大和大学白鳳短期大学部/志望理由

私が看護師をめざすきっかけになったのは、母が病気を患ったことです。母は私の前では明るく振る舞っていましたが、ある日つらそうに看護師さんと話している姿を目にしました。私は母に何もしてあげられず、見守ることしかできない自分が悔しかったです。そんなときに声をかけてくれたのが母を担当していた看護師さんでした。私の話を親身になって聞いてくれて、私が今できることを優しく教えてくれました。その姿に憧れ、私も患者さんだけでなく家族にも寄り添い、精神面もサポートできる存在になりたいと思うようになりました。

大和大学白鳳短期大学部は、3年間で看護師の免許を取得できるほか、1年間の専攻科への内部進学により、保健師・助産師・言語聴覚士をめざすことができ、大学と同じ「学士」を取得できるところに魅力を感じました。実習先には大学附属病院など多数の医療機関があり、現役の医師を招いた講義もあるため、より実践的な知識・技術が身に付きます。また、人形を使ったシミュレーション教育によって実践力を身に付けることができ、実際の医療現場に近い環境で学べることも決め手になりました。

学びを進める中で、日本に暮らす外国人や外国人旅行客の増加に伴い、国内の医療サービスを利用する外国人も増えていると知りました。国際化が進む日本において、日本人だけでなく、外国の人々にも平等な看護を提供できなければならないと実感しました。国際看護の授業では、外国の文化や習慣、宗教など異文化への理解を深めることができます。多様な価値観や文化に関する知識を身に付けて、不安を感じている外国人の患者さんとその家族に対しても、安心で質の高い看護を提供できる看護師になりたいと考えています。