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保育士

保育士

児童福祉施設で子どもの世話をする
 保育士の仕事は、保育所などの児童福祉施設で、保護者の代わりとなって、子どもの年齢に応じた生活全般に渡る指導を行うとともに、保護者に対して保育に関する指導を行うことだ。保育の対象となるのは、乳幼児から18歳未満の未成年者までである。
 保育士の最も一般的な職場は保育所だ。そのほか、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、知的障害児施設などで働いている人もいる。
 保育士と幼稚園教諭は、主に幼児にかかわる仕事という点では共通しているが、保育士の職場は児童福祉施設であり、仕事内容は「福祉」という側面を持つ点が大きな違いだ。
勤務時間は不規則になりがち
 勤務時間は公立、私立共に不規則であることが多い。また保護者の送迎時間を考慮して、早朝や夜間保育を行っている保育所などでは、交代制勤務を採用しているところもある。休日は週休2日制が増えているようだが、たいていの保育所は土曜日も保育を行うため、休日の曜日を決めずシフト制にしているところが多いようだ。
「子どもが好き」だけでは務まらない
 まず子どもが好きなことが第一条件だが、仕事となると楽しい面だけではないので、責任感や忍耐力も必要だ。また、子どもを抱き上げたり、着替えさせたりと身体を動かすことが多いので、体力があることも欠かせない条件である。そして子どもの喜びや悲しみを一緒になって分かち合い、理解する優しさが必要だ。
 そのほか、ゲーム、音楽、図画工作などで遊びながら指導する技能も求められる。
収入 …
平均給与 約21万9000円 (2010年厚生労働省調査)
必須資格 …
保育士
関連資格 …
幼稚園教諭
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幼保一元化の動きが進む
 結婚、出産後も仕事を続ける女性が増え、保育所の不足が大きな課題となっている。こうした中、保育施設の充実を図るため、幼稚園と保育所の両方の機能を持つ「認定こども園」が2006年10月から始まるなど、幼保一元化の動きが進んでいる。そのため最近では、保育士、幼稚園教諭の両方の資格を取得する人も増えてきている。
資格は養成課程修了と試験による取得がある
 保育士になるための方法は2通りある。一つは大学の社会福祉系学部や生活科学系学部などに設置されている子ども学科、児童学科、幼児教育学科や、短大の保育科、幼児教育科、専門学校の養成課程や保育士養成所などを卒業する方法である。
 もう一つは、都道府県で実施する保育士試験に合格する方法だ。受験資格は、大学(2年以上在学し、62単位以上修得)または短大卒の者、高校卒業後児童福祉施設で2年以上かつ2880時間以上働いた者などである。なお、いずれの方法でも、都道府県に保育士として登録する必要がある。
 2010年度保育士試験の合格者数は5324人、合格率は約11.4%となっている。
保育士 なるためチャート

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