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自分の天職を探してみよう
業界&職業研究<教育業界編>

  • 職業・学問
  • 2016.11.01

もしキミが、学校の先生や保育士になりたいと思っているなら、最新の教育動向について知っておいた方がいいだろう。そこで今回は、知っておきたい教育関連のニュースについて解説しよう。

出生数が最盛期の約37%!教育業界に影響を与える少子化問題

日本では少子化が進行していて、出生数の最盛期、第一次ベビーブームのときは年間約270万人もの子どもが生まれていたが、ここ数年は100万人前後。このままだと、日本の人口は2048年に1億人を割ると予想している研究もある。

少子化が進めば、子どもの絶対数は減り、それだけ教育の需要も減る。少子化が教育に与える影響は、すでに社会のあちこちで見られている。

学校の先生を志望している人は、少子化とあわせて「学校統廃合」についても知っておこう。子どもの数が減ったために、空き教室がめだったり、休校せざるを得なかったりする小学校・中学校が増えている。こうした学校同士を合併させるのが、学校統廃合だ。ここ数年、教員の採用者数は伸びているが、少子化の進行、学校統廃合による職場の減少などを考えると、あまり将来を楽観視するわけにはいかないだろう。

「待機児童問題」と保育士不足

「待機児童問題」を聞いたことがあるだろうか。保育所(保育園)に入りたくても入れない子どもがたくさんいる問題のことだ。子どもの数は減っているのに、なぜ入所できないのか。その理由を見ていこう。

まず、子どもを保育所に入れたいと考える親が増えたことが挙げられる。保育所は遅い時間まで子どもを預けられるところも多いので、共働きの夫婦に人気だ。ライフスタイルの変化によって、子どもが生まれてからも仕事を続ける人が増えたために、保育所への入所希望が殺到しているようだ。

次に、需要が増えているのにもかかわらず、保育士の数が足りていないことが挙げられる。東京都では、保育士1人に対して5つの施設から求人がされているほど、担い手が不足している。原因は、他人の子どもを預かる責任の重さ、労働時間の長さ、給料の安さと、主に待遇面にある。こうした背景があって、資格を持っていても保育士として働いていない「潜在保育士」が多いようだ。もしこれから保育士をめざすなら、待遇改善の動きについても注目しておくといいだろう。

教育に携われる、あんな職業こんな職業

学校の先生と保育士に関する大きな話題を取り扱ったが、教育に携われる職業はまだまだある。仕事の内容やなり方について、少し見てみよう。

栄養教諭

生徒と保護者に対して、食生活全般の指導を行う先生。給食のメニューづくりにかかわる場合もある。あくまで学校の先生なので、なるには栄養教諭養成課程のある学校に通う必要がある。

図書館司書

図書館に勤務し、本の収集、整理、貸し出しや、館内の案内を行う。大学で図書館学を学び、公務員試験か民間の採用試験に合格すればなれるが、倍率は例年かなり高め。一般の図書館ではなく、学校の図書室に勤務する「学校司書」も、就き方は同じだ。

学芸員

博物館の運営、展示物の管理を行う職業。美術館、水族館など、博物館にはたくさんの種類があり、それぞれで高い専門性が求められる。そのため、大学院を修了した人が採用されやすい傾向にあるようだ。

社会教育主事

公民館での生涯学習やスポーツイベントなど、学校以外の場所でも、教育活動はたくさん行われている。こうした活動に対して指導を行うのが、社会教育主事だ。学校の先生として、もしくは社会教育主事補として、経験を積んでからでないと資格を取得できない。

法務教官

少年院や少年鑑別所で、子どもたちの社会復帰を助けるために、教育や相談を担当する職業。さまざまな問題を抱え込んだ子どもたちとじょうずに付き合う、バイタリティが求められる。公務員試験では教育学や心理学、社会学的な内容が問われるので、それらの学問を学べる学部に進学した方が有利になる。

教育にかかわる仕事は、なんらかの資格を必要とすることが多い。資格が不要な場合でも、採用されやすい学部など大学での学びも就職には影響がありそうだ。興味のある仕事に就くにはどんなルートがあるのか調べてみよう。

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