マナビジョンキャリアトップ就活対策ちょこっとキャリアアップ講座(4) ~人間関係にも生きる!?目標と振り返りの習慣をつけよう!~

ちょこっとキャリアアップ講座(4)
~人間関係にも生きる!?目標と振り返りの習慣をつけよう!~

  • 就活対策
  • 2017.07.10

3年次の就活に向けて、いまからできることって何?

就職ジャーナリスト 常見陽平さん

『就活難民にならないための大学生活30のルール』の著者であり、就職ジャーナリストとして多くのメディアで活躍し、大学生から絶大な支持を受ける千葉商科大学国際教養学部 専任講師の常見陽平さんに、大学1年生から意識したいことを聞いてみた!キャリアアップだけでなく、人との関係も良好になる習慣とは?

デキる社会人の習慣を取り入れよう

常見陽平:大学3年次の就活で「わたしはこれが得意です」と自信を持ってアピールするために、今から意識してほしいのが、目標を立て計画的に行動すること。

「大学生のうちに何かを成し遂げたい」と考えていても、計画を立てて実行しなければ、授業での課題やアルバイトに追われているうちに、気づいたら1年、2年が過ぎていた…という事態はよく起こります。

今回は、目標と振り返りの考え方である「PDCAサイクル」についてご紹介します。

計画を立て(PLAN)、実行し(DO)、振り返り(CHECK)、さらなる行動へつなげる(ACTION)。これを「PDCAサイクル」と呼んでいます。

社会人の仕事のやり方として取り入れられているPDCAサイクルですが、実際のところ、これができていない社会人が多くいるのも事実。やりっぱなしで振り返ったりすることなく、無計画に仕事をしているような人にも多く出会います。だからこそ、学生のうちからこのサイクルを意識していると、与えられた仕事をこなすだけでなく、プラスアルファの価値を生み出す”デキるビジネスパーソン”になれます。

就活に成功する学生の共通点とは?

常見陽平:ちなみに、大学の職員によると、就活で希望の企業からの内定を得る学生は、自然にPDCAサイクルを回しているといいます。

就活中の応募書類や面接では、何をどのように工夫し成果を残したのか、結果的にどのように成長したのか、ということを徹底的に問われます。これを説明するためには、「自己分析」を行う必要がありますが、目標を立て、行動し、反省して次の行動につなげている学生は、自然に自分の行動を振り返り、説明することができるのです。

1日15分、目標設定と振り返りの習慣を

常見陽平:「PDCA」を生活に取り入れることは、決して難しいことではありません。朝の10分で「今日はこれをがんばろう」「これだけはやりきろう」と計画を立て、1日の終わりに5分でいいので振り返る。これだけでOKです。

計画を立てる際は、頭で考えるだけでなく、スマホや手帳に書いてみましょう。書くことで、「夜はアルバイトだからコレは無理かな」とか、「コレをするために、女子会ランチは○○時までには切り上げよう」など、実現の可能性や目標遂行の道筋が見えてきます。

そして、目標を決めたら、必ずやりきる覚悟を持ちましょう。そうでないと、振り返りのときに、計画が悪かったのか、取り組みの効率が悪かったのかがわかりません。振り返る際は、どうすればよかったのか、もっとうまくやる方法はなかったのかを冷静に、事実をもとに振り返りましょう。

人との関係も良好になる!

常見陽平:実は、1日の終わりに振り返りの時間を持つことは、人間関係にも生かされます。

「そういえばA子ちゃん、あのときから機嫌が悪くなってしまったな、何が嫌だったんだろう」と疑問を持ったり、「サークルで後輩にこういう言葉をかけたらうれしそうで、そのあとのプレーの質が上がったな」などと考えることで、その人の「ツボ」が見えてきます。その人がどういう価値観を持つ人なのかを判断したり、相手によって言葉のかけ方を工夫したりすることは、仕事をスムーズにするうえでとても重要です。

例えば、理数系で数字やデータをもとに判断していくタイプの上司に、根性論を語っても響きません。また、情が厚いタイプの上司の場合は、淡々と指示を仰ぐよりも仕事に対する情熱を語ったりしたほうが好かれる可能性があります。

いまのうちから、「この人はどういう人で、どうしたら喜んでくれるのか」と考えるクセを持ちましょう。そして、「明日はこういう言葉をかけてみようかな」など、次に会ったときにどうするかを考え、行動してみましょう。

試行錯誤を繰り返すことで、徐々に相手のことが見えてきますよ。

プロフィール
常見陽平
千葉商科大学国際教養学部専任講師。就職ジャーナリスト。一橋大学商学部卒。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。著書に、『就活難民にならないための大学生活30のルール』(主婦の友社)、『「就活」と日本社会―平等幻想を超えて』(NHK出版)、『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)ほか多数。

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