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金融のプロに聞く!大学生のための「ニュースの読み方」講座

  • スキルアップ
  • 2017.07.18
左:大学4年生・池野颯人さん 右:株式会社Good Moneyger 清水俊博さん

大学生のうちに社会や経済の仕組みを知っておくことは、とても大切なこと。みなさんも、日頃から「新聞を読みなさい」「ニュースを観なさい」と言われることも多いのではないだろうか。しかし、毎日テレビやインターネットで膨大な情報が飛び交っている今、何をチェックすればいいのかわからない……という人もきっといるはず。

そこで、「金融のプロ」である株式会社Good Moneyger代表の清水俊博さんに、お金と社会にまつわる素朴な疑問をぶつけてみた。清水さんは、京都大学経済学部卒業後にリーマン・ブラザーズ証券に入社。新卒1年目で「リーマン・ショック」を経験したという異色の経歴の持ち主だ。

今回、清水さんにお話を聞くのは、現在Good Moneygerでインターンシップをしながら就職活動に取り組んでいる大学4年生の池野颯人さん。ニュースの読み方から就職活動のことまで、等身大の大学生が抱える疑問を解決してもらおう!


新聞は“一面”だけ読むのがコツ!?
社会を知るためのポイントとは?

池野さん:早速ですが、「新聞を毎日読もう」と言われてもなかなか実践できる人は少ないと思います。社会を知るために、まず何から始めればいいのでしょう?

清水さん:それならまずは新聞の“一面”のニュースだけ読むようにするのがいいと思います。一面の記事は、「今日はこれが一番大事!」と新聞社がわざわざ選んでくれた情報ですから、そこを押さえておけば大きなニュースは分かるのではないでしょうか。隅々まで読もうとしても、途中で挫折しちゃいますし、忘れちゃいますよね。学生時代の僕もそうでした(笑)。

新聞を読む際に、ポイントになるのは“抽象化”。つまり、おおまかなストーリーを理解すること。「要するに、何が問題なのか?」をざっくりとでいいので把握できれば良いのかなと思います。自分の身の回りの問題に置き換えてみるのもいいです。

池野さん:まずはニュースの要点を考えることが大事なんですね。

清水さん:一つひとつのニュースに詳しくなる必要はありません。理解できる範囲でいいので、大まかなストーリーを把握して、自分の頭で考えることが大切です。ニュースを「抽象化」することで、一歩引いた視点から社会を冷静に見つめることができますし、何よりニュースを覚えておきやすくなります。池野くんは、最近気になったニュースはありますか?

池野さん:最近は、企業の長時間労働問題のニュースが気になっています。僕自身も就活生なので、働き方の問題には関心がありますね。

清水さん:たしかに、これはなかなか重要なニュースかもね。いわゆる「ブラック企業」をただ批判するだけではなく、その背景にはどんな事情があるのかを考えることが大事ですね。ニュースに詳しくなることよりも、自分の頭で考えて、自分の意見を持つことを意識してみてください。必ずしも「新聞」や「ニュース」にこだわらなくてもいいです。社会や経済に関するニュースをつぶやいてくれるTwitterのアカウントをフォローするのもアリだし、インターネットのニュースをアプリで読むのでもOK。自分ができそうな方法で、毎日少しでもニュースに触れるようにしましょう。

池野さん:なるほど。それなら誰でもすぐに始められそうですね!

30年後にどんな仕事があるかわからない。
大学生のうちから“外の世界”と接点を持とう!

池野さん:清水さんご自身の就職活動についても聞いてみたいです。どんなきっかけで金融業界の仕事を選んだのですか?

清水さん:実は、もともと金融業界に興味があったわけではないんです。この業界に興味を持ったきっかけは、大学時代に経験した人材派遣会社の営業のインターンシップ。そこで出会った取引先の社長さんに、金融やファイナンスの重要性を教えてもらいました。そのなかで外資系のリーマン・ブラザーズ証券を選んだのは、若いうちからバリバリ働きたかったからです。そのときはまさか倒産するとは思いませんでしたが、資金繰りに苦戦しているらしい、という噂を聞いたりはしましたね。世間のみなさまにご迷惑をかけたのは本当に申し訳ないと思っていますが、今思ってみると、良い経験になったかなと思います。池野さんは今、どんな視点で就職活動を行っているのですか?

池野さん:僕はwebのベンチャー企業を中心に、就職活動をしています。Good Moneygerでのインターンの経験を通じて、ベンチャー企業の雰囲気や仕事のやり方が多少わかるようになったので、自分に合っているかな、と思って…。

清水さん:インターンシップは、大学生のうちから外の社会を知るという意味で、とても効果的な方法だよね。僕も営業のインターンでは、取引先の中小企業の社長さんたちから仕事の話を聞いて、さまざまな価値観に触れました。サークルやアルバイト以外にも、大学の外でコミュニティを持つことは大事なことです。

就職活動では、自分がやりたいことを探すのはもちろんですが、「自分がやりたくないこと」を考えるのも重要です。僕の場合、営業の仕事を通じて、体育会系の厳しい上下関係のような、理不尽な人間関係はちょっと苦手だなと分かったので、そういう雰囲気の企業は避けるようにしていました。どんな仕事も実際にやってみると、想像していたものとは違うはずです。「絶対に嫌なこと」さえ避けておけば、慣れていくうちに楽しくなりますよ。

池野さん:なるほど。「嫌なこと」を知っておくことが重要なんですね!

清水さん:最近の就活生を見ていると、ちょっと肩に力が入りすぎているように感じます。無責任に聞こえるかも知れませんが、就職先は気楽に選んでいいと思いますよ。ものすごいスピードで技術が発展している現在、30年後にどんな仕事が残っているかわかりません。考えすぎず、肩の力を抜いて頑張ってください!

いかがでしたか?清水さんのお話をもっと詳しく聞きたい方は、ぜひ以下のUdemy講座を受講してみてください。きっと、より深く“社会とお金”の話がわかるようになりますよ!

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