東京海洋大学/先輩の志望理由
#理系 #農・水産学
食の衛生管理を学んで食の安全と豊かさを全世界に提供したい

私は、食の安全を追求し全世界に豊かな食を提供するために、東京海洋大学海洋生命科学部食品生産科学科を志望します。
小さいころから食べることが好きな私は、お店に並んでいる商品の食品表示を見るのが好きでした。将来は、食に関わる仕事をしたいと思いました。オープンキャンパスで、生鮮食品の色の変化の研究を見て、水産学でも食品の勉強ができると知り、東京海洋大学で食品研究をしたいと思いました。
貴学の静岡にある水産加工場では、鯖缶などを作る伝統的な実習があるそうです。子どものころからの実際に製造ラインを体験するという夢がかなえられると思いました。
フードロスを減らすためにも、長期間保存できる食品を作ることは大切です。貴学では保存期間を延ばすために、天然由来成分を入れて菌の繁殖を抑えるという研究も行っていると伺いました。
ほかにも貴学ならではの食品冷凍学の研究などがあり、具体的な実験や研究を通してたくさんの学びが得られると思いました。
豊かで安全な食品を提供するためには、食品の衛生管理が必要です。日本の食品業界では、全ての企業が世界的な国際基準に則っているわけではないそうです。国際規格基準から外れたものは輸出ができなくなるため、私は、食品の衛生管理を学び、卒業後に食品製造企業でその知識を活用して、日本の食の豊かさを世界に提供したいと思っています。
もっと知りたい大学の魅力
幅広い専門性を高める海洋資源環境学部も
大気から海底まで海洋全体に関する総合的で科学的な理解を基盤として学ぶ学部です。
海洋環境の理解・保全・修復や、海洋・海底資源や再生可能エネルギー利用などの海洋開発、海上・海中・海底における技術開発や施設・設備・機器の運用等に関連する分野で国際的に活躍できる高度な専門人材育成を行っています。
貴重な資料が見られるマリンサイエンスミュージアム
マリンサイエンスミュージアムは、大学と社会の連携のために、 1)水産科学技術に関連した標本類の収集、整備、管理、2)資料の展示・公開、 3)教育、研究用の資料の提供、 4)学術関連の国際交流、5)社会・地域との連携のために活動している博物館です。多分野にわたる自然史標本を主とした学術標本を保管・展示し、海洋学を学ぶために役立つ資料が数多くあります。