
Q1リスニングってどう勉強したらいいの?
自分の学習環境に英語を取り込む。
まずは、何と言っても毎日の学校の授業だ。授業中に先生が流すCDや教科書の音読を、なんとなく聞き流すのではなく、イントネーションやアクセントに注意しながら集中して聞いて、発音してみよう。学校の授業だけでは時間が限られているので、自宅でもできることを考えてみる。リスニング力を上げるためには少しでも多くの英語に触れることが大切だ。身の回りにあるものをうまく活用して、英語に触れる方法はないだろうか。例えば、英語の教材にCDや音声付きのアプリがついているものも多いので、それらを利用する。音楽が好きなら、歌詞を見ながら洋楽を聞いてみたり、映画が好きなら、字幕を英語にして観てみたりすることもできる。授業で学んだことを基礎として活かし、身の回りの興味あるものを使って楽しみながら英語の力をつけよう。
Q2音声が流れると、何を聞き取ればよいかわからず、いつもパニックになってしまう…。
リスニングのコツを知り、聞き取りポイントを押さえよう。
最初からすべての英語を聞き取るのは難しい。1語1句すべての単語を聞き取ろうとすると、逆に重要な情報を聞き落とすおそれがある。まずは、場面や状況を理解しよう。特に会話では、どこで、誰と誰が会話をしているのかということを早くつかめば、そのあとの内容が理解しやすくなる。When「いつ」、Where「どこで」、Who「誰が」、What「何が」、Why「なぜ」、How「どのように」の情報を聞き逃さないように注意しよう。また、繰り返し出てくる語句は重要なキーワードである可能性が高い。キーワードは必ずメモを取る癖をつけよう。ただし、メモを取ることに集中しすぎてあとの部分を聞き逃さないように注意が必要だ!