マナビジョンキャリアトップ大学生活みうらじゅんさんに聞いた!5月病の乗り越え方~(3)友達編~

みうらじゅんさんに聞いた!
5月病の乗り越え方
~(3)友達編~

  • 大学生活
  • 2017.05.22

新生活から約1か月が過ぎた頃に、多くの人がかかる「5月病」。どうしたら乗り越えられるの?
「マイブーム」や、「ゆるキャラ」などを命名したことでも有名な「みうらじゅん」さんに、大学1年生の「5月病の悩み」について答えていただくこのコーナー。
最終回となる今回は、多くの人が悩みがちな「友人関係」に関するお悩みについてアドバイスをいただきました!


今回の悩み:大学の友人になじめない

ゴールデンウィークに、1か月ぶりに高校時代の友人に会ったところ、みんな新しい環境のなかでキャンパスライフを謳歌しているようでした。私自身は、今の大学の友人になじめず、旧友と思い出話に花を咲かせようと思っていたのですが……。

みうらじゅん:相談者さんは、「大学の人とは相性が合わない」と思っているのかもしれないけど、そもそも自分とカンペキに気の合う人なんてこの世にいませんから。見つけた友達を自分に引き込むか、自分が相手に寄っていくかのどちらかじゃないかなあ。そうやって関係性を築きつつ、徐々にお互いの存在に慣れていくのが人間関係ってもんでしょ。

相談者さんは、海外留学でもすればどうよ? 言葉も文化も違う外国の人と友達になっちゃえば、きっと友人づくりに性格が合う・合わないは関係ない、ってことがわかるんじゃないかねえ。

「自分らしさ」なんてなくていい

みうらじゅん:人間関係では、相手に合わせる姿勢、相手の意見に折れる柔軟性を持って接するのが大切。「自分らしさ」とか「個性」とかを大切にしたいと思っているのかもしれないけど、そんなの守ってたら友達づくりなんて当然うまくいかなくなる。その「らしさ」をなくしてしまえば、いくらでも人に合わせることができるんだけどね。

初めから気の合う人なんていないけど、大学では一生つき合えるかもしれない友人に出会える確率は高い。やりたいことの志向や将来めざす方向性が似ている人が高校までよりも集まってるからね。
もし、第一志望の大学でないからといって大学生活に悲観的になっているのだとしたら、同じように「この大学に入るはずじゃなかった」って考えているやつはいるはずだよ。

一人の親友に出会えたらラッキー

みうらじゅん:「大学時代の友人は一生の財産」とか、そんなふうに言うとちょっと重いけど、僕自身は、少なくとも親友がいたから大学生活がすごく楽しかったのは事実。僕も、大学入学当初は夢を膨らませて、どんなに多くのすばらしい友人と出会えるんだろう、と思っていたけどね。

唯一、怪獣の話で盛り上がったやつがいて、いまだに会えば延々と怪獣の話をしてる。多くの学生がいる大学のなかで、おもしろい親友に一人でも会えたら儲けものだね。でも、いろんな人に話しかけてみないと、そんな友人にも出会えない。まだまだ大学生活長いんだから、自分の殻にこもらずに、とりあえず話しかけてみたらいいんじゃないかなあ。

プロフィール

みうらじゅん
イラストレーターなど。1958年2月1日京都市生まれ。血液型AB型。1980年武蔵野美術大学在学中に漫画家デビュー。1997年「マイブーム」で新語・流行語大賞受賞。2005年日本映画批評家大賞功労賞受賞。近著に、『雑談藝』(文藝春秋/いとうせいこうと共著)。
関連書籍
雑談藝
出版社:文藝春秋
いとうせいこうと共著

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