りつめいかんあじあたいへいよう

立命館アジア太平洋大学(APU)

私立大学 大分県

立命館アジア太平洋大学(APU)/志望理由

常識にとらわれない学びで自らを成長させる環境がある

顔写真
サステイナビリティ観光学部 サステイナビリティ観光学科 1年 中田莉那さん 宮崎県・県立高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

興味をもったきっかけ

霧に包まれた夜のキャンパス

目的があって立命館アジア太平洋大学に入学したのではなく、目的を探すために入学しました。
友人の言葉を借りると「自分には何ができるか……何を為せるかを探しに海外に行ってみてもいい」ということです。正直、興味がない学部や特段好きではない海外の文化には抵抗感がありました。当時の私にとっては受験の一科目でしかない英語や、あらゆる面で遅れすぎて嫌いだった地元についても友人は大好きだと言い、場違いな場所に来てしまった私を受け入れてくれました。
つまり、人間も英語も地元もサステナビリティも全て「意味がない」と思っていた私を立命館アジア太平洋大学は受け入れてくれたことが、興味を持ったきっかけだといえます。
「宮崎って素敵な場所だよね、いつか住んでみたい」と言ってくれる友人や、「サステナビリティは綺麗事ではなく、全ての人間が幸せに生きるための手段だ」と言った先生、英語を学ぶことで話せる人の幅が増える楽しさを教えてくれた学部の友人や英語の先生といった方々と出会うたびに、今学んでいることがいかに価値があり、尊いものかを教えてくれます。

この大学を選んだ理由

高校時代は成績が悪く、自己肯定感が皆無で自暴自棄になることもありました。浪人時代は勉強はできるようになりましたが、自己肯定感は地に落ちたままで、自分が何をしたいのかさっぱり分からなくなったり、何をやっても無駄な気がしたりしていました。
大学を選ぶ時、どの大学も嫌だ嫌だと思ってる際に立命館アジア太平洋大学を知りました。私立の国際系大学は人を信じられる社交的な人や帰国生徒が進学する大学であり、人を信じられない私は人のなるべくいない大学で、いさかいなく生きたいと思っていました。そちらのほうが本質的な結論に早くたどりつける人生や選択ができるだろう、と立命館アジア太平洋大学に対して拒否反応を起こしたこともありました。
しかし、「自分を変えたい」「努力しても何もできず自分のことが嫌いでたまらない過去と現在の自分を否定したい」と考え、自分が最も嫌悪感を抱く国際系大学である立命館アジア太平洋大学に入学しました。
正直、入学するまではサステナビリティや観光、グローバルに一切の興味はありませんでした。とにかく「変わりたい」という気持ちが強く、立命館アジア太平洋大学なら私の何かを変えてくれるし、立命館アジア太平洋大学以外は私を変えられる気がしなかったというのが理由です。

社会との関わり

立命館アジア太平洋大学の価値は講義や学習内容だけでなく、「空間」と「経験」だと思います。
国籍や性別、年齢、言語を超越した普遍的なかっこよさと出会わせてくれるなど、よい意味で面白くヤバい大学です。例えば、韓国語のできない学生を韓国に連れて行き、現地の人にアンケートを取らせ、1年生の6月から限界突破・常識のものさしを壊してくれたりします。
イメージしていたよりもグループワークや英語の課題は難しく、数も多いです。しかし、学生同士が助け合うことで乗り越えられます。学内を歩けばさまざまな言語が聞こえ、グループワークには外国人がいます。時には、意見も価値観も異なる相手とぶつかり、意思疎通が上手くいかないこともあります。だからこそ、私はこの1年で「人と話す(辛いことすらありがたいという広義の)よろこび」というスキルを得ました。「三本の矢は折れない」という戦国時代の逸話のように、まとまりあった人間の集合体は純粋な足し算(部分の総和)にならず、創発を起こし、イノベーション的産物をもたらすことを知りました。
価値観が固まり始める20代前半を立命館アジア太平洋大学に身を置く経験は、人や社会の分断がより深まると予想される未来において確実に役に立つと思います。

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