大阪大学/先輩の志望理由
#理系 #医・歯学
医学と公衆衛生を学び、社会の健康問題を解決したい

私は、医学と公衆衛生を学び、社会の健康問題を解決したいと思い、大阪大学医学部医学科を志望します。
高校時代、アメリカで暮らしていたことがあり、その時に、病院でワクチンを打ちました。そこには9本のワクチンが並んでいて、それを全部打ったことに衝撃を受けました。日本では考えられないこの出来事で、国による医療や公衆衛生のあり方の違いに興味を持ち、公衆衛生について深く学びたいと思い、医師免許取得をめざしました。
貴学には、ノーベル賞を受賞した東京工業大学栄譽教授大隅良典教授と共に研究していた吉森保先生など、最先端の研究者が大勢います。私は、今コロナ禍の出産や周産期医療に興味があり、その分野の研究を希望しています。貴学の向上心のある学生と切磋琢磨しながら学ぶことで自分自身も磨かれると思います。
また、留学して文化や背景の違う土地で学び、その地に住む人と触れ合い、公衆衛生を深く研究したいと思っています。貴学の提携校のカリフォルニア大学やオクスフォード大学などの最新の研究を学べる大学で知見を深めたいと思います。
将来は、貴学で培った医療や公衆衛生のシステムの知識を生かし、日本の良いところを海外に広め、海外の良いところを日本に取り入れて、生活する人が安全に暮らせる医療システムづくりや公衆衛生に関わりたいと思っています。
もっと知りたい大学の魅力
大阪大学医学部の源流は蘭学者・緒方洪庵
大阪大学医学部は、国内初の官立病院として1869年に設立された大阪仮病院。その源流は医者・蘭学者、教育者でもあった緒方洪庵を中心として開かれた私塾「適塾」にある。洪庵は、日本全国から集まった門人に蘭学・医学を教え、橋本左内、大村益次郎、福澤諭吉、ら多くの人材を育てた。
異分野融合アプローチで生命医科学フロンティアを開拓
大阪大学の生命医科学融合フロンティア研究部門は、生命医科学系×理工学系×情報系による異分野融合的アプローチにより人の疾患の予防や克服の実現をめざしている。産学連携による幅広い面からの研究を推進し、新たな生命医科学の課題の発掘と解決を行う。主体的にテーマを設定し、活発に研究を進めることができる次世代の研究者の活躍を支援し、分野の異なる若手研究者同士の切磋琢磨できる機会や場の支援を行っている。