自身の考えをまとめることができました。

「人事を尽くして天命を待つ」という言葉のように、進路選択も受験勉強も自分が納得できるぐらいすれば、おのずと結果はついてくると思います。そして、たくさんの人の意見を聞いてみましょう。意外なことがきっかけで新たな選択肢が見えてくることがあります。不安になることもあると思いますが、周りにいる家族や友達を頼りましょう。家族は必ず力になってくれるし、友達も同じ不安を抱えているかもしれません。