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研究File.02 地球温暖化

私の出している二酸化炭素ってどのくらい?

Q3.あなたが1日の生活の中で出している二酸化炭素はどのくらいだろうか?

  • ① 26g(小さいピーマン1個程度)
  • ② 2600g(メロン2玉程度)
  • ③ 26000g(小学3年生の体重程度。26kg)

答え:③ 26000g(小学3年生の体重程度。26kg)

一年間に日本で排出される二酸化炭素量から、1人当たり1日の排出量を計算すると
26.5kgになる。
つまり、私たちは毎日、自分の体重の半分近い重さの二酸化炭素を出しながら暮らしているんだ。

自分の生活を振り返ってみても、そんなに出している自覚はないよね。
いったいどこで出しているのだろう。

二酸化炭素は、どこから出てるの?

二酸化炭素はどこから発生しているんだろう。
エアコンの室外機だろうか? テレビだろうか?

主な答えは、「化石燃料を燃やしているところ」。
化石燃料とは、石油・石炭・天然ガスなどのこと。これらを燃やしてエネルギーを得る過程で二酸化炭素が発生している。

化石燃料は、次のようなところで利用されている。
・火力発電所(石油・石炭・天然ガス)
・工場などのボイラー(灯油)
・自動車(ガソリン)
・飛行機(ガソリン・灯油)
※ガソリン・灯油は、原油からつくられた石油製品だ。

最も多いのは発電による二酸化炭素の発生だ。私たちの生活では、照明をはじめ電気を使わない日はない。ほかにも、ガスでお湯を沸かしたり、自家用車を利用したりもする。これらの普及に伴い、使用する電気やガス、ガソリンなどの量が増えたんだ。

また、工場では私たちの生活に必要なものをつくっているし、それを私たちの手元に届けるためにも飛行機・車・電車などの運輸が欠かせない。
今の生活は化石燃料なしでは成り立たない。

このように化石燃料に頼っている現在の社会では、生活の利便性が向上していくのと引き換えに、二酸化炭素を排出し続けるという構造になっているんだ。

石油・石炭などの化石燃料を燃やすと二酸化炭素が出る。
これが温暖化の原因なんだね。

私たちの生活で、二酸化炭素が一番多く出ているのはどこ?

日本で排出される二酸化炭素の内訳はどうなっているのだろう。

二酸化炭素の排出量は、1990年に比べて1.05倍以上に増えている。
上のグラフを見ると、工場などの産業部門からの排出が多く、家庭からの排出量は比較的少ないので、工場が頑張ればいいと思うかもしれない。
しかし、近年、工場での排出量は減少し続けていて、2015年では1990年の87%以下だ。その一方で、家庭からの排出量は増加を続けていて、1990年の1.4倍にもなっている。

産業部門も、運輸部門も、いずれも私たちの生活のために排出されている二酸化炭素だけど、私たちは日常の行動においても、もっと二酸化炭素を減らす努力が必要なんだね。

日々の生活の中で、直接的に二酸化炭素を出しているその内訳は、次のグラフのとおり。

テレビや冷蔵庫などの電化製品を利用するときのほか、ストーブやエアコンなどの暖房、お風呂やシャワーでお湯などを使うときに、特に二酸化炭素が多く出ているんだね。

産業部門も、運輸部門も、いずれも私たちの生活のために排出されている二酸化炭素だけど、私たちは日常の行動においても、もっと二酸化炭素を減らす努力が必要なんだね。

何気なく暮らしている生活の裏で、私たちはたくさんの二酸化炭素を出してしまっていることに気づかなければならない。

出典:※国立環境研究所温室効果ガスインベントリオフィス編「日本国温室効果ガスインベントリ報告書」
※環境省「温室効果ガス排出量の算定結果」

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