看護師

看護師

 医師の治療を助け、人々の健康を守ることが「看護師」の仕事。つらい病気やけがを抱えている人の近くで、日常生活をサポートしたり、相談に応じたりすることも務めの一つだ。人の命にかかわる分、責任とやりがいも大きいと言える。

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看護師の仕事の内容

医師と共に患者の回復に尽くす

 主な仕事は、病院や診療所などで医師の診察や手術などを手助けして、病人やけが人などの体調の回復に努めることだ。勤務先は病院、診療所以外にも、社会福祉施設、訪問看護ステーション、保健所など広範囲に渡る。…

看護師の働き方と生活

24時間体制で患者に対応する職場もある

 看護師の多くが、総合病院や個人医院、診療所で働いている。看護師の労働条件は厳しく、特に病棟担当の看護師は、24時間体制で入院患者に対応しなければならない。そのため、夜勤や休日出勤を含む、交替制の勤務…

看護師にふさわしい人・適性

患者の心のよりどころとなる誠実さが必要

 看護師には、まず患者の症状を正確に観察し、緊急時には、適切に対処する医学的知識・技術、冷静さや機敏さが求められる。もちろん、患者へのいたわりや思いやりの気持ちも欠かせない。

 入院患者の多く…

看護師の将来性

高齢化の進行でニーズが高まる

 現在、少子高齢化の進行、医療技術の進歩などに伴い、看護師のニーズは高まってきている。また、地域の訪問看護や福祉施設など、看護師の活躍の場は広がりつつある。さらに、中小病院や地方の病院では看護師が不足…

看護師の年収・給与・収入

収入

・平均給与 約35万1600円/月

・年収 約508万円

※年収の計算方法:きまって支給する現金給与額(35万1600円)×12カ月+年間賞与その他特別給与額(86万2100円)

※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」より

※10人以上の規模の事業所で働く看護師の給与月額男女計(平均年齢:40.7歳、勤続年数:9.1年、所定内実労働時間数:158時間、超過実労働時間数:6時間)

看護師の資格

看護師

 看護師として働くためには、国家試験の合格者に与えられる「看護師」の資格が必要だ。大学や短大の看護系学科、看護学校を卒業することで受験資格を得ることができる。2023年の国家試験合格者数は約5万800…

キャリアアップをめざせる資格

    ・認定看護師

     高い水準の技能・知識を持っていることを認められた看護師のこと。5年以上の実務経験を持ち、日本看護協会が認める養成課程を修めたうえで、認定審査に合格することで資格を得られる。全国

看護師になるには

国家試験合格率は例年約9割と高い

 看護師になるには、看護師国家試験に合格する必要がある。受験資格は、大学や3年制短大の看護系学科、または病院や大学の医学部に付属する3年制看護学校などを卒業すると得られる。なお、大学や4年制専門学校の中には、看護師と保健師・助産師のカリキュラムを統合して学べるところもあり、卒業時に保健師・助産師の国家試験受験資格も得ることができる。ただし、保健師・助産師になるためには、看護師国家試験に合格している必要がある。

 近年の看護のニーズの高まりに応じて、看護師を養成する大学・学部は増えてきている。

 2023年の国家試験では、受験者6万4051人、合格者5万8152人、合格率は90.8%であった。

看護師の学校の選び方

就学期間・附属病院・国家試験合格率をチェック

 看護師になるには、大学や3年制短大の看護系学科や、専門学校、または病院や大学の医学部に附属する3年制看護学校を卒業する必要がある。

 短大・専門学校と看護学校は就学期間が短いので、1年でも早…

看護師の就職先・活躍できる場所

病院・診療所が中心、福祉施設も

 看護師の主要な就職先は病院、診療所だ。日本看護協会によれば、2019年に全国で働いている看護師約130万人のうち100万人以上が病院か診療所に勤務している。また福祉系の就職先として、老人ホームをはじ…

看護師のやりがい

医療の最前線で患者に寄り添う

 看護師は医療従事者の中でも患者に近い職業だ。そのため看護師の気づきが治療の進退に関わることが多い。自分の気づきが患者の回復につながったことを実感できたとき、人の命や健康を支えたという何よりのやりがい…

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