必見!業界特集

ホテル・旅行業界
仕事とは?

観光旅行や出張に出かける人々が、安全で満足できるように旅をサポートするのが仕事。旅先でお客様の思い出づくりを手伝ったり、快適な環境を提供したりして、人々を元気づけることができるのがホテル・旅行業界で働く人々です。

ホテル・旅行業界について知ろう!

旅行者に常に気を配り、安全で快適な旅をサポート!

海外に出かける日本人は2019年に約2,008万人(※1)、日本を訪れる外国人は、約3,119万人(※1)で、いずれも過去最高を記録しました。こうした多くの旅行者を支えているのが、ホテル・旅行業界で働く人々です。2022年時点では、コロナ禍による影響を受け、海外旅行に出かける日本人は約277万人(※2)、日本を訪れる外国人は約419万人(※2)と激減していますが、今後は回復していく見込みです。
ホテル・旅行業界にはさまざまな職種があり、ホテルのスタッフや旅行代理店で働く人はもちろんのこと、キャビンアテンダントやグランドスタッフなど航空機内や空港で働く人、旅行者を案内するツアーガイドや通訳も含まれます。どの職種でも、旅行者が安全で快適な旅を楽しめるように気を配ることが求められます。

※1 出入国在留管理庁「外国人入国者数・日本人出国者数等の推移」(令和元年)
※2 出入国在留管理庁「外国人入国者数・日本人出国者数等の推移」(令和4年)

コロナ禍で減少した旅行の需要は再び高まっている

コロナ禍の最中は、外国への渡航や県をまたぐ移動が制限されたことで、業界全体が大打撃を受けました。しかし、新型コロナウイルスへの対応が、行動制限なしの平常対応になって以降、国内外から旅行の需要が回復に向かっています。また、コロナ禍をきっかけに、ホテルのフロントにタブレットを設置して一部の業務を無人化したり、館内の掃除にAI清掃ロボットを取り入れたりするなど、IoT(モノとインターネットをつなぐこと)やAIといった最新システムの導入も進んでいます。景気や社会情勢に左右されやすい業界ではありますが、時代のニーズにあったプランの提案や最新技術を活用したサービスを提供し、常に成長と進化を続けています。

多様化する旅行のスタイルに対応し稼働率アップをめざす!

これから旅行の需要は、ますます高まると考えられています。特に、感染症対策による入国制限が撤廃されたことで、外国人旅行者はさらに増え続ける見込みです。今後は、多文化や多言語への対応など、外国人にとって観光しやすい環境を整える工夫が重要になるでしょう。また、コロナ禍でテレワークを導入する企業が増え、観光地やリゾート地など普段の職場とは異なる環境で働く「ワーケーション」や出張先で滞在を延長して観光を楽しむ「ブレジャー」などの新しい旅のスタイルに注目が集まっています。これにより季節や平日・休日を問わない旅行者が増え、ホテル・旅行業界で長年課題になっている繁忙期と閑散期の差を減らすことも期待されています。

ホテル・旅行業界に向いているのはこんな人

ホテル・旅行業界で働く人々の多くは、「お客様をもてなすこと」に喜びを感じています。そのため、お客様の要望にきちんと応え、気持ちのこもったサービスを提供できたときに大きな満足感を得ているようです。また、世界各国から訪れるさまざまな旅行者とふれあえる点に魅力を感じる人も多くいます。今後さらに増えると予想されている外国人旅行者にスムーズに対応できる語学力や国際感覚を身につけておくことも大切です。時代とともに変化していく旅行者のニーズを捉え、新たな企画を考えたり、質の高いサービスを提供したりできる人材は、ホテル・旅行業界でますます求められていくでしょう。

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