人にも地球にも私にも
「オイシイ」学び。
「おいしい」という体験は、単に味が良いという
ことだけではありません。
社会や経済にとっての価値を生み出すことも
「おいしい」の一部です。
京都女子大学の食科学部では、
食の科学とマネジメントを
統合的に学ぶことで、
人も、地球にも、そして学ぶ
あなた自身にも「オイシイ」社会を
デザインする力を育みます。

CASE01
牛丼1杯食べるのに
お風呂10杯分の水を
使っている!?

輸入牛肉1kgの生産には
約2万Lの水が必要と言われています。
つまり、食料を輸入することを通じて、
海外の水資源を大量消費(バーチャルウォーター)
していることになります。
CASE02
2050年、チョコが
「幻のスイーツ」になる!?

気候変動や病害の影響で、
カカオが育つ地域は世界的に減少しています。
このままでは2050年ごろ、
原材料の確保が難しくなり、
チョコレートが気軽に楽しめなくなる
「2050年カカオ問題」が
現実になるといわれています。
CASE03
賞味期限が1秒でも過ぎたら、
「可燃ごみ」になる?

日本の食品業界には、賞味期限の「3分の1」を
過ぎると小売店に納品できず廃棄される
厳しい決まり(3分の1ルール)があります。
科学的には安全に食べられるものでも、
ルールや消費者の意識によって
大量のロスが生まれています。
京都女子大学の新しい食科学部なら
そんな未来を変えられるかも!
物価の上昇も、食の格差も、
「しょうがない」で終わらせない。
二つの視点から
食と社会をつなぐ新しい学び。
食マネジメント学科

食物栄養学科
CASE01
CASE02
CASE03
ビジネスBusiness

活気をつくる美味しさや栄養といった食の喜びを、人々に届けつつ持続可能なビジネスとしていく術を学びます。外食産業や食品メーカー、流通業界などで役立つ知識と課題解決力が身につきます。食ビジネスはその土地の特産品を使うなど、地域創生にもつながります。
開発Development

可能性をつくる新しい食材や調理技術の研究により、従来にない食体験が生まれています。代替原料の開発や食品加工技術の進化により、限りある資源に頼らず、おいしさと栄養を両立する食品づくりが期待されています。
栄養Nutrition

カラダをつくる私たちの身体そのものも、身体を動かすエネルギーも、食物に含まれる栄養素からつくられます。摂取する栄養が健康状態を左右するため、病院などでは管理栄養士をはじめとしたプロが活躍しています。
環境Environment

安心をつくるこのまま地球温暖化が進むと、干ばつや洪水などの自然災害が増え、農作物が不作で食糧難となる可能性がー。そこで代替食の開発など、地球規模の大きな課題に立ち向かえる人材が期待されています。
テクノロジーTechnology

未来をつくるAIの活用やゲノム編集、機械化など最新のテクノロジーの開発、また伝統的手法の再評価によって食の未来を支え、持続可能な社会のために貢献できる人材を育成します。
健康Health

健康をつくる食べ方や栄養バランスへの理解が深まることで、日々の食事が健康づくりの基盤となります。血糖値コントロールや適切な栄養摂取など、科学的知見に基づいた食習慣の研究が進んでいます。
より良い食のあり方を考え、
新たに提案できる人材へ
食マネジメント学科
食はどのようにして供給され、
消費されているのか。
さまざまな仕組みについて学びながら、
課題と解決策について考え、
多様なフィールドでの活躍をめざします。

持続可能な社会をつくる鍵は、
どう食をつくるか
日本・世界の食を取り巻く環境や、食物の生産・加工・活用等に関する実際の姿について、フィールドワークも交えて実践的に学びます。それらを通して、事実やデータに基づく思考力・分析力や、これを活かした課題解決力を身につけます。

食をめぐる社会、ビジネス、
将来を追求
生産された食は、どのような社会構造、ビジネスの仕組み(流通、マーケティング、ブランド戦略等)によって消費者にたどり着くのか。また、地域や社会にとってどのような影響をあたえるのか等について、様々な要素を一連のプロセスとして多角的に学びます。また企業や行政と連携したプログラムによって実社会に実装する力を養成します。
履修イメージ
- 学科専門
- 世界のフードスケープ/食と発酵の産業入門/フードテック論/世界の食料/食のバイオテクノロジー/食生活・食文化論/食品分析学/京都の食/食品流通論/マーケティング戦略 など
- 学部共通
- フードコーディネート論/食空間プロデュース論 など
- 産官学連携
- 食マネジメント国際演習/「和食」における京野菜・旨み成分・伝統産業 など
予想される進路
- ●企業[食品、エネルギー、流通、化粧品、製薬、醗酵・醸造]
- ●農業[生産、販売、流通]
- ●国・地方自治体 ●大学院進学 ほか
未来の健康を支える
栄養のプロフェッショナルへ
食物栄養学科
人間の生命維持に欠かせない、
食と栄養に関する専門知識を学びます。
卒業後は病院での栄養指導や
企業での食品開発など、
多彩な場で活躍できます。

管理栄養士の国家資格取得も
めざせる確かな学び
社会で活躍するための栄養士免許や、管理栄養士の国家試験受験資格が取得可能。学外実習にあたっては手厚い事前事後指導を行い、管理栄養士として活躍する卒業生との交流会や、管理栄養士国家試験対策講座も実施しています。

「食」「栄養」「健康」など、
一人ひとりの興味・関心にあった幅広い研究テーマ
食物栄養学科の研究内容は幅広く、「食」「栄養」「健康」などさまざまなテーマで卒業研究を完成させます。指導教員の丁寧なサポートのもと、学生は自分の興味・関心に合わせて専門的な知識手法を身につけていきます。
過去の卒業論文一例
- ・市販カット野菜における多剤耐性菌の分布状況
- ・食べ方や食べる時間、運動が血糖値及びホルモンに与える影響
- ・陸上長距離選手の栄養アセスメント
- ・貧血予防に関する栄養サポートの検討
履修イメージ
- 学科専門
- 管理栄養士に関する履修科目(食品学総論、基礎栄養学、臨床栄養学、食品加工学実習、給食運営実習、解剖生理学など)の他、栄養薬理学、食品開発論、スポーツ栄養学、食行動療法論 など
- 学部共通
- フードコーディネート論/食空間プロデュース論 など
- 産官学連携
- 国際食文化研修/企業とのメニュー開発および販売 など
予想される進路
- ●管理栄養士
- ●栄養士
- ●病院・福祉施設
- ●学校・幼稚園
- ●保健所
- ●食品メーカー ほか
「食」の学びが
「オイシイ」理由
豊かな食事は、体も心も喜ばせます。近年では赤ちゃんから高齢者までライフステージごとの対応、多様な嗜好・食文化への配慮など「食」は進化を続けています。一人ひとりも、人のつながりも元気にさせる、みんなにオイシイ!学びです。
生産〜流通〜供給・販売など食にまつわる活動は広範囲!フードロスや環境問題といった地球規模の課題にも、産業の振興や店舗・食文化創造を通じた地域活性化にも欠かせません。地球も地域もみんながハッピーになる学びなのです。
人にも地球にも欠かせない総合科学「食」。社会の多様性や健やかさ、持続可能性が重要視されるなか、食関連にとどまらない多様な企業、自治体が非常に注目しています。広がる未来はますますたくさん、選べる学びはとてもたくさん。文系・理系関係なく、多様な専門性を組み合わせることで、あなたに一番オイシイ!キャリアを手づくりできます。
食科学部 3つの特徴

- 01
- 地元農家や企業との
産学連携による取り組み
食は身近なところに教材があり、かつ世界共通のテーマであることが魅力。たとえば地元農家と協力して栽培した京野菜を使い、企業と共同で地産地消やSDGsに配慮した学食メニューを開発する…といった実践的な取り組みを行っています。

- 02
- 生産体制などの海外事例研究や
海外視察・研修を実施
日本の生産現場における管理体制の改善に活かすため、海外の事例を研究することもあれば、 実際に海外に赴いて視察や研修を行うことも。過去にはフランスでの食文化体験・研修旅行を実施し、日本の食文化との違いを肌で感じました。

- 03
- 充実の施設設備のもと実習、
関連施設でさらなる研鑽も
大量調理に適した給食経営管理実習室をはじめ、実習・実験教室が充実。 また、学内にある「京都女子大学栄養クリニック」は、 食と栄養に関する専門的な情報発信を行う研究所で、 多様な授業に食物栄養学科の学生も参加することができます。
よくあるご質問
- Q
- 文系でもチャレンジできますか?(受験の条件はありますか?)
- A
- はい、もちろん可能です。特に「食マネジメント学科」は、文系・理系の枠組みを超えて「食」を多角的に捉える「文理融合」の学びを掲げており、文系科目のみでの受験も可能です。 一方、「食物栄養学科」は管理栄養士の養成を目的とするため、一般選抜入試では理科(生物または化学)が必須、もしくは選択科目として含まれますが、入学後の基礎教育が充実しているため、食への強い意欲があれば文系の学生も歓迎しています。
- Q
- どんな教員がいますか?
- A
- 基礎研究からビジネス、社会、文化まで、食の全領域をカバーする専門家が、学部に集結しています。
食マネジメント学科には、最新のバイオテクノロジーや発酵技術の研究者をはじめ、食料経済や社会学といった、社会の仕組みから「食」を捉えるスペシャリストがいます。文系の関心からスタートできる教員から、最先端の科学を追究する教員まで幅広く揃っており、文理の枠を超えた多彩な視点を直接学ぶことができます。
食物栄養学科には、食品、栄養、衛生、調理、健康、臨床の研究者、特に臨床現場を知り尽くした管理栄養士までいます。
食および食品に関して、基礎から臨床までの幅広い視点で学ぶことができます。
- Q
- 進路は食に関連する職業が多いですか?
- A
- 「食」を武器に、あらゆる業界で社会課題を解決できる人材の輩出をめざしています。
食品メーカーやフードサービスといった「食」の最前線および食物栄養学科の管理栄養士の資格を活かした職業は、大きな進路です。しかし、私たちが期待しているのは、それだけに留まらない「食の視点を持ったリーダー」の広がりです。
本学部で養う「データ分析力」「マネジメント能力」「科学的思考」は、IT、商社、金融、自治体、コンサルティングなど、どのようなフィールドでも通用する強力なスキルです。「食」という生活に不可欠な領域を深く学んだからこそ見える視点を活かし、多様な業界で新しい価値を生み出してほしい。私たちは、卒業生が社会のあらゆる場所で「食のスペシャリスト」として、そして「次世代のリーダー」として活躍することを全力で応援します。
- Q
- 奨学金について教えてください
- A
- 2026年度入試より、手厚い新しい奨学金制度がスタートしました。
新設された「京女スピリッツ奨学金」では、一般選抜前期(3科目型)の成績優秀者に対し、4年間の授業料・教育充実費(最大約500万円相当)を全額免除します。人数制限や世帯所得制限がなく、成績次第で全員が対象となる制度となっています。その他、1年次の年間授業料(約100万円)を免除する「京女チャレンジ奨学金」、「京都で学ぶ特待生制度」など様々な奨学金を用意し、皆さんの学生生活を強力にバックアップします!
詳しくは、次のページを参照してください。
- Q
- 家政学部から「食科学部」に変わることで、これまでの
食物栄養学科の学びや取得できる資格に変更はありますか?
- A
- 伝統ある「食の京女」の学びと資格はそのままに、より一人ひとりの夢に寄り添う形へ「進化」します。
管理栄養士養成の伝統と取得資格に、一切変更はありません。 培ってきた強みはそのままに、学生一人ひとりの興味や進路に合わせて学びをより深められるよう、カリキュラムを「発展的に拡充」しました。- 変わらない安心:管理栄養士国家試験の合格に向けた手厚い指導や科目は継続します。
- 深まる学び:学生個々の将来の目標や興味・関心に応じて、専門性をより自由に、主体的に追求できる教育課程へと進化しました。