国公立大学を第1志望にしているみなさん。受験の準備は順調に進んでいますか?
たとえば、「学びたい分野」を決めて、大学ごとの授業や研究内容、
学び方や雰囲気を大学HPやSNS、オープンキャンパスなどで確かめて比べてみる。
また、直前期に不安が残らないよう、私立大学の併願計画も立てて、
出願までのスケジュールを意識した勉強を進める。
こうした準備の参考になるように、受験までにやっておきたいことを紹介します。
国公立大学を第1志望にしているみなさん。
受験の準備は順調に進んでいますか?
たとえば、「学びたい分野」を決めて、
大学ごとの授業や研究内容、学び方や雰囲気を
大学HPやSNS、オープンキャンパスなどで
確かめて比べてみる。
また、直前期に不安が残らないよう、
私立大学の併願計画も立てて、
出願までのスケジュールを
意識した勉強を進める。
こうした準備の参考になるように、
受験までにやっておきたいことを紹介します。
高校1・2年生の
みなさんへGuide
高校の授業や定期テストで
「使える力」を育てよう!
基礎+思考で学力の軸を作る
時間内で読む・解く力を磨く
出題変化に動じない地力を育てる
授業や定期テストで基礎を固めながら、思考・表現問題に日常的に触れて「使える力(知識を状況に合わせて活用できる力)」を伸ばしましょう。また、時間内で解く練習を重ねると読み取りと判断が速くなります。こうして育つ力は、将来の入試で出題形式が変わっても動じない強みになります。大学入学共通テストにも個別試験にも通用し、私立大学を含めた多様な方式にも対応できるでしょう。
〈大学入学共通テスト〉
〈個別の学力検査〉
そのほか、面接(14.3%)、口頭試問(0.8%)、小論文(8.4%)英語の検定試験の成績(10.1%)など。
※一般入試で受験し偏差値55以上/複数回答
低学年の頃は、まず授業の予習・復習を大切にしていました。さらに「限られた時間をどう使うか」を意識し、通学の電車では両手がふさがっていてもできるリスニング対策を行ったり、小さい頃から好きだった歴史漫画も、知識を深める教材として活用していました。受験生になって理系から文系へ志望系統を変更することになったのですが、こうした日々の積み重ねで身に付いた基礎力があったからこそ、落ち着いて受験に臨むことができました。
文理選択は「将来を見据えた
興味あるテーマ」が起点!
興味あるテーマを言語化
テーマにつながる学問探し
文系・理系・文理融合へ結びつける
まず「自分の将来を見据えた興味あるテーマ」を描きます。次にそのテーマにアプローチできる学問分野を調べ、最後にその学問が文系・理系・文理融合のどこで深めるのが自分にとって最適かを考えましょう。学部学科名にこだわるのはまだ先で大丈夫。テーマを起点にすると迷いが減り、後々の併願すべき私立大学選択や入試科目選択の納得度が高まります。

「キーワード」「SDGs」「研究」「動画」など多様な切り口で、理学部・工学部・生命環境学部・建築学部の理系4学部でどんなことが学べるかを検索できるポータルサイトです。興味や関心から学びたいこと・学べることを自由に探せ、理系の学びの幅広さや最先端の研究テーマに気軽にアクセスできます。大学でどの分野を選択しようか迷っている人や新しい学びに触れてみたい人にも最適です。
国公立大学を志望校として考えている人はこのサイトを活用しましょう。志望校の学部・学科と同じ学問が学べる、関西学院大学の学部・学科を見つけることができます。
「模擬試験で志望校を書く」
情報集めを始めよう!
HPや大学案内で学びの特徴を確認
興味が湧くキーワードを記録・比較
複数の志望校候補をピックアップ
文理選択をすると、志望校がだんだんイメージできるようになります。気になったり、すでに志望校として考えていたりする大学のHPや大学案内などを確認し、学びのポイントや在学生の声から、興味が湧いたキーワードをチェックしてあとで比較できるように整理しましょう。高2夏の模擬試験では志望校を記入する機会があるため、めざす学問から志望校候補をいくつか挙げられる状態が理想的です。
大学の情報(HP・SNSなど)
次いでオープンキャンパス(47.0%)となっています。
※一般入試で受験し偏差値55以上/複数回答
高校2年生になり、初めて志望校記入をする模擬試験に向けて、国公立大学の志望校はすでに決まっていたため、併願先となる私立大学を本格的に研究し始めました。複数大学の大学案内やHPを比較して、学びの内容やキャンパスの雰囲気が自分に合う大学を絞り込み、さらに、入試制度や一般入試問題を研究。その中で「関西学院大学の入試は共通テスト対策が活用できるのではないか」と気づき、併願先として関西学院大学を志望校記入する事を決めました。早期から私立大学を併願先として意識したことで、計画的に受験対策を進めることができました。
オープンキャンパスは
“夏+春”で比較と深掘りを!
夏は複数校を客観的に比較
春は学びから将来の姿を具体的に描く
志望理由の根拠を明確化
夏のオープンキャンパスは複数校を回って模擬授業・施設・学修支援を体験し、記録シートなどで客観的に比較しましょう。高3になる前の春(高2の3月)には、これまで参加してきたことによる気づきを基に「やりたいテーマ→その大学の授業・研究→将来の姿」のロジックで志望理由を言語化するのがベスト。そうすれば、高3での受験・学習計画がぐっと立てやすくなります。

西宮上ケ原キャンパス・西宮聖和キャンパスと神戸三田キャンパスで行われる「来場型」とYouTubeアーカイブ配信で行われる「WEB型」で開催します。「来場型」は、大学紹介、学部紹介・模擬講義、入試説明、キャンパスツアーなどのほか、キャンパスごとの特別企画を実施。「WEB型」は配信期間中はいつでも視聴できます。例えば、来場型に参加した後に、さらに詳しい情報収集に活用する高校生も増えています。
SNSの「定期的なチェック」を
ルーティン化しよう!
最新情報を確認する
気づきはノートやアプリにまとめる
情報の取りこぼしを防ぐ
志望校候補のSNSをフォローし、イベントや入試情報などを定期的にチェックしましょう。例えば週1回の確認日を決めて閲覧し、何らかの気づきはノートやスマホアプリに記録。公式情報に触れる習慣は、在学生や教員の声・TOPICSを確認でき、オープンキャンパスや入試説明会の参加機会を逃さないコツ。私立大学も含めて最新の変化に素早く対応しましょう。

Instagramは、美しいキャンパスや学生の雰囲気がわかる公式アカウント(フォロワー約3.5万人)のほか、学生の日常や学びのリアル、入試に関する情報など受験生向けに特化した関学サブチャンネルがあります。LINEも登録しておくと、オープンキャンパス、大学・入試説明会情報や入試日程など、最新情報を欠かさずチェックできます。
高校3年生の
みなさんへGuide
受験勉強は「模試×過去問」で
対策しよう!
模試で弱点と課題を読み取る
過去問で本番力と時間感覚を鍛える
分析→補強の循環で得点を伸ばす
高3の学習は、模擬試験と過去問活用がカギ。模擬試験では判定を見て志望校のレベルや学力の到達度を確認するだけでなく、「どの分野が弱いか」「時間が足りない理由は何か」などを読み取ることも重要です。過去問は本番時間で解いて実力との差を把握します。出てきた課題を整理し、必要な勉強法に戻りましょう。こうした「模試・過去問→分析→弱点補強」の繰り返しが国公立大学の二次試験対策にもつながります。必要に応じて私立大学の過去問に触れておくと安心です。
高校3年生になると、模擬試験を受ける機会が増えてきます。例えば「進研模試/ベネッセ総合学力テスト」は全国約45万人が受験する全国最大規模の模擬試験です。これは大学入学共通テストの現役受験者人数とほぼ同数。ライバルともいえる多くの受験生の中で、自分の学力が確認できます。大学受験のステップとして、上手に活用しましょう。

入試情報総合サイトには、一般選抜の過去問が掲出されており、PDF形式の問題が簡単にダウンロードできます。出題意図や解答(例)も合わせて公開されているので要チェック。また毎年6月には、全日程の問題・解答(例)・講評に加えて、 各設問の配点 、正答率を掲載した「一般入学試験問題集」も発行されるので、詳細を確認したい場合はこちらも手に入れよう。
併願校選びの決め手は
やっぱり「学問」!
必ず自分が深めたい学問を優先
カリキュラムや研究内容を比較
学部学科名にとらわれない
第1志望校が決まって併願校を考えるときこそ、「自分が本当に深めたい学問」を軸にしましょう。カリキュラム、研究室テーマ、学び方(PBL・副専攻・他学部履修など)、卒業後の進路実績まで照らし合わせ、学びの相性をしっかり確認することが大切です。また、学部学科名が同じでも中身が違う、名称が異なっても実質同じ学問を扱っているケースがあることにも留意。オープンキャンパスに参加して、学び方や学生の姿を直接確かめてもいいでしょう。
大学生に実施したアンケートでは、併願校を決めた理由の第1位は「学部・学科」で興味ある学問が学べるかを重視する結果が出ています。また、「得意科目を活かして受験したい」、「第1志望校の前に腕試しとして併願校を受験したい」という意見もありました。

志望している国公立大学と同じ学問が学べる関西学院大学の学部・学科が見つかるサイトです。多くの現役関学生が第1志望校として受験した西日本を中心とした国公立大学を掲載。国公立大学名を選択すると、同じ学問が学べる関西学院大学の学部・学科が表示され、さらに関西学院大学HPの学部・学科紹介へと遷移するので、学びの詳細も知ることができます。関西学院大学を併願校候補とするためには最適なサイトです。
自分の強みを活かせる
受験科目を軸に!
自分の得意科目を認識
私大の共通テスト利用方式を確認
無理のない併願戦略を組み立てる
国公立大学は前期・後期と受験機会が限られるため、共通テストの得点をそのまま活かせる私立大学の方式を知っておくことが安心材料になります。共通テスト利用型や、共通テストと個別試験を組み合わせる方式など、追加の受験対策の負担が少ない入試も多くあります。自分の強みがどこで活きるかを早めに把握しておくと、第1志望校に向けた学習に軸足を置きながら、無理のない併願戦略が立てやすくなります。

[2027年度入試]
[2027年度入試]
共通テスト後の
スケジュールを整理しよう!
共通テスト後に出願できる大学を探す
自己採点の結果から出願校を固める
受験スケジュールを見える化する
共通テストが終わると、自己採点の結果をもとに受験校を最終決定する時期に入ります。Action3でも述べましたが、国公立大学は前期・後期と受験機会が限られるため、併願校として共通テスト後に出願できる私立大学を調べて整理しておくこともおすすめします。出願開始日や締切、試験日程を見える化し、想定パターンをいくつか用意しておきましょう。第1志望校の受験までの流れをつかむとともに、これからの動きがスムーズになるはずです。
大学生に実施したアンケートでは、第1志望校以外に受験した併願校数は「2校」が最多の24%、続いて「1校」21%、「3校」20%となっており、「1〜3校」が全体の65%を占めています。

2027年度入試情報については、「入試情報総合サイト」を参照ください。
費用と奨学金は念入りに
調べておこう!
受験〜入学の費用を算出
奨学金制度の条件を早めに調べる
年内申請などのケースにも対応
国公立大学志望であっても、受験料や試験会場までの移動・宿泊といった受験にかかる出費は早めに見積もっておく必要があります。さらに、入学後の授業料や生活コストも大まかに把握しておくと、見通しが立ちやすくなります。また、奨学金制度は、条件や申請時期を受験年度早々には確認しましょう。私立大学の例として11月申請→年内に採用候補者決定(辞退も可能)といった入学前申請型の制度もあります。

関西学院大学は、返還不要の給付型奨学金をはじめ、独自の奨学金制度を多数設けています。学部生の3人に1人以上が奨学金を受給。多くの学生が利用できる環境が整っています。
11月に申請し、一般選抜出願前の年内に採用候補者を決定します。専願ではないため、辞退することもできます。
交付金額:25万円(自宅外通学生35万円)
近畿圏外からの進学者には20万円を付加した増額支給(初年度のみ)
支給期間:4年間(標準修学年限内)の継続支給 ※継続条件あり
採用候補者数:約250名(予定)