無印良品の商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なカタチで作ること。そのために、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包装を簡略にしたことから、シンプルで美しい商品として長く人々から愛されています。無印良品の商品をお客様にお届けするまでに、関わる各部署の仕事内容を紹介します。

無印良品の商品をお客様にお届けするまでに
関わる各部署の方に仕事内容についてお聞きしました

商品の企画・開発

生活雑貨部
MD担当

生活雑貨部は、ファブリックス、ファニチャー、ステーショナリー、ハウスウエア、エレク・アウトドア・グリーン&フラワー、ヘルス&ビューティーの6デパートメント(略称:デパ)で構成され、商品の企画開発、調達を行います。

MDとはMerchandisingの略で、デパ単位での具体的な商品開発業務を行っています。商品をゼロから企画してデザイナー・お取引先様とカタチにしていくところから、その商品を伝えるためのツールやPOPをどうするか、売場での演出や陳列はどうするのか、どう売り込んでいくのかなど、他部署と協力しながら考案しています。また、プロモーションの立案や売上計画など、数値設計業務も行っています。

商品を作るという役割のなかでも、常に「お客様の視点で商品開発や売場展開ができているか」を第一に考えるように心がけています。無印良品では、店舗やWEBを通じて直接お客様の声が届き、それを元に新しい商品が考案されたり、見直されたりしています。お客様の声が直接届き、それをカタチにできるのが無印良品のおもしろさであり、強みだと思っています。

売場・販売方法を考える

業務改革部
VMD課スタッフ

VMDとはVisual Merchandisingの略で「商品計画を視覚化する」という意味です。簡単に言うと「お客様にわかりやすく買いやすい売場づくり」をする仕事で、無印良品をどのように店頭で表現するかを日々考えています。

具体的には、営業計画に沿った店舗の陳列、演出プランニングや什器の開発、および新店の売場設計などが主な役割です。同時に店舗の理解を深めるために、売場管理マニュアルや基準を整備し、スタッフ向けに研修も実施します。無印良品は海外でも400店舗以上を展開していますので、無印良品になじみが薄い現地スタッフへの教育は重要な仕事です。

私たちは、商品と店舗をつなぐパイプのような役割なので、各商品部、宣伝販促室、海外販社、店舗スタッフと、かかわる部署や人が多岐に渡ります。VMDの仕事は、単なる店舗の装飾ではないので、みんなの想いをきちんとくみ取ったうえで、店頭表現することを心掛けています。

無印良品のコンセプトは、全世界で普遍的に受け入れられると信じています。世界中の人々に「無印良品っていいな」と共感していただき、お客様の生活の中に取り入れていただくきっかけを売場で表現できたら最高です。

本部と店舗をつなぐ

販売部 エリア
マネージャー

エリアマネージャーは、店舗と本部のパイプ役であるとともに、現場である店舗の営業をサポートし、マネジメントを行っています。

現場の意見を吸い上げて本部に伝え、また、本部の意図を現場である店舗に正しく指示し、共有を行う仕事です。また、全店指示の営業展開計画や、毎週店舗へ配信している週次指示の作成を、ほかの部署と連携を取りながら行っています。

日ごろは、何よりも「お客様視点」を忘れないようにすることを意識しています。店舗に一番近い存在でサポートをする役割だからこそ、客観的な視点が必要です。お客様に、無印良品の商品の良さがきちんと伝わるように、売場や接客、サービスの指示を出したり、判断したりするように意識しています。

販売、接客について、正解は一つではないと考えています。自己満足、自分たち都合にならないように、お客様の期待や気持ちに、寄り添う・こたえる努力をし続けなければならないと、常に危機感を持つようにしています。

商品を販売

店長

店舗での主な業務は、商品の販売と、ワークショップなど、無印良品を伝えるイベントを計画し、実施することです。お客様からの商品に関するご意見を本部に報告し、現場からの商品改善の提案も行っています。

店長としては、店舗運営に関する意思決定、店舗環境の整備(人材採用、人材教育、店舗設備点検・整備)の役割もまかされています。

「無印良品」を、直接お客様に手渡しできる場所が店舗と考えています。そのため、無印良品らしさを商品以外でお客様に感じていただき、気持ちよく買い物ができるよう努めています。例えば、無駄を省くという無印良品の考えから、過剰過ぎない包装を心がけるようスタッフへ伝えています。

このように、無印良品を理解した上で行動することで、気遣いのできる応対ができると考えています。その結果、直接お客様からお褒めの言葉や感謝の声を聞くことができ、現場で働くやりがいとなっています。

無印良品の商品が届くまで
  1. 商品の企画・開発「お客様の視点で商品開発や売場展開ができているか」を第一に考え、商品をゼロから企画し、デザイナーなどと協力し、カタチにし、それをどのように店舗で提案していくか、までを考えます。
  2. 売り場・販売方法を考えるお客様にわかりやすく、買いやすい売場づくりをめざし、営業計画に沿った店舗の陳列、演出プランニングや什器の開発などを行います。
  3. 本部と店舗をつなぐエリアマネージャーが店舗の営業をサポート、マネジメントを行います。お客様に無印良品の商品の良さがきちんと伝わるように、売場や接客、サービスの指示を出しています。
  4. 商品を販売店舗での主な業務は、商品の販売と、ワークショップなど、無印良品を伝えるイベントを計画し実施することです。店舗の責任者である店長は、店舗運営に関する意思決定、店舗環境の整備の役割もまかされています。