Benesseマナビジョン編集局 高校生のための大学入試「英語」検定研究室

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Report4

一発勝負の入試の「保険」に!英語検定で志望大の合格可能性を高めよう!

前回は、英語検定のスコアの入試活用方法について、高校・大学両方の事情に詳しいオダギリさんに解説してもらったね。今回は、その中の「みなし得点化」「加点」というパターンについて、オダギリさんが話の続きを聞かせてくれたよ。

オダギリ:まずは、前回のおさらいだ。GTEC CBTをはじめとする英語検定のスコアの入試活用方法は、全部で5パターンあったね。覚えているかな?
① 出願資格:基準スコアを満たす者のみが出願可能
② 書類審査:出願時にスコアを提出すると、合否判定時に活用される
③ 試験の代替:スコアの提出が義務付けられ、そのまま得点になる
④ みなし得点化:スコアに応じてみなし得点が設定され、当日の試験の点数よりみなし得点の方が高い場合に、得点を代替できる
⑤ 加点:スコアに応じて得点が加算される

サワダ:いろいろあったなあ~。

サイトウ:お前は、人の話をちゃんと聞いていたのか!?

サワダ:聞いていましたよ!英語検定のスコアがあれば、志望大の受験のチャンスが広がって、合格の可能性が高まることもあるんですよね。今回は、4番目の「みなし得点化」と5番目の「加点」について、オダギリさんに解説してもらえるということで…早く聞かせてください!

オダギリ:はいはい、わかったよ。代表的な大学の例を挙げながら、説明しよう。

一定のスコアを持っていれば、一発勝負の入試に「保険」を掛けられる!

オダギリ:4番目の「みなし得点化」は、金沢大学人間社会学域国際学類の一般入試などで使われている方法だ。この学類の一般入試では、センター試験の「英語」について、前期・後期ともに英語検定のスコアの提出が認められている。2017年度入試で対象となるのは、GTEC CBT 820点~1100点、TOEFL-iBT 45点~68点、IELTSバンド3.0~6.0、もしくはそれ以上の場合。基準を満たすスコアを提出できれば、センター試験の「英語」の80%から100%の得点が、スコアに応じて与えられるんだ。

サワダ:なるほど!じゃあ、一定のスコアを持っていれば、センター試験の「英語」が免除される、ということですか?

オダギリ:それは違うよ。英語検定のスコアを提出する場合でも、センター試験の「英語」を受験する必要がある。英語検定のスコアを換算した得点と、センター試験の得点を比較して、高得点の方が利用されるんだ。GTEC CBTのスコアは受験日から2年間有効、年度内2回まで受験可能だから、低学年のうちから何度もチャレンジすることができる。

サワダ:そうか!もし、大学が定めるスコアを早めにクリアできれば、他の教科の勉強に専念できるんですね。

オダギリ:そういうメリットもあるね。英語が得意な高校生にとっては、大きなアドバンテージになるはずだ。

サワダ:あれ?サイトウさん、顔色が悪くないですか…?大丈夫ですか?

サイトウ:ごほっ、ごほっ。センター試験について話していたら、トラウマを思い出してしまったよ。実は私は、センター試験当日に、緊張のあまりおなかが痛くなってしまって、あまり結果が良くなかったんだ。

オダギリ:サイトウさん、その気持ちはよくわかります。入試本番って、緊張したり、体調が悪くなったりして、なかなか自分の実力が発揮できないですよね。でも、GTEC CBTをはじめとする英語検定を事前に受験して、一定のスコアを取ることができれば、一発勝負の入試に「保険」を掛けられるんです。

サイトウ:それは心強いなあ!私が大学を受験する頃にも、そんな仕組みがあったらよかったのになあ。

サワダ:英語検定のスコアがあれば、効率的な受験勉強ができたり、安心して入試本番に臨めるようになるんですね。

※金沢大学では、平成30年度入試から、人間社会学域国際学類以外の学域・学類でも、英語検定が導入される予定です。詳しくは、金沢大学のホームページをご確認ください。

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