横浜市立大学/先輩の志望理由
#理系 #理学
わずかな遺伝子の差でこんなにも違う 生命現象の原理を大学で学びたい

私は、遺伝子レベルの生命現象に興味があるので、遺伝の多様性について深く学べる横浜市立大学理学部理学科を志望します。
中学生の頃、遺伝子に興味を持ちました。0.1%以下の遺伝子の違いで同じ人間でも大きく異なるのはなぜでしょうか。ほんの少しの違いが生物として大きな違いをもたらす不思議さを解明したく、生命現象の原理を学びたいと思いました。
高校では、有明海のアサリの漁獲量減少の原因を調べる研究を行いました。ホトトギス貝が関与しているとの仮説を立てて研究し、関係性を示唆する結果を得ました。この経験から、生物の生命現象は全てつながっていると考えるようになりました。物理と化学の基礎を学び、生物の構造を理解できれば生態系のさまざまな問題を解決できると考えています。
大学選びをしている時に、高校の先生から大学の研究室を調べるようにアドバイスを受けました。さまざまな大学の研究室を調べる中、貴学の木原生物学研究所に強く興味を持ちました。しかし、研究内容が難解だったため、生物の先生に教えてもらいながら内容を理解しました。その時、とてもワクワクして、ここで遺伝子やゲノムの研究をしたいと強く感じました。
大学院に進み、生命医科学研究科でオーダーメイド医療の技術進歩に貢献したいと考えています。その後は自然豊かな熊本に帰り、生態系に優しい暮らしをしながら、興味ある研究を追い求めたいです。
もっと知りたい大学の魅力

理数マスター育成プログラムで1年次から本格的な研究を
横浜市立大学では、研究に意欲的な学生には、1年次から研究に取り組める「理数マスター育成プログラム」という制度があります。高校での研究を継続したり、新たな研究に挑戦したりすることができます。
学修・研究に必要な英語のスキルを修得できる
実践的な英語力を身に付けられる英語教育プログラムが「プラクティカル・イングリッシュ」です。授業は全て英語で行われ、学生は英語を使い、英語で学びます。3年次への進級には、TOEFL-ITP 500点以上が必要です。学修や研究に必要な英語力の基礎を身に付けられます。