愛知淑徳大学/先輩の学問体験記
少人数制の授業で、楽しく着実に英語力を磨く

※学年は取材時点のものです
私の学科ではこんな勉強をしています

グローバル・コミュニケーション学部では、1年次にスキル科目を中心に、60分授業を週3回、約8週間で1科目を修了するクォーター制の短期集中・反復型学修システムFEP(First-year English Program)を取り入れ、英語力を徹底的に鍛えます。受験を念頭に置いた高校英語とは異なり、大学ではコミュニケーションや英語での議論の方法、留学に向けた表現力など、実践的な英語を学べる印象です。学術的思考力を磨くことを目的とした「Academic Skills」では、外交問題や食育など、さまざまな社会問題をテーマに、レポートを作成したり、学生同士で自分の考えを話し合ったりしました。テーマごとに出てくるキーワードも異なるため、社会の動きを理解し、自分なりの考えを表現する力を養いながら、語彙力を増やすことができました。専門科目の授業は全て英語で行われますが、分からないことがあればクラスメイトや先生に気軽に聞くことができる雰囲気は、少人数クラスの魅力だと感じます。
この学部・学科を選んだワケ・きっかけ

私は5歳の頃から英語塾に通っており、高校も国際色豊かな環境で学びました。今まで身につけてきた知識を活かし、得意をさらに伸ばしたいと思い、大学は英語が学べる学部を志望。学部の専門科目がALL ENGLISHで、2年次に全員が海外留学できる点に魅力を感じ、愛知淑徳大学への進学を決意しました。元々、英語力にはある程度自信を持っていたため、入学当初の品詞分解や自己紹介などの基本的な授業は「もっと専門的なことを学びたい!」とはやる気持ちもありました。しかし、習熟度別の少人数クラスで同等の英語力を持った仲間と対話しながら学べるほか、授業が進むにつれてディベートや文献を活用したエッセイの書き方など、より学術的な事柄を学習でき、学びたかった英語学習が叶っています。2年次からは自由選択できる科目が増えるため、興味のある観光分野についても学んでいきたいと考えています。
将来の夢・目標

幼い頃から英語に触れてきたこともあり、中学生の頃から漠然と「英語を活かして働きたい」と考えていました。今は航空業界や観光業界といった、英語でのコミュニケーションが重要となるサービス業に興味を持っています。どちらの業界に進むにしても一定の水準の言語力が求められるため、卒業までにTOEIC900点以上を目標として、定期的に学内で実施されるTOEICのテストや日々の授業の復習に力を入れています。また、同じ星が丘キャンパスの交流文化学部の授業を履修できる制度もあるため、観光分野の授業も積極的に履修していきたいと考えています。まだ、将来の目標は明確ではありませんが、2年次の海外留学やゼミ活動などの体験を活かし、英語以外の分野にも視野を広げながら、将来の可能性の幅を広げていきたいです。
後輩へのアドバイス
グローバル・コミュニケーション学部は、少人数制の授業で学生と先生の距離も学生同士の距離も近いため、本当に英語の力を伸ばしたいと考えている人には最適な場所です。会話形式で発言する機会が多く、授業が楽しいのも特徴。自主性がないと進まないため、積極的に発言していくことが大切だと感じています。そうすれば先生から具体的なフィードバックをもらうことができ、自分の課題がわかってきます。また、ネイティブの先生や留学生たちとの気軽な会話を楽しめ、授業とは違った形での英語コミュニケーションを実践できる「グローバルラウンジ」もオススメです。私は大学の4年間は新しいことに挑戦するのに適したタイミングだと考え、楽器未経験ながらもFree Musicという音楽系のクラブに所属しました。初めてのサクソフォンの練習に励む日々です。皆さんもぜひ、興味のあることに思いきりチャレンジできる大学を選んでください。
※掲載している情報は取材時点のものです。(2019年度)
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1週間の時間割

1年次後期の時間割です。月・水・金の1~3限は60分授業です。伝統芸能について学ぶ「Traditional Arts in Japan」や楽しめる体育などを履修しています。
どんな高校生活を送っていましたか?
授業のほかに取り組んでいたこと
高校では、英語に注力する国際理解コースで学んでおり、課外活動としてさまざまな国際交流行事に参加しました。部活動も英会話部に所属し、友達やALT(外国語指導助手)との会話を楽しみながら、積極的に英語に触れていました。
高校時代の勉強法(特に入試対策)
高校時代は学校から課題が出ることが多かったため、放課後にその日の授業の復習をしていました。また、通信教材を活用して予習も行っていたため、自主学習の習慣は身についていたと思います。日常的な学習にプラスして、定期テストの前には要点がまとめられた問題集を解いて対策。自分に合った教材や勉強方法を早期に見つけられたことは、受験においてもメリットでした。高校3年になると、徐々に受験を意識。週末に高校で開催される学習会や補習に積極的に参加し、クラスの仲間と切磋琢磨しながら勉強していました。もともと国公立大学を志望していたため、網羅的に各教科を学習し、苦手分野の底上げに注力。高校で定期的に実施していた模試の結果を参考に自分の得意・不得意を分析して、学習計画に役立てていました。センター試験や志望校の過去問題も解き、苦手な分野は問題集を解くことで補っていきました。