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最近はどこへ行っても「節電」だね。「節電目標」っていうのも聞いたけど、これってどんな目標なの?
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今年の4,5月に政府が発表した目標のことだね。東京電力と東北電力の電線から電気を得ている家庭、会社、お店、工場、役所、学校など、みんなが使用電力を15%削減することが目標だよ。特に、企業など、大口需要家といわれる500キロワット以上の契約をしているところには、「電気事業法第27条」に基づく使用制限を発動して、故意に守らなかった場合は罰則があるんだ。
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節電っていつでも必要なのに、なんで、わざわざそんな目標をつくったの?
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そもそも、3月11日の東日本大震災で発電所がダメージを受けたね。その後一部の発電所は復旧したけど、まだ復旧できていない発電所がある。それで、一年で最も電力を使う夏は、電力が不足すると予想されている。だから、政府が目標をつくってお願いすることにしたんだっピ。
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それって、夏の間だけなの?
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今回の目標は、東京電力の地域では7月1日から9月22日、東北電力の地域では7月1日から9月9日で、どちらも土、日、休日を除く、朝9時から夜8時までだっピ。もし、節電しないで昨年並みに電気を使うと、電力使用量のピーク時には、東京電力の地域で620万キロワット(予想使用電力の10.3%)、東北電力の地域では110万キロワット(同7.4%)が不足すると予想されているんだっピ。
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電力使用量のピーク時って?
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もともと電気の使用量は、夜は少なくて昼間は多いんだ。夏の場合、1日で最も電力を使っている時間帯つまりピークは、午後2時ごろで、その半分以上がエアコンの電力なんだ。逆にいうと、夜は今動いている発電所の発電能力で十分に対応できるってことだっピ。
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じゃ、夜につくった電気を昼間に使えばいいじゃん。
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残念だけど、電気はためることができないんだ。つまり、使うときに必要な量をつくらなければならない。そこで、ピーク時に使う電力を減らすことが大切になるんだっピ。エアコンの設定温度を高くしたりするほか、会社や役所では出勤時間を早めるとか、平日休んで土日に働くとか、夏休みを長くするなどして人々の活動時間をずらし、ピーク時に使う電力を減らそうとしているっピ。例えば「東京都庁」では出勤時間を早めるサマータイムを実施して25%の削減をめざしているよ。
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ただ減らすだけでなく、昼間に使わない工夫をするってことだね。でもさ、東京電力と東北電力だけなら、ほかの地域は節電しなくていいの?
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ピッカリ(=びっくり!!) これまで日本は発電量の約29.2%(2009年)を原子力発電に頼ってきた。でも、福島第一原発の事故を受けて、原子力発電所の安全性を見直す声が高まって、全国各地で定期点検などで停止している原子力発電所の運転再開がなかなかできなくなっている。この影響で、ほかの地域でも電気が足りなくなる恐れが出てきた。関西電力も15%削減の要請を発表したね。今後も定期点検で停止する原子力発電所は増えていくよ。
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節電は、今回のことをきっかけに、全国のみんなでずっと考えていかなければいけないんだね。
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ピッピッピッ(喜)! そのとおりだっピ。節電は資源の節約やCO2削減にもつながる。節電が習慣になって、無理せず長く節電できるようになるといいね。エコピも来週からいろいろな方法で節電して、みんなに報告するっピ!