• 総合企画
  • 機械 設計・施工・維持管理

総合企画 小林嵩さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴 9年目

2009年〜
東京ガス株式会社に入社 リビング本部営業第一事業部 配属

2016年〜
総合企画部 配属

慶應義塾大学法学部政治学科 卒業

取得資格:ガス主任技術者(甲種)、ビジネス実務法務検定2級
部活・サークル:ホッケー部

現在の仕事内容について

総合企画部においてLNG(液化天然ガス)の需給にかかわる業務を担当しています。皆さんのご家庭や企業などに送っている都市ガスはLNGを原料として製造していますが、エネルギーの自由化が進む中、競争が激化し、需要が大きく変動しています。そのような環境下で、需給を最適に管理してより多くの収益を獲得していくにはどうすべきか考えています。チームで仕事を進めていますが、私の担当は市場調査と需給管理です。油価や為替の動きを見ながら、各部署と連携して今後の調達や需要の状況を把握し、需給計画を立てています。

総合企画部に配属される前は、リビング本部の営業第一事業部に所属していました。新築マンションを建設するデベロッパー様に対し、ガス機器(床暖房・浴室暖房乾燥機等)を提案し、採用してもらうことで、ガスの販売量の拡大を図るという業務に携わっていました。私は営業支援として営業戦略の立案を担当していましたが、何百戸もある大型新築マンション全てにガスが供給され、そこに住んでいる方の生活価値を上げることができる仕事のため、目に見えてやりがいを感じることができました。

今の職場の業務は、2030年、2040年を見据えた業務となるため、以前の職場のように、仕事のやりがいがすぐに目に見えて反映されるものではなく、最初は戸惑いもありました。しかし、将来のお客様の生活のため、東京ガスの成長のため、長期的な視野を持って基盤整備をしていきたいと思っています。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

東京ガスの文系職の仕事は、業務範囲が広いと感じています。そのため、常に必要となるスキルを積極的に身につけることを意識しています。前部署では、営業部署でありながらも法務担当となったことから、ビジネス実務法務検定の資格を取得しました。

現在、私の所属する総合企画部は、責任も重く、任される業務範囲もこれまで以上に広いです。業務に必要なスキルを身につけるために、昨年は、平日夜にスクールに通い、金融リスク管理に関する資格を取得しました。今年は、財務に関する勉強を始めています。

学生時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

最も役立ったと思うのは、ゼミ活動です。私は、社会学系のゼミに入り、社会問題を解決するために必要な、問題解決のアプローチの仕方や考え方のプロセスを学びました。

問題意識を持つところからスタートし、現状を分析する→課題を把握する→解決策(仮説構築)を考える→効果を検証する→政策提言までの一連の流れを経験。この問題解決のプロセスは、社会人になってからもさまざまな場面で活かせる考え方であり、とても役に立っていると感じています。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

やっておくべきだったと思うのは「語学の勉強」です。就職前は、東京ガスは主に国内を舞台にした企業だと思っていたので、英語を使用する機会は少ないと思っていました。しかし、グローバル展開が進む中、海外の企業様と英語で話す機会などもあり、英語が堪能であればもっと仕事の幅を広げられるのではないかなと思う場面が多々あります。今後、力を入れて勉強していきたいと思っています。

やっておいてよかったと思うのは、前述した「ゼミ活動」のほかに、「アルバイト」です。大学3年次に就職活動につながるようなアルバイトがしたいと考え、外食企業の人事部でアルバイトを行いました。主な仕事は、全国の店舗のアルバイト採用に関する企画です。いかにコストをかけずに人を集めるか、そのためにどのような求人媒体を使って、どのようにPRすべきか等を考えるといった仕事を経験することができました。

就職前にオフィスで働く経験をすることを通して、社会人生活を体験することができ、仕事選びをするうえでも大変勉強になりました。

私の進路経歴書
高2 
科目選択
大学付属の高校に通っており、大学へは内部進学できるため、大学受験のための科目選択は行いませんでした。
高3 
文理選択
高校3年生のときに、文系・理系を選ぶ機会があり、文系を選択しました。当時は漠然と「理系=専門職・技術職」というイメージがあり、やりたいことがその時点で決まっていなかった自分は、文系を選択しました。
高3 
志望大・学部選び
大学へは内部進学できるため、他大学に進学するという選択肢はありませんでした。学部選びですが、法学部、経済学部、商学部等の選択肢がありましたが、調べてみると法学部政治学科が、法律・政治・経済等を幅広く学べることがわかり、法学部政治学科への進学を決めました。
大3 
ゼミ専攻
社会問題を解決するために必要なアプローチの仕方・考え方のプロセスを学ぶことができるゼミを選択しました。政治学科には政治に関する多様なゼミ(日本政治、国際政治、行政学、政治哲学など)がありましたが、何か一つのことを専門的に学ぶよりも、将来的にも活かせる汎用性の高い能力が身につくゼミに入りたいと考えました。
大3 
就職活動

エネルギー業界のほか、通信、鉄道、金融など、幅広く就職活動を行いました。そのなかで東京ガスに決めた理由は大きく三つあります。

一つ目は、人々の暮らしを豊かにしたいと思ったからです。特に東京ガスは「ガス」を通じて代替の効かない生活価値を提供している点が魅力的でした。

二つ目は、自己成長ができる企業だと感じたからです。エネルギー大競争時代に突入する局面であり、活躍の場が広がると感じられました。また、研修なども手厚く、一人ひとりの若手の成長を支援してくれる企業だと感じました。

三つ目は、社員の姿勢です。当時、大学の就職課を通じて多くの企業のOBにハガキを出し、OB訪問の依頼をしました。全員から返事をいただけて、全員にお会いできたのは東京ガスだけでした。面倒見の良い会社だということを実感しました。

機械 設計・施工・維持管理 下村有紀子さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴 6年目

2012年〜
東京ガス株式会社に入社
原料・生産本部 根岸LNG基地 施設部 機械グループ

東北大学 大学院情報科学研究科卒業 人間社会情報科学専攻

取得資格:ガス主任技術者(甲種)、技術士補、エネルギー管理士(熱)、高圧ガス製造保安責任者(機械)ほか
部活・サークル:バレーボールサークル

現在の仕事内容について

ガス製造を行うLNG基地の安定操業・保安確保のため、基地内の機械設備や土木設備の設計・施工・維持管理に携わっています。LNG基地とは、「ガスを製造する工場」のことです。ガスの原料である天然ガスは、液状にした液化天然ガス(以下、LNG)の状態で、海外から専用タンカーで輸入されます。そのLNGを基地内のタンクに貯蔵し、必要な分を気化設備で気化し、ガス特有の臭いを付け、ガス管を通じてお客様へ安定・安全に供給するのが私たちのミッションです。

LNG基地は、常に先を見据えた設計やメンテナンスが重要です。基地の設備のなかには、長年に渡り使われているものも多いため、安定操業・保安確保のために、日々メンテナンスを行い、設備を維持管理していかねばなりません。必要があれば補修や新規設備の導入も行っています。災害に強い設備であることはもちろん、メンテナンスコスト削減も考慮した設備設計、企画立案を行えるように、日々努力しています。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

設備の設計や維持管理には、設計思想・設備仕様など、さまざまな情報をしっかり把握したうえで業務に当たらなければなりません。設計思想とは、どのような考えに基づいてその設備を作ったのかということです。それを調べるために過去の図面や報告書を確認するだけでなく、できるだけ実際の設備を見て確認するようにしています。それらの確認を怠ると、現場工事着工間際に、トラブルや設計変更に見舞われかねません。過去の設計の在り方をしっかりと把握したうえで、今回の設計で活かせる箇所、変更すべき箇所を、時間をかけて考えるようにしています。

設備の設計図面を一から作成するのは受注者に依頼するため、実際に自分で図面を作成していくという仕事はあまりありませんが、設備の仕様を決めて、条件を提示するのは私たちの仕事です。新人社員であっても、自ら動いて調べ、わからないことは周囲に相談するなどして、不明点をクリアにすること、その上で自分の考えを持つことが大切です。

また、複数の工事現場や検討業務を抱えているため、一つの仕事だけに注力することが難しい場合も多々あります。今、抱えている仕事の中で、何を優先して進めるべきか常に意識して、効率的に業務を行うように心掛けています。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

一つ目は、大学時代に学んだ土木の知識です。土木設備の設計や維持管理をする上で、大学で学んだ「コンクリート工学」「地盤工学」「構造解析」「水理学」などの土木の知識が役立つことが多々ありました。大学で使っていた教科書やノートを見返して、設計に活かしたこともありました。一方、業務の大半を占める機械設備に関しては、専門知識が乏しく、社会人になってから一から勉強しました。積極的に外部講習に参加して、機械に関する知識を習得したり、業務に役立つ資格取得に取り組んだりして、いち早く戦力となれるように尽力しました。

二つ目は、家庭教師のアルバイトの経験です。決められたカリキュラムをただ教えるのではなく、生徒の立場に立って考え、生徒に合った課題を設定して、それに向けて行動させることで学力向上につながるような指導を心掛けていました。現在の仕事でも、チームで仕事を進めることが多く、相手の立場に立った言動や行動が必要となる場面に直面することが多いです。そんなときに、家庭教師のアルバイト経験が役立っていると思います。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

やっておいてよかったことは、長期インターンシップの経験です。参加したものは東京ガスのインターンシップではなかったのですが、実際に働く社員の方々を間近にして、どんな想いで仕事に取り組んでいるのか、ひしひしと感じ取れました。また、職業体験を通して、社会人の厳しさ、仕事に対する自分自身の考えの甘さに気づきました。大学での専攻やそこで培った自分のスキルが、仕事でどのように活かせるのかイメージを持つこともでき、インターンシップに参加して得たものは大きかったです。

一方、大学時代はしっかり遊ぶというのも大事だと思います。働き始めると気兼ねなく長期休暇を取ることが難しいため、時間に余裕のある学生時代に、のびのびと旅行に行ったり、趣味の時間に費やしたりするのも良いと思います。私自身も学生時代に日本国内をはじめ、ヨーロッパ、韓国などにも旅行に行きました。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
理系に進みました。幼いころから建物や土木建築物を見るのが好きで、自分もいつか建設物を設計できる人間になりたいと思い、建築土木学科のある理系を選択しました。
高2 
科目選択
理系の国立大を受験することを見据え、数学・物理・化学は徹底的に勉強しました。また、センター試験で必要となる社会については、世界史を選択しました。自国のことだけでなく、海外の歴史を知ることで視野を広くしたいという思いと、海外の建築物の成り立ちに興味があったからです。
高3 
志望大・学部選び
建築土木の勉強ができる学部学科を選択しました。また、高校が遠方だったこともあり、大学は自宅から通える大学を希望しました。最終的には志望校のオープンキャンパスに参加し、大学の雰囲気や研究成果を見て、通う大学・学部を決定しました。
大3 
ゼミ・研究室
入学当初は建築設計に興味があったのですが、授業や実習を通して、100年以上先にも形が残る土木構造物のスケールの大きさ、社会における役割の大きさを実感しました。そこで、大学2年次に土木系に進むことに決め、道路交通制御の研究室に所属しました。
大学院1 
就職活動
人の生活や産業を支える仕事、環境を意識した仕事がしたいと考えインフラ系の企業を志望していました。最初から東京ガスを志望していたわけではなかったのですが、仲間に誘われ大学内で行われた東京ガスの説明会に参加しました。そこで事業が多岐にわたっていることを知り、社会に対して果たすべき役割が非常に大きい企業だという印象を受けました。また、説明会や面接でお会いした社員の方々の人柄にも魅了され、東京ガスへの入社を決めました。
  • 総合企画
  • 機械 設計・施工・維持管理