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グローバルマーケティング 室井あかりさんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴
5年目

2014年 日産自動車株式会社 入社
グローバルマーケティング本部 カスタマージャーニートランスフォメーション部

卒業大学・学部
早稲田大学 国際教養学部 卒業

留学経験
大学3年次にイタリア・ベネチアに1年間留学

現在の仕事内容について

現在、グローバルマーケティング部門に所属し、「カスタマージャーニー」の企画と設計に携わっています。「カスタマージャーニー」とは、お客様に日産自動車のことを知っていただいてから、実際にクルマをご購入いただくまでの一連の流れのことです。数年前までは、クルマを購入するまで7〜8回ほどディーラーを訪れるのが一般的でしたが、弊社の調査データによると、現在、お客様がクルマを購入する際のディーラーへの平均訪問回数は約1.7回と、とても少なくなっています。それは、デジタル化が進み、インターネット上でクルマの色や装備などのシミュレーションができるようになり、費用も簡単に比較できるようになったからです。多くのお客様が、ご自宅で購入されるクルマのメーカーや車種も決めてから、ディーラーに試乗に来られるようになりました。

そのため、ディーラーで一からどのようなクルマが良いかについて、ヒアリングし提案するという従来の営業スタイルでは、全くニーズに応えられていないようになってきています。新しいお客様のニーズに応えられるようなサービスの流れを構築することが私の使命です。2年目までは、お客様との最初の接点の一つであるウェブサイトの設計に携わっていました。数年前までは各国が別のプラットフォームでウェブサイトを運営していましたが、ブランドの見せ方の統一とコスト効率を考え、統一したプラットフォームを作成しました。プラットフォームを統一したことで、世界規模でウェブサイトのデータ分析ができるようになりました。現在は、ウェブサイトだけでなく、「カスタマージャーニー」の一連の流れのなかで何が必要なのか考え、システムの企画と設計を行っています。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

語学の勉強です。グローバルマーケティング部門では、世界20か国の拠点と共にマーケティング活動を行っています。そのため、職場では英語を用いて仕事をしているため、現在も英語のスキルアップは欠かせないと感じています。

また、私は高校時代から語学の勉強が好きで、高校ではフランス語、大学ではイタリア語とアラビア語を勉強していました。現在も独学でそれらの勉強を続けています。全ての言語をビジネスレベルにするのは大変ですが、外国の方と一緒に仕事をするときにその方が使う言語で挨拶ができたら、距離が縮まると感じます。そのため、さまざまな言語で日常会話が不便なくできることをめざして勉強しています。ただ、語学学校に通う時間はなかなかとれないため、外国語のテキストを買って翻訳してみたり、ストリーミングした外国語の音声を通勤中にヒアリングしたりして勉強しています。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

最も役立っていると感じるのは、留学です。私の所属していた学部では、1年間の海外留学が必修でした。留学先は英語圏・非英語圏に限らず、提携先の大学から自由に地域・国を選ぶことができます。私が留学先に選んだのは、イタリアのベネチアにある大学でした。その大学では、世界中から先生や学生が集まり、リベラルアーツ(教養)を学ぶことができる大学だったからです。興味のあることを少しずつ広く学びたいと考えていた私には、とても恵まれた環境でした。また、留学中にヨーロッパ20か国を回ることができたのも、とても有意義な時間だったと感じます。世界には、自分とは全く異なる生活をしていて、異なる価値観を持っている人がいるという気づきを得られたことは、非常に良い経験でした。

現在、世界中の方々と仕事をする機会がありますが、直接会って話すよりも、電話やテレビ会議、メールなどでやりとりすることが多いです。そうした際、「この人はどのような考えで、このように言っているのかな?」と発言の背景にあることを想像することで、より円滑なコミュニケーションができ、仕事がスムーズに進みます。大学時代に世界中の方々と話したり、幅広い教養を学んだりしたことが、こうした想像力を広げてくれたと感じます。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

やっておいて良かったのは読書です。私が本格的に読書を始めたのは、大学受験期です。私の志望していた大学・学部の入試では、大学で何を学びたいか論文を提出する形式の入試があり、そのために興味のある学問分野の本を読み始めました。受験がきっかけで読書の面白さを知り、さまざまなジャンルの書籍を読むようになりました。大学時代、人とつながる際も、本がきっかけで仲良くなれたり、お互いの好みを知ったりすることができました。留学先でも色々な国の仲間に自分の読んだ本を薦めたり、おもしろい本を教えてもらったりして、さらに世界が広がりました。

もっとやっておきたかったことは、サークルなど授業外の活動にチャレンジし、仲間を増やすということです。私は、趣味の読書やバイトなどで比較的地味な大学生活を過ごしましたが、サークルなどに入ればもっと多くの仲間と出会えたかなと思うことがあります。大学時代にできた友人は、今も私にとって欠かせない存在です。社会に出ると何のしがらみもなく話せる仲間を見つけるのはなかなか難しいですので、大学時代にぜひさまざまな活動に打ち込み、たくさんの仲間を増やしてほしいと思います。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
私は文系を選択しました。外国語の勉強は好きでしたし、数学が苦手だったからです。
高2 
科目選択
社会は世界史を選択しました。英語で世界の時事問題を学ぶ授業があり、世界について学ぶのが面白いと感じたことが影響しているかもしれません。
高3 
志望大・学部選び
多くの大学では法学部や教育学部など、自分の専門を決めて学ばなければなりませんが、私はそれよりも専門を決めずに幅広く教養が学べる教養学部に進みたいと考えました。
大3 
ゼミ専攻
国際関係論のゼミに入りました。大学入学前から、メディアによる情報操作について興味がありました。国際関係について学びながら、国際的なメディア操作について深く学びたいと考え、ゼミを選びました。
大3 
就職活動
将来は、マーケティングやブランディングの仕事をしたいと思っていました。企業にとってブランドは財産で、その価値を高められる仕事に興味を持ったからです。ただ、新卒からマーケティングに携われる企業はとても少なかったです。そんな時に、日産で職種別採用をしていることを知り、応募しました。面接で心掛けたのは、就活本に書いてあるような定型文ではなく、自分の言葉で自分らしさを伝えることです。

生産企画 有村祐貴さんの進路選択

基本 DATA

大学卒業後からの職歴
5年目

2014年 日産自動車株式会社 入社
生産企画本部 AWP推進部 所属

卒業大学
慶應義塾大学 理工学部 管理工学科 卒業

部活・サークル
野球サークル

現在の仕事内容について

私は現在、世界中に展開する日産自動車の工場のパフォーマンスを向上させることを目的とした業務を行う部門に所属しています。世界中の工場から報告されてくる改善事例を、同様の悩みを抱える世界中の工場に発信して、生産性の向上を図ることをめざしています。毎月1回の会議では世界中の拠点をつないでテレビ会議を行い、改善事例を共有しています。グローバルな日産自動車のクルマ作りを支える部門に配属され、毎日やりがいを感じています。

以前は、栃木の工場でIE(インダストリアル・エンジニアリング)として、工場の生産効率の管理と改善に携わっていました。月の目標に対して結果を振りかえり、改善すべき点を考えます。クルマづくりの工程ごとに担当者が決まっていて、私は鋳造工程と加工工程の生産性管理を担当していました。データ分析を行うだけでなく、現場に出向き製造の方々と一緒に改善策を考えるのも自分の仕事でした。現場での4年間の業務が、今の仕事にも生きていると思います。

仕事のために現在
努力していること、勉強していること

努力していることは、現在自分が担当する塗装工程と組立工程についての勉強です。以前配属していた部署とは違う工程を担当しているため、一から勉強が必要でした。入社後に受けた新人研修ではクルマづくりの工程について一通り学びますが、効率性を上げるためにどのような施策が効果的なのか見極め、それを必要な拠点に発信していくという業務においては、より深い知識が必要だからです。書籍などを読んで知識を身につけるとともに、上司にお願いをして国内拠点を回り、勉強させていただいています。

また、海外でも経験を積みたいと考えこの夏、「グローバル・チャレンジ・プログラム」に参加する予定です。このプログラムは、私のような若手20代の社員を対象にした、半年間の海外派遣プログラムです。週2回英会話教室に通い、語学力アップをめざしています。

大学時代に取り組んだことで、
今の仕事に最も役立ったと思う活動

授業や研究を通して、論理的にものを考える経験を積むことができたことです。授業のなかには、毎週10ページものレポートを提出しなければならないものもありました。大量のレポートで文章をわかりやすく書くためには、論理的に物事を整理する必要があります。講義内容を自分なりに解釈し、考察をふまえてまとめる作業を通して、論文やレポート作成能力が鍛えられたと思います。現在の業務でも、グローバルに改善策を発信していかなければならない立場ですので、よりわかりやすい表現が求められます。理系職種でも表現する力は非常に重要です。大学時代にこうした経験を積んでいて良かったと思いました。

大学時代にやっておくべきだったこと、
やっておいてよかったこと

毎日楽しく過ごしたいと思って活動をしていました。アルバイトでもサークルでも、よりよく楽しむためにはどうしたら良いか、自分なりに計画を立て、振りかえることを心掛けていました。例えば、サークルの仲間と旅行をする際にどんな行程にするかじっくり考えたり、飲み会を盛り上げるための企画を考えたり……。就職活動で自分らしさをアピールする際に、そうしたエピソードを話したところ、OBの方や企業の面接官の方にも、興味を持っていただけました。自己PRでは、部活や留学、インターンなど、華やかなエピソードが必要だと思われるかもしれませんが、日々の生活や学習のなかにも自分を磨くことができる機会はたくさんあると思います。そうしたなかでどのように自分が工夫して、何を成し遂げることができるかを語れれば、十分に自分らしさをアピールできるはずです。

上記のように色々なことにチャレンジしたので、やっておけば良かったと後悔していることはありませんが、大学ではさまざまな授業があるので、単位を取るためだけに授業を受けるのではなく、これまで自分が興味を持っていなかった分野の授業も受けていれば、新しい刺激をもらうことができたのではと思います。例えば、自分は4年生まで大学に「体育」という授業があることを知らずにいました。ぜひ、時間のある低学年の時に色々な授業を履修してほしいと思います。

私の進路経歴書
高1 
文理選択
文系の大学に憧れがありましたが国語がとても苦手だったため、理系に進みました。
高2 
科目選択
理科は、物理と化学です。社会は、政治経済を選択しました。社会のなかでも短期間で成果が出せる教科だと思えたからです。
高3 
志望大・学部選び
理工学部のなかでも管理工学科という学科を志望しました。管理工学とは、理工学の基礎知識に加えて、データ収集と調査、統計解析、情報処理、システム解析、インダストリアル・エンジニアリング(IE)、経営管理などが学べます。この分野は東京大や京都大にもない学問分野で、慶應義塾大に入ればこの分野のトップになれると感じたからです。また、就職率が良かったことも決め手になりました。
大3 
ゼミ・研究室
サプライチェーンマネジメント(生産管理)について学ぶ研究室に在籍していました。研究室の先生の授業やテストを受け、とてもおもしろいと感じたからです。
大3 
就職活動
実は、就職活動を始めた当初はマスコミ志望でした。しかし、思うような結果が出せずにいたところ、日産自動車のことを知る機会がありました。OBの方と話すと、冷静で丁寧に物事を考えている素敵な人たちばかりで、とてもひかれました。また、自分は理系ですが冷静沈着な研究者タイプではなく、騒がしいタイプなので、こんな自分が入社すれば、新しい風になれるのではないかなと思いました。また、元々日産のクルマのファンでもあったので、ものづくりの一員として会社に貢献できることに喜びを感じています。
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