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  • システムエンジニア

営業 藤本龍弥さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴
9年目

2009年 富士通株式会社 入社
東日本営業本部 関東支社 第一公共営業部 所属

関西大学大学院 文学研究科 総合人文学専攻 西洋史学専修 卒業

現在の仕事内容について

ある政令指定都市の住民記録システムや税務情報システムなどの基幹系システム全般の営業を担当しています。私の担当しているお客様の大部分の行政システムは、富士通が担当しています。「お客様の期待に応えることが市民への貢献につながる」という意識で日々の業務を行っています。

私が担当しているお客様は、常に新しいことに挑戦していこうという気持ちが非常に強いです。以前、さまざまな制度、形態にて管理してきた市民の声をシステムとして一元管理し、共有化・見える化することで、市民のニーズを汲み取った市政を実現するという取り組みに関わったことがあります。ICTを駆使して市を発展させていくことが使命ですから、単純に商品を販売するだけの仕事ではありません。システムを納入してからが本当の始まりだともいえる仕事です。そのために、お客様の声を良く聞き、その先にいる市民の方もイメージしたシステムのご提案を目指しています。

富士通はよく「泥臭い」ともいわれる会社ですが、他社がやらないようなことにも果敢に踏み込んで、最後まで逃げ出さない姿勢があるからこそ、ICTを用いた新しい街づくりにお客様と一丸となって取り組んでいけるのだと思います。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

特に意識していることは読書です。「現状維持は、緩やかな後退」という意識のもと、「今の自分に足りないことは何か?」と自問自答し、参考になりそうな自己啓発書等からヒントを得られないかと日々模索しています。読書をしてただ満足するだけでは意味がないので、得た知識やノウハウを実践し、トライ&エラーを繰り返すことで定着させるよう努めています。

また、お客様が自治体ですので、その地域に根付いたイベントや企画に積極的に参加し、お客様のことを知る活動を心掛けています。その甲斐あって、最近はビジネスの枠を超えたリレーションを構築することができ、物事を円滑に進めることができています。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

学生時代に学んだ西洋史学研究の考え方です。大学院を含む大学時代に学んだ歴史学研究とは、大学受験までの暗記中心の勉強とは異なり、実証主義の学問でした。我々が学んできた歴史的事実と言われていることを疑い、証拠を集め、新たな史実を証明していきます。

一つの結果を出すためには、数年のスパンでの研究が必要で、時には回り道をしながらも粘り強く努力しなければなりません。歴史学研究とは、常に常識を疑い、真実を追い求めることが本質です。得た知識そのものを直接的にビジネスに生かすことはできないですが「現状を疑い、その打開策を追求すること」という、研究における基本的なスタンスは、ビジネスの世界でも十分役立っていると思っています。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

やっておくべきだったこと
過去の自分の活動にどのような意味を見出すかは自分自身なので、やっておくべきだったと後悔することはありません。今、そう思うのであれば、これからそのやりたいことを実現する方法を考えて実行すれば良いだけだからです。だからといって、ダラダラ学生生活を送ることを推奨しているわけではなく、その時の自分が必要だと思うこと、ワクワクすることに一生懸命になることができればいいと思います。

やっておいてよかったこと
大学時代ではありませんが、小中高と野球を続けてきたことがやっておいてよかったことだと思います。怪我に苦しめられつらいこともありましたが、野球を通じて「チームで協力し、一つの成果(結果)に向かって活動すること」を経験できました。社会人になると、個人の力だけではほぼ何もできません。また、ただ単純に学力が高いだけでも通用しない場面が必ずあると思います。野球を通じて、以下に示すような社会人にとって必要な力の重要性に、身をもって気づくことができました。

  • 自発的にアクションを起こす力
  • 自分の想いを正確かつ簡潔にアウトプットする力
  • 周りの意見に傾聴する力
  • 計画的に物事を進める力
  • 他人を思いやる力
  • 自らを律する力  など
私の進路経歴書
高2 
文理選択
迷わず文系を選びました。中学生のころから、社会の中でも特に世界史が好きで、将来は世界史の教師になりたいと思っていたからです。
高2 
科目選択
社会は、大学受験を念頭に置き、最も得意な世界史を選択しました。3教科受験の私立大学受験を前提としていたので、理科の選択については、なんとなく生物を選択したと記憶しています。
高3 
大学選択
上記のとおり、世界史の教師になりたいという夢があったので、史学科のある大学、学部を選びました。
大3 
ゼミ専攻
西洋史は、研究室が一つだったので選択の余地はありませんでした。担当教授は非常に厳しい方で、研究姿勢や内容が教授の求めるレベルに見合わなければ、とことん叱られました。厳しいながらも愛情を持って指導いただいたので、大学院での教育を通じて、知識の増加やレベルアップだけでなく、論理的思考と実証能力が身についたと思っています。
修士1 
就職活動
私の就職活動における軸は、「どんな人と一緒に働くのか」でした。教師を目指していましたが、就職活動の過程で学校という閉ざされた中でより、もっと広い世界で同じベクトル、情熱を持った人たちと働きたいと思うようになり、民間企業への就職へと舵を切りました。就職活動では、可能な限り現場の社員の方々と会うことを心掛け、どんな人たちが、どんな思いで働いているのかを見極めようと努めました。そんな中、私が出会った富士通の社員の方々は自分の仕事に誇りを持ち、キラキラした目で自身のことを語ることができる人たちばかりでした。そんな社員の方々に出会えたことが、富士通への入社の決め手となりました。入社以降、次は私が富士通や働くことの魅力を伝える番だと思い、毎年通常業務とは別に積極的に採用活動のお手伝いにも参加しています。

システムエンジニア 藤野佑さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴
3年目

2016年 富士通株式会社 入社
デジタルサービス部門 クラウドサービス事業本部クラウドプロモーション統括部 所属

京都大学 農学部 食料・環境経済学科 卒業

留学経験:台湾に5か月間留学
取得資格:基本情報技術者、ITIL、CCNA Routing and Switching
部活・サークル:写真部

現在の仕事内容について

私の所属する部署は、富士通のパブリッククラウドK5(正式名称:FUJITSU Cloud Service K5)の開発部隊です。K5は富士通の「知見」を意味する「Knowledge」の「K」と「5大陸に展開する」という「5」から名付けられた、富士通のノウハウとオープン技術を融合したクラウドサービスです。

私は、その中でもK5のPaaS(Platform as a Service)を開発する、「シェアリングビジネス基盤」のチームに所属しています。 「シェアリングビジネス基盤」は、インターネットを通じてモノやサービスを個人間で貸し借りしたり、企業から借りたりできる「シェアリングビジネス」のサービス開発を支援するプラットフォームです。シェアリングサービスの例としては、Uber(相乗りサービス)やAirbnb(民泊サービス)が知られています。これらのようなシェアリングビジネスは欧米をはじめとする海外で急速に成長していますが、日本でも徐々に広がり始め、期待されています。このように、今後大きな発展が期待される分野のサービス開発を支援する仕組みが評価されて、「FUJITSU Cloud Service K5シェアリングビジネス」基盤サービスは2017年にグッドデザイン賞を受賞しました。

私自身は、「シェアリングビジネス基盤」サービスの開発や公開するドキュメントの整備、展示会への出展、社内外へのお客様へのご紹介などを行っています。シェアリングビジネスという新しいビジネスモデルをクラウドサービスとして提供するというチャレンジングな仕事に携わることができて、日々わくわくして過ごしています。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

私は大学で情報系を専攻していたわけではないので、入社してから初めてシステム開発に取り組むことになりました。研修も用意されていますが、日々の仕事や資格取得を通してシステム開発全般の勉強を行っています。基本的な知識が足りないため、初歩的な失敗をして落ち込むこともありましたが、「知識は身につければいいので大丈夫」と励ましてくれる先輩や上司に恵まれ、少しずつ力をつけていっています。また、わからないことに出会った際には、本質や原理を理解するように意識しています。

さらに、IT業界は移り変わりが激しく、どんどん新技術が出てくるので、ニュースや最新情報を追うことを心掛けています。最新動向をチーム内で共有することも活発に行っています。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

台湾への留学経験です。自分が思っていた常識が通じない新しい場所で、失敗してもそこから学ぶことの大切さに気づき、新しいことに挑戦する勇気を持てるようになりました。留学中は、寮でお湯が出なくて困ったり、銀行口座を開設するための書類がほしいけれどもどう伝えていいか悩んだり……。右も左もわからない土地で、スキル不足からつたない会話しかできませんでしたが、諦めず知っている言葉を使って一つ一つ訊ねて、問題を解決していくことができました。また、新しいコミュニティに飛び込んで自ら友人を作ることもできました。中国語は、会話や授業での発表で失敗しても、恐れずに新しい単語をどんどん話していくことで身につけました。

何か新しいことに取り組む際、いつも万全に準備ができていればそれがベストですが、そううまくはいかなかったり、トラブルがあったりするものです。そのような事態に直面しても”自分ならなんとかできるから大丈夫”という自信を得られたことが、仕事で“どうしよう”と困ったときも、結果として何とかできる力になっています。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

やっておくべきだったこと
① 大学ほど勉強や議論をするのに恵まれた環境はないので、自分の勉強したことについて、もっと人と語り合っていれば良かったと思います。人に語れるというのは、事象の背景から課題、そして自分の意見まで明確に説明できるということです。また、相手の意見を聞いて、さらに考えが深まったり、反論を説いたりすることもできるでしょう。その姿勢が身についていれば、仕事における議論や交渉の場で、より効果的な対話をすることに役立つのではないかと思います。
② 大学の友人と部室や旅先で朝まで話し合う、といった時間をもう少し取っておけばよかったと思っています。卒業後も友人たちとは定期的に会って、プライベートから仕事のことまで話しますが、それぞれ仕事があるなどで時間を忘れることはなかなかできないので、じっくりと語り合える時間は学生時代の特権だったと思います。

やっておいてよかったこと
留学、第二外国語の勉強です。まとまった時間をとった留学は、学生時代だからこそできることです。外国に住み、さまざまな国の出身の友人を得たことや、外側から母国を見る機会を得たことは、人生の財産だと思います。さまざまなバックグラウンドを持つ海外の友人と出会い、相手の背景により想像を巡らせるようになったことは、仕事においても相手の立場や考えを想像して、説明や質問の準備をしておくなど、円滑に物事を進めることにつながっています。

また、英語だけではなく第二外国語として中国語を学ぶことを通して、言語に対する考えや、アジアに対する考えも深まりました。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
理系を選択したのは、理系学部に興味があったためと、苦手な理系科目を得意にしたいと思ったためです。教科としては、国語や英語など文系科目の方が得意でしたが、数学や理科などの理系科目は苦手だからこそ勉強してできるようになりたいと思いました。選択後には、やはり理系科目の勉強で苦労しましたが、数学の論理的に解を導き出す点や、理科の自然界の事象や原理を知ることができる点には、文系科目にはないおもしろみを感じました。
高1 
科目選択
理科は、化学を選択することが必須で、もう一科目は生物を選択しました。物理よりも得意だったためです。
社会は、地理を選択しました。世界のことが学べて旅行しているような気持ちになり、おもしろく感じました。また、写真などが豊富な資料集を眺めることが好きでした。
高3 
志望大・学部選び
大学は、入学を想像して心が躍るところを選びました。志望大学は当時の自分の学力よりも高く不安もありましたが、それよりも行きたいという意欲が湧いたため選択しました。農学部を選んだのは、人が生きることの根幹である農業や食料に関してさまざまな角度から勉強できるということに興味を持ったからです。また、志望学科では、途上国の貧困問題や食糧問題の解決を学べる研究室があったため、世界における最重要課題の一つである本テーマを勉強したいと思いました。
大3 
ゼミ・研究室
高校時代から学びたいと思っていた途上国発展をテーマとしている研究室に所属しました。卒業研究では、カンボジアの農村における相互扶助の仕組みの効果や、その成功要因について研究しました。研究対象の農村の家計データを計量経済学の手法を用いて分析して、仮説の検証を行いました。
大3 
就職活動
就職活動の前半は幅広く業界を見て、後半は富士通のようなSIer(システムインテグレーター)を主に志望しました。SIerのSE職に興味を持った理由は、社会や会社の基盤となるシステムを担うことができると思ったためです。自分に技術力をつけることができる点にも期待しました。
富士通に入社した理由は、「やってみよう」という社風にひかれたためです。また、幅広い業界のお取引先と仕事ができる点や、海外展開も積極的に行っており、海外へ行くチャンスがある点も魅力的だと思いました。そして、大学OGの女性社員の先輩が楽しそうに業務の話をしてくださったことで、自分も先輩のように働きたいという思いを持ちました。
  • 営業
  • システムエンジニア