流通経済大学/先輩の学問体験記
観光がもたらす影響を多面的にとらえて学ぶ

※学年は取材時点のものです
私の学科ではこんな勉強をしています

観光が周りにどのような影響をもたらすのか、どのように発展していくのかを多面的に捉えながら学んでいます。経済への影響はもちろんのこと、環境や教育、文化への影響、そして観光に携わり運営していく上で欠かせないマーケティングも学んでいる最中です。分析する対象は観光ですが、ほかの分野に進んでも役立つような知識も多く、実際に学んだことを生かして商品開発に関わる機会もありました。実践的で興味深い講義が多く、特に意欲的に取り組んでいます。
グループワークでは、留学生にも分かりやすいよう気を配りながらメンバーに役割を振り分けた結果、オンライン授業ながらコミュニケーションを密に取ることができ、無事に企画書を完成することができました。評価も高く、充実感に満ち溢れたと同時に、留学生がいたことで今回のような進め方ができたのだと気付き、改めて留学生と接触する機会が多い国際文化ツーリズム学科の強みを感じました。
この学部・学科を選んだワケ・きっかけ

私は高校生の頃から観光産業に興味があり、専門学校への進学を希望していました。しかし、一つの業種にこだわって学ぶよりも、より広く観光のことを学んでから将来の職業に繋げたいと考え、大学進学を希望するようになりました。観光を学ぶことができる大学はかなり限られていましたが、観光の中でも興味のある分野に着目して学べるプロジェクト学習があると知り、流通経済大学への進学を決めました。当時ブライダルに興味があった私にとって、式場見学や実際にプランを立てる経験を大学でできるという点に魅力を感じ、迷わず即決したのを鮮明に覚えています。
将来の夢・目標
私は高校生の頃からブライダル業界に興味があり、大学でも実際に式場見学やプランニングの体験を行いました。現在、LGBTQ(性的マイノリティーの略称)という言葉をよく耳にしますが、その中でも同性婚に着目して、将来の仕事に結び付けられないか考えています。
日本では公に認められていないことではありますが、少しずつ理解が広がっているように感じます。そういった方々の幸せを形にするのがブライダル企業であり、私はそこでさまざまな手助けできるような人になりたいです。
そのためには私自身がさらにLGBTQについて知ることが必要と考えています。ゼミでは読書課題があり、積極的にこのテーマに関する本を選び、分析し、周りに発信しています。来年からはインターンも始まるので、実際に同性婚の挙式をしたことがある式場へ赴き、自分の目で現実を確かめながら向き合っていきたいです。