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バスガイド 東山玲奈さんの進路選択

基本 DATA

短大卒業後からの職歴 5年目

株式会社はとバス
運輸部 ガイド課

生活科学系学科 卒業

取得資格:アロマテラピー検定1級・柔道初段

現在の仕事内容について

バスガイドの業務は大きく分けて3つあります。1つ目は、車内でのガイドアナウンスです。目的地の見所や歴史をご案内するのはもちろん、バスでの移動中に車窓から見える景色などについてご紹介します。2つ目は、車掌業務です。お客さまがバスに乗車する際の受付や、安全に乗車・降車できるよう誘導を行います。

そして、3つ目が安全確認業務です。運転席から死角になっている左折時の安全確認や駐車時のバック誘導などを行い、安全にバスを運行するために、運転士を補助する役割を担っています。

仕事のやりがいを感じるのは、お客さまから「車内でのアナウンス、とっても楽しかった」「ガイドさんのすすめてくれたお菓子、とてもおいしかった」など、お褒めの言葉をいただけるときです。後日お手紙を送ってくださるお客さまもいます。

上手にご案内ができなかったと落ち込むときもありますが、お客さまの声を思い出すと、次の乗務に向けてがんばろうと前向きになれます。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

車内で充実したガイドアナウンスができるよう、日々勉強中です。1年目は、都内の限られたエリアだけを担当しますが、その後、エリア別研修を受け、乗務できるエリアが広がっていきます。5年目の現在、ようやく関東全域を担当できるようになりました。

お客さまにご案内すべき情報は教本にまとめられ、研修のなかでトレーナーの先生から指導してもらえますが、はとバスでは経験を重ねることでガイドの個性を生かしながら、魅力的なご案内ができることを目指しています。私は歴史が好きなので、観光地にまつわる歴史について事前に調べ、話す内容をノートにまとめています。

先輩のなかには、山や植物に詳しい先輩、神話に詳しい先輩などがいるので、「このあたりで、話す内容が足りなくなってしまったので、何かいい話題はありませんか?」と相談し、トークのヒントをもらうことも。自分なりのガイドアナウンスを日々研究中です。

また、観光地では、地元の方に季節のお花やイベント、おいしいお菓子などの情報を伺い、インターネットでは得られないような付加価値のある情報を提供できればと思っています。

学生時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

やっておいて良かったことは2つあります。まず、短大の地域貢献活動プログラムに参加したことです。地域の商店街のイベントに参加し、高齢者や幼児など、幅広い年齢層の方と触れあった時間は、とても貴重でした。

現在も高齢者の方の団体旅行、幼稚園生の遠足など、さまざまなお客さまをもてなすことがあり、自分とは世代の違う方をご案内する際、どのように接したらいいか考えるヒントになっています。

もう1つは、アルバイトです。アパレルショップや飲食店、カラオケ店など、さまざまなアルバイトで接客の楽しさと難しさを学びました。将来、人と接する仕事がしたいと考えるきっかけになりました。

やっておくべきだと思うのは、英語です。外国人向けバスツアーは、通訳案内士の資格を持つ専門のガイドが担当するのですが、定期観光バスにも多くの外国人の方が乗車されます。何を質問されているかはわかっていて、お伝えしたい情報もたくさんあるのですが、それを英語で伝えられず、もどかしい思いをしたことが何度もあります。今後、語学力を磨いていきたいと思っています。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
文系に進みました。高校には、スポーツ推薦(柔道)で入学しました。所属していたスポーツクラスは、自分で文理選択をすることはできず、自動的に文系に進みました。
高2 
科目選択
スポーツクラスは、地理選択と決まっていました。
高3 
志望校・学部選び
高3の頃は、養護教諭にあこがれていたため、資格取得が目指せるコースのある短大を探していました。ただ、いろいろ調べていくうちに、看護教諭コースは1年次から専門分野を徹底的に学ぶカリキュラムで、あこがれだけでは学び続けるのは難しいと思い、学びのなかで必要な資格取得が目指せる生活科学系学科を選びました。
短大2 
就職活動
さまざまなアルバイトを経験したことで、人と接する仕事をしたいと思い、販売・接客の仕事を中心に就職活動をしていました。ただ、なかなかいいご縁がなく、行き詰まり途方に暮れていました。そんなときに、母から「どうしても受けてほしい会社がある」と言われ、募集要項を手渡されたのが、はとバスでした。人と話すことが好きで、接客業を希望している私にぴったりだと思ったようです。正直、全くこの業界は頭になかったですが、選考を重ねるうちに自分に合っているなと思い、入社を決めました。今では母に本当に感謝しています。

企画 横田勇気さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴 7年目

株式会社はとバス
企画旅行部企画課
主任

経済学部 総合政策学科 卒業

現在の仕事内容について

東京郊外へ行く日帰りツアーの商品企画を担当しています。はとバスでは年5回パンフレットを作成しているので、2〜3か月スパンで新コースを企画し、食事や観光などの手配を行い、パンフレット作成までを担当します。

この仕事で難しいのは、企画担当者として新しいアイデアを盛り込みながらも、リアリティのあるコースを作ることです。日帰りなので時間も限られているうえ、食事や休憩場所の確保、仕入れ先と交渉し価格の設定、無理のないルートの選定もしなければなりません。

自分ではうまくできたと思っても、「魅力的な観光地が少ない」「この時期はそのルートは渋滞が多い」「この回り方だと休憩場所がない」などの厳しい指摘をいただくことも多いです。

例えば、夏にファミリー層をターゲットにした「避暑地の洞窟を巡るツアー」を企画したのですが、洞窟だけでは集客力が弱いと先輩からアドバイスを受けました。そこで人気コンテンツの一つ、果物狩りをセットにすることで、新コースとして発売することができました。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

市場を読み解く力を身につけたいと思っています。企画担当として、ターゲットに合った商品をご提案するのが、非常に大切だからです。

そのために、一番大切にしているのはお客さまの声を大切にすることです。はとバスには、ご乗車いただいたお客さまから御要望や改善すべき点が書かれた「お客さまの声ハガキ」が、1か月に500通ほど届きます。このハガキに隅々まで目を通すようにして、次の企画に役立てています。

そのほか、日々運行状況を見ながら、近年はどういうコースが人気なのかを分析するようにしたり、他社のパンフレットなどもチェックし、業界全体の流れも把握するよう心掛けています。

また、常に道路交通情報や気象情報はチェックしています。企画課に配属される前は、東京営業所で働いていたのですが、屋根のないオープンバスを運行するかどうかを決めるため、雨雲レーダーをみて予測を立てていました。気象予報については、かなり詳しくなりました。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

ゼミの学びが最も役に立っています。私は、財務諸表分析を用いて産業ごとの企業活動を考察し、その産業がどのような方向に向かっているか研究をしていました。財務諸表とは、企業の財務状態や経営成績を報告する資料のことです。

これを分析することで、今後その産業や企業がどのような方向に進んでいくか、読み取れるようになります。ゼミでは、まず財務諸表を見る前に、各産業の今後の動向に関する仮説を立て、その仮説が本当に正しいのか数字を分析し、裏付けを取る手法について学びました。

その手法は、今の仕事にも非常に役立っています。現在、新コースを作る際も、自分のやりたいことだけを形にするのではなく、「こういうコースがお客さまに人気」だということがデータで示せれば、コースの方針を決めるのにも役立つからです。

例えば、新規コースの場合は、類似した過去のコースを分析して、裏付けある提案を心掛けています。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

大学に入学したばかりの頃は将来、どのような業界に進むか決まっていない人も多いと思います。

私も具体的には決まっていなかったのですが、100種類以上もの焼酎を扱う飲食店でアルバイトを経験し、お客さまの味の好みを聞いて、要望に合う焼酎をおすすめしたり、料理に合った焼酎を提案したりする仕事をしているうちに、お客さまに何かを提案する仕事をしたいと思うようになりました。

みなさんも、いろいろな経験をしたり、いろいろな人と話しをしたりすることで、自分の進むべき道へのヒントが見えてくると思います。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
文系に進みました。数学が得意だったのですが、理系はスペシャリストになるイメージがあり、将来進むべき道が決まっていなかった自分は、文系に進んだ方が将来の選択肢が広がると思ったからです。また、大学入試を考えたとき、数学が得意な文系志望者の方が、数学でライバルに差がつけられるのではないかと思いました。
高2 
科目選択
現代社会を履修しました。過去の歴史を学ぶことも大切ですが、今、自分たちが生きている社会に興味があったからです。
高3 
志望校・学部選び
高3の段階では、将来の目標は決まっていなかったので、将来どの業界に進んだとしても役立ちそうな経済学部に進みました。志望していた大学には3つの学科があり、世の中の動きを経済的な視点から考える総合政策学科に決めました。
大3 
ゼミ専攻
産業経済について研究している教授のゼミに入りました。ゼミでは財務諸表分析の手法を学びました。数学が得意だということも関係しているのですが、数字を分析して企業の財政状況の裏付けをとるという研究に興味があったからです。
大3 
就職活動
アルバイト経験から、お客さまに体験を提供できる旅行業やホテル業界を目指していました。なかでも、はとバスは、自分たちでコースを企画し、自分たちで運行して、お客様の声も直接聞けるという環境に魅力を感じました。また、ジョブローテーションがあって、企画だけでなく、営業や管理部門も経験できることが魅力でした。
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