関西国際大学/志望理由

私が看護師をめざすきっかけとなったのは、妹の存在です。私が中学生の時、幼少期から入院することが何度もあった妹が、自宅で倒れたことがありました。目の前の妹に対して何もしてあげられず、声もかけてあげられなかったことを悔しく思い、「苦しんでいる人に寄り添い、支えられるようになりたい」と強く感じました。
その体験を経て、病気を抱える人だけでなく、そのご家族の不安も取り除き、支えることができる看護師になりたいと思うようになりました。

オープンキャンパスに参加した時に、先生や先輩方が親身になって相談に乗ってくださり、寄り添ってくださる姿に触れ、「私もこの先輩方のようになりたい」と強く思い、受験を決めました。
また、関西国際大学 看護学部の「人に寄り添い“こころ”で看る」という理念に惹かれ、「この大学で看護師となるために必要な知識や技術を身につけたい」と思いました。
また、主な実習先である北播磨総合医療センターの存在も理由の一つです。救急医療・高度医療を担う北播磨総合医療センターは、地域の医療機関と協力して、病診連携システムを推進しています。この病院で地域住民に寄り添った看護を学び、今後のキャリアにつなげていきたいと思いました。

日本は災害大国であり、災害看護の授業は、私たちの生活に深く関わっていると思います。災害は予期せず突然起こるため、事前に災害の知識を身につけ備えることが重要です。関西国際大学では学内の講座で「防災士」資格を取得できます。現在、約1400人以上の学生が防災士資格を取得しています。
被災した方の身体的・精神的健康の維持・促進のために、災害・防災に関する正しい知識を獲得しておくことは、看護師として必要であると考えます。災害の多い日本で、いざという時に災害の正しい知識を持ち、社会や地域に求められる看護師として活躍できるよう努力したいと思っています。