マナビジョンキャリアトップ働き方その学部からアノ職業に!? 社会で役立つ大学の学び 社会人インタビュー vol.2

その学部からアノ職業に!? 社会で役立つ大学の学び 社会人インタビュー vol.2

  • 働き方
  • 2017.04.10
勤務先株式会社NTTデータエービック(IT・通信)
職種システムエンジニア職

※2016年3月時点の情報です。

金融機関がお客さま、システムの運用や情報配信を担当

私は、当社で取り扱っているシステムの運用や確認と、金融機関さまへの投資信託(*1)情報の配信サービスを担当しています。

大学では、精密機械工学の分野を学びました。もともとモノづくりに興味があり、自分が開発したものが世の中に出回り、多くの方のお役に立てれば良いなと思いこの分野を専攻しました。また、学科の強みとして機械工学だけでなく電気・電子工学も勉強でき、また民間企業や官公庁の方々が実験に訪れるほどの充実した設備が学内に整っているのも魅力的でした。

(*1)投資信託・・・証券会社や銀行などが、多くの投資家から資金を集め、これを一つにまとめて大きな資金にして専門家が運用する仕組みの金融商品。

大学時代は「乱流旋回流」を研究。実験の失敗から仮説検証思考の大切さを学びました

大学時代は「円管内における乱流旋回流の特性」について、わかりやすく言うと、まっすぐな円管内に乱流を発生させて、気流に作用する力と流れの変化について研究していました。実用化されている製品ではサイクロン式掃除機があげられます。

実験では失敗も多くしました。当初は実験結果の正確な予測を立てられずに実験を行っていたので、値に異常が発生してもそのことに気付けないまま進めてしまい、実験が一通り終わった後に教授から指摘されて初めて、イレギュラーに気付くことがありました。

それからは現状でわかる様々な要素から分析を行い、事前に実験値の予測を立ててから実験を行うようになりました。それを繰り返すことで数値の出方や変化に何か異常が発生した場合でも、自分ですぐに気づき、何の要素が原因で数値に異常が発生したのかわかるようになりました。仮説を立て、それを検証する方法を自分なりに見出したのだと感じています。

「仮説検証思考」は、安定運用が何より大事なシステム業務にも役立っています

様々な要素から仮説を立てたうえで行動するという、このスタイルは、現在の仕事に十分に役立っています。当社では、金融機関さまが取り扱う投資信託の金融商品に関する情報提供サービスや業務支援システムの開発・提供を行っています。金融機関さま向けのシステムですので、トラブルなく、安定して利用できることが何よりも大事です。

私が担当しているのはそのシステムの運用です。日々システムの運用作業をしながら、システムが正常に動作していることを確認します。運用作業中にイレギュラーが発生した場合、早い段階で気付ければ対処できたものが、イレギュラーに気付けないまま運用作業を続けてしまうことで大規模な障害になりかねません。そうならないためには、予測し、仮説を立て検証をすることが非常に重要になります。このことで、少しの数値変化からすぐにイレギュラーが発生していることに気付けるようになり、大規模な障害発生を未然に防ぐことにつながるからです。

開発から運用まで行える環境で、プロジェクトのリーダーを任されるような人材になりたい

大学の研究では、一つの現象を突き詰めることに没頭していましたが、在学中に自分自身は将来的には全体を見られて様々な役割を経験したいという気持ちが強いことに気付きました。それで開発から導入、運用、保守まで、システムにかかわるすべてに携われる当社を選びました。一般的なシステム会社だと、開発だけ、運用だけという細分化された役割になりがちですが、当社にはすべてにかかわる機会があります。いろいろな役割に挑戦できる環境があることは私にとってとても魅力的でした。現在は自分ができることをもっと広げるため、当社の研修制度や資格奨励制度を活かして資格の取得や技術スキルの向上にも取り組んでいます。

現在、当社システムの基盤更改(*2)プロジェクトにも参画しています。プロジェクトに参加する中で触れる先輩社員の幅広い専門知識や、マネージメントスキル、リーダーシップスキル等、自分にはまだまだ足りないものが多くあることを実感しています。基盤更改は周期的に行う必要があるため、次のプロジェクトでは、私も先輩社員のようにプロジェクトリーダーが務められるような人材になっていたいと思っています。

大学生の皆さんには、学生時代は、これ以上ないというくらい自分の好きなことに打ち込んでほしいです。その様々な経験が社会人生活に必ず役立ってくると思います。

(*2)基盤更改・・・要件や機能は変更せずにハードウェアの入れ替えを行うこと。

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