将来につながる「学問」の探し方

進学先を検討するうえで、まずは「職業」と「学問」の関係をおさえておきたいものです。将来なりたい職業が決まっていない場合、まずは「好きな教科」など、子どもにとって身近な切り口から学びたい学問を探してみましょう。

保護者としておさえておきたい 職業と学問の関係

職業と学問のつながりは、大きく分けて三つになります。子どもが興味を持っている職業が以下のいずれに当たるのかを調べて、職業選び、大学・学部選びの参考にしましょう。

1.特定の大学・学部に進まなければ就けない職業

医師や看護師、獣医師など、関連する学問を修めた後、国家試験への合格が必要な職業や、臨床心理士、弁護士のように、特定の大学院で学ぶ必要がある職業。

2.特定の大学・学部に進んだ方が近道となる職業

公認会計士や税理士などは、経済・経営・商学系の学部に進むのが近道。教員を希望する場合は、教員養成系の学部に進み、教員免許を取得するのが近道です。

3.大学・学部にかかわらず就ける職業

そのほかの多くの職業がどの大学・学部に進んでも就くことができます。しかし、それらの職業で必要とされる知識は、大学・学部で学べることも多いため、関連する学問を調べる必要があります。

気になる職業に関する情報を集めましょう

マナビジョンの「職業を調べる」では、職業名や職業分野からさまざまな職業について調べることができます。各職業のページには、仕事の内容や適性、収入や将来性など情報が盛りだくさん。その職業に就くための方法やルート、必要な資格等をチェックすれば、関連する学問もわかってくるでしょう。

将来の進路が未定の場合、「好きな教科」から学問を探す

将来、なりたい職業がまだわからないという場合、身近なところから興味・関心を探っていくことで、「学びたい学問」が見えてくることがあります。
子どもにとって考えやすい方法として、まず、「好きな教科」を切り口として考えてみるといいでしょう。高校で学ぶ教科・科目は、大学で学ぶ学問の基礎となっていますので、現在の「好き」が未来につながる可能性は大いにあります。

好きな教科から学問を探してみましょう

好きな教科、得意な教科を選ぶと、関連する学問の一覧が表示されます。興味のある学問名をクリックすると詳細な情報を見ることができます。

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